朝日杯フューチュリティステークス2024(京都芝1600m)のレース考察です。
12月15日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はアルテヴェローチェ、ミュージアムマイル、アルレッキーノ、トータルクオリティなど。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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朝日杯フューチュリティステークスはどのようなレースか解説します
概要・データ
阪神ジュベナイルフィリーズに続いて行われる牡馬混合の2歳マイル王者決定戦。以前は2歳王者を決めるG1レースは朝日杯フューチュリティステークスしかなかったが、最近はホープフルステークスができたことでメンバーが分散するようになった感じ。来年のクラシックを狙うような馬はここには出走せずにホープフルステークスに出るようになりましたし、よりマイル以下のスピードが問われるレースになってきています。
メンバーが分散されたことで以前よりもレースレベルは落ちましたし、短距離馬が多く出走してくることで道中ペースも流れるようになった印象。ホープフルS創設後は1400mからの距離延長組も十分に好走できるようになったのは、レベル低下と道中ペースアップが要因だと思います。ただ、今年は京都開催になりますし、先週の阪神JFが短縮ローテ組のワンツースリーで決まった点がどうでしょうか。
レースラップ
今年は京都開催になるので過去のレースラップは参考にできません。ただ、前述した通りで朝日杯FSは以前よりも短距離馬の出走が多くなってきて道中ペースが上がることが多くなってきた感じ。今年もそれなりにペースは流れるんじゃないでしょうか。
血統傾向
今年は京都開催になるので過去の血統傾向は参考にできません。先週の阪神JFを参考にするならば、１着アルマヴェローチェはハービンジャー産駒、２着ビップデイジーはサトノダイヤモンド産駒で母父キングカメハメハ、３着テリオスララは父こそアメリカ血統のシスキンですが母系がハルーアソングの系統でした。今の京都芝はヨーロピアンな馬場なので欧州由来の血統が走りやすくなっているんじゃないでしょうか。
今年の朝日杯フューチュリティステークスを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
京都芝は今週からDコースに変更。なんだかBコースで外伸びになったかと思いきやCコースでフラット馬場に戻って、未知の12月の京都芝は魔境のような馬場です。Dコースでも外差しが決まるヨーロピアンな馬場になると見ていますが、ちょっと土曜日の馬場傾向を見たいですね。
展開想定
なんだかやたらに前走で先行していた馬が多いメンバー構成。最近の朝日杯FSのレース傾向からしてもペース流れて追走力とスタミナが問われるような展開になるか。明確に差し馬が有利になりそうな感じがします。
ノーザン・ルメール・川田の取捨
早熟の2歳馬がお手馬になることが多い川田騎手は得意としているレース。今年は友道厩舎の少し晩成に見える馬に乗る点がどうでしょうか。ルメール騎手はそこまで相性が良いレースではありません。
ノーザンファーム生産馬はトータル複勝率３割で成績優秀。先週の阪神JFは上位がノーザンファーム生産馬で独占されましたし、まぁ普通に評価するべきじゃないでしょうか。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
タフなヨーロピアンな馬場でのハイペース差し決着
狙える馬のタイプ
素質と経験値を兼ね備えていて差し有利の流れがハマりそうな馬
嫌える馬のタイプ
前付けしてハイペースに巻き込まれそうな馬
考察まとめ
枠順発表前の朝日杯フューチュリティステークスの想定オッズ
※現代競馬においてオッズを事前に予想するのは非常に重要。明確に買える根拠のある馬は基本的に穴人気するので、穴人気するかどうかも事前にわかっておくべきです。
サウジアラビアロイヤルカップを制したアルテヴェローチェが１番人気。２番人気もミュージアムマイルになりそうで、３番人気が未勝利勝ちのパフォーマンスが秀逸だったアルレッキーノあたりでしょうか。
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＜推奨根拠＞
正直、今年の朝日杯FSは能力上位でハイペース濃厚で差せそうな馬となると、人気のアルテヴェローチェ、ミュージアムマイル、タイセイカレントあたりになってしまいそう。そんな中で少し人気がなさそうな馬の中で狙うならこれか。
今年のクローバー賞は時計やレース上がりを見てもそれなりにレベルは高そう。この馬は距離が伸びて良さそうですし、上がり最速で勝ち切っている点からもまだ余力はあり。昨年も札幌のオープン競争からのローテでエコロヴァルツが好走しましたし、中穴で狙うならこのあたりか。
一方でちょっと危ういと思っている馬はこちら。
↓↓↓
アルレッキーノ
未勝利勝ちのパフォーマンスは半端なかったが、サウジアラビアロイヤルカップが案外すぎる結果。どうも控えても良さが出なそうなタイプで、今回はどういう競馬をしてくるか。先行馬が多いので無理に前に行っても良い感じはしないが・・・
下半期のG1戦線も佳境になってきていますが、ここにきてマイルチャンピオンシップとジャパンカップでG1を連勝！！どちらも人気薄を本命に推して見解も完璧だったと思いますし、良い流れが来ております。
＜ジャパンカップ レース結果＞
１着：△ドウデュース １番人気
２着：◎シンエンペラー ８番人気
２着：☆ドゥレッツァ ７番人気
＜マイルチャンピオンシップ レース結果＞
１着：◯ソウルラッシュ ３番人気
２着：◎エルトンバローズ ７番人気
３着：消ウインマーベル 10番人気
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さて、2024年も１２月になりました。
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ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞プレ予想
金曜日は重賞のプレ予想を配信いたします。ここで「競馬開催日の競馬ノート」の週末のパスワードを配布いたします。ここから週末のレース予想が始まっていきます！
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【不定期】地方競馬の重賞予想
地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
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