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葵ステークス2022の予想を公開!

葵ステークス2022(中京芝1200m)の予想です。

5月28日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はウインマーベル、アネゴハダ、コラリン、オタルエバーなど。中京競馬場の芝1200mで行われるGIIIです。

 

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葵ステークス 2022予想

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葵ステークスはどんなレースになりやすいのか?

2018年から重賞格付けとなった3歳限定の芝1200m戦。今年からはGIIIグレードとなりましたし、これまでのクラシック路線では自慢のスピードを発揮できなかった馬たちが鬱憤を存分に発揮できるような舞台になったか。

過去4年間の好走馬を見てもその後にGIを勝利した馬はゼロ。最も活躍したと言えるのもラブカンプーのスプリンターズステークス2着ぐらいですし、基本的に世代上位のスプリンターはこの時期に葵ステークスを使ってくるというわけではない感じ。これまで1200mを使ってこなかった馬がここに来て初めて1200mを使ってくることも多いですし、毎年のように二桁人気の馬が激走しているように波乱傾向のレースと言えるか。

京都競馬場の改修に伴って昨年から葵ステークスは中京競馬場での開催。中京芝1200mはJRAのスプリントコースの中でも直線距離が最も長い舞台になりますし、ただスピードがあるだけでは最後まで踏ん張れない馬が多い。しっかりと長い直線で一足使えるようなタイプのスプリンターが走りやすい舞台といえます。

参考までに昨年の葵ステークスの全着順を載せておきます。13番人気→3番人気→8番人気という波乱の決着になりましたが、出走馬の中で4頭しかいなかった父非サンデーサイレンス系のスピード血統が上位3頭を独占。上位7頭までは父か母父がミスプロ系でしたし、サンデーサイレンス系の軽さよりも非サンデーサイレンス系のスピードやタフ馬場適性が重要になると言ってよさそうです。

 

今年はどんなレースになりそうか?

今週で中京競馬場はAコース最終週。途中で雨の影響も受けたのでタフな馬場にはなってきているが、時計自体はそこそこ出ていますし、まだインも伸びているのでかなり難しい馬場コンディション。予想するこちらもそうですが、乗っている騎手でもどこを通っていいかわからないような馬場になっていると思います。

この世代のスプリント路線の上位馬はジャングロ、トウシンマカオ、ナムラクレアあたりだと思うが、どれも春はGI路線に進んだために葵ステークスに出走せず。その次点的な位置付けだったアネゴハダが抽選で漏れてしまったとなると、世代上位のスプリンター不在でなんでもありなメンバー構成と言ってよさそう。

スピードを押し出して勝ってきた馬が多いだけに先行争いが速くなるのは当然ですが、ここはカジュフェイス、トップキャスト、ジャスパークローネと何が何でも逃げなきゃダメな馬が3頭揃ったのはポイント。この3頭以外も先行タイプは揃っていますし、まず前半3ハロンは33秒台前半ぐらいのハイペースになるでしょう。

では、ハイペース想定で差し追い込みタイプを狙えばいいかといえばそう簡単にもいかなそう。最近の中京芝1200mのレースを見ていると、高松宮記念でもそうでしたが開催後半でもあんまり外からの差しはズバッと決まらない印象。昨年の葵ステークスもある程度の位置を取れた馬がなだれ込む結果になりましたし、極端な差し追い込みタイプは割引が必要か。好位〜中団ぐらいからちょい差しできそうなタイプの馬が狙い目だと思います。

 

 

考察まとめ

【レース質】芝のスプリント戦の中では末脚の質も求められる。<■□□■>

【狙えるタイプ】父が非SS系のスピードタイプ or ミスプロの血を持つ馬。

【狙えるタイプ】ある程度の位置につけられてちょい差しできるタイプ。

 


 

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葵ステークス 2022の印

【本命 ◎12 ウインモナーク】

3走前の中山マイルでの1勝クラス戦のレース後に4着にも関わらず「重賞を勝てる馬」と鞍上がコメント。その後もことあるごとに強気なコメントを出しており、主戦の鞍上の期待度は相当に高そう。結果が伴わなかったのは使っている距離が長かっただけのようで、前走でスプリント戦に使われると直線ではノーステッキで後続を突き放す強い内容。このパフォーマンスならこれまでの強気なコメントも納得できるという感じか。

今回は重賞挑戦とはいえ世代上位のスプリンターは不在で実質オープンクラス程度のメンバー構成。この馬でも能力上位になると思いますし、好位でセンス良く構えて差す競馬ができるので展開も向きそう。ウインブライトもこんな感じで鞍上の強気なコメントに導かれるように出世していきましたし、この馬も重賞級の可能性が高いと見ます。

 

【対抗 ◯2 テイエムスパーダ】

不良馬場でレースレベル微妙と見ていたフェニックス賞はその後のナムラクレアの活躍を見ても評価を見直した方がいい感じ。あざみ賞は半年の休み明けながらセリノーフォス以下を子供扱いして突き抜けましたし、普通に1200mなら強い馬と見ていいか。前走のフィリーズレビューは距離長かった上にハイペースでは失速するのも当然という感じだろう。

今回はベスト条件とはいえ同型が多い点がどうかだが、スタートセンス抜群で構えても競馬ができそうなので周りの出方を見ながら競馬ができそう。ちょうど去年のレイハリアのような競馬で抜け出してくるんじゃないだろうか。

 

【単穴 ▲13 ブレスレスリー】

父がアメリカンペイトリオットで母父コマンズというスピードの塊のような配合。いかにもゴドルフィン生産の馬らしく使うごとに良くなってきている感じがあり、前走は中山芝1200mのハイペース(前半3F=32.9)を先行して後続を突き放す素晴らしい内容。もう小倉2歳ステークスで惨敗した時とは馬が違うはずで、今のタフな中京芝も合うはずです。

 

【特注 ☆9 カイカノキセキ】

函館2歳ステークスの2着は低レベル戦だったのであまり評価はできないが、じっくり溜めて最後に伸びてきたマーガレットステークス3着は普通に評価できそう。1着馬がジャングロということを考えても今回のメンバーに入れば上位と見てよさそうで、溜めて差す競馬なら信用できる鮫島騎手で枠も展開も向きそうな感じがします。

 

【消5 シゲルファンノユメ】

毎回差し込んでくる脚力はここでも通用。ただ、父ディーマジェスティ×母父カーネギーの血統イメージからも本質的にスピードがあるタイプではなく、スプリントの上級戦ではスピード負けしそう。今回は多頭数で捌けるかも微妙な感じがします。

 

【消7 ウインマーベル】

アイルハヴアナザー産駒らしくスッと加速できずに惰性で伸びてくるタイプ。それだけにこれまでの勝利は全て外枠から揉まれない競馬でのもので、ファルコンSは馬群の中で揉まれる競馬で一瞬の脚が使えずに馬群を破ってこれなかった。今回は距離短縮でこの枠となると馬群の中の競馬になって怪しい感じがします。

 

【消16 コラリン】

1400mでは若干距離が長いが、1200mでは追走に忙しいという難しい馬。今回は久々の1200mで大外枠では位置を落とすのは明白。そこから外を回って追い込んでくるのは厳しいだろう。

 

【印まとめ】

 

【推奨買い目】

ワイドBOX 12,2,13,9

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはほぼ全頭が能力拮抗で土曜日で馬場もわからず。ハイペースになるとは思うが展開も隊列も馬場もどうなるかわからないので超難解なレースだと思います。軸1頭の馬券で当たるとも思えず、3連系の馬券では確実に紐抜けしそう。

ウインマーベル、シゲルファンノユメ、コラリンがそれなりに人気すると見て、この3頭を切っての4頭ワイドBOXが現実的な狙い目と見ます。勝負はこのレースではなく平場でした方がいいでしょう。

KAZ: