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アンタレスステークス2021の予想を公開!

アンタレスステークス2021(阪神ダート1800m)の予想です。

4月18日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:30です。出走馬はテーオーケインズ、レピアーウィット、グリム、アナザートゥルースなど。阪神競馬場のダート1800mで行われるGIIIです。

 

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3/27日経賞    回収率163%

3/21スプリングS 回収率255%

3/07壇ノ浦S   回収率238%

3/06オーシャンS 回収率1865%

3/06チューリップ賞回収率103%

2/20ダイヤモンドS 回収率203%

2/13クイーンC   回収率155%

2/06早春S     回収率262%

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アンタレスステークス 2021予想

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アンタレスステークスの週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

フェブラリーステークスが終わってからしばらくダート中距離路線はオフシーズンの期間が続いていたが、ようやくこのレースあたりから夏の帝王賞に向けて中距離路線の火蓋が切って落とされる感じ。

GIII戦なので、すでにGI実績があるような馬は出てこないですが、別定戦なのでマーチステークスよりはメンバーレベルが高くなりやすく、この後のダート路線の中心になる可能性ある馬が毎年出走してくる感じ。今年も休養しているGI馬たちを除けば、クリンチャー以外の主要馬がズラリと揃ったと言えるんじゃないでしょうか。

 

今年のアンタレスステークスのポイントは天気と馬場と見ていいでしょう。

阪神競馬場は土曜日が終日雨予報。実際に土曜日の阪神ダートは水が浮くような馬場になってしまいましたし、日曜日は晴れたとしても雨の影響は間違いなく残るはず。もしやすると水たまりがなくなる分で土曜日より速い馬場になる可能性もありそう。

出走メンバーを見ても外枠にメイショウカズサ、ケンシンコウ、ナムラカメタローなど積極策を取りそうな馬たちがいますし、馬場を考えてもペースはそれなりに流れるはず。前半1000m=60秒前後のハイペース戦になりそうで、決着時計も1分49秒前後ぐらいになりそう。スピードの持続力に長けていて、なおかつスムーズに競馬ができそうな馬を狙いたい。

というわけで予想の発表。

 

どんなレースになるかを推理

[コース特徴] 阪神ダート1800mは3ハロン目のラップが緩む傾向。一旦緩んでからの持続力戦になりやすい。
[馬場レベル] A=高速
[馬場バイアス]やや先行有利か
[血統傾向] ヴァイスリージェント持ちとフジキセキ系が有利
[レース展開] ミドルペース〜ハイペース
[メンバーレベル] C=標準
[想定ラップ] 12.5 – 10.8 – 12.3 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 12.5
[想定時計] 1:48:9
[勝負度] E

※2021年より馬場レベルという基準を設定。基準はS-A-B-C-D-E-Fの7段階。Sが超高速馬場、Fが超タフ馬場というイメージです


 

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アンタレスステークス 2021の印

【本命 ◎4 テーオーケインズ】

3歳春の頃から世代最上位と見ていた馬で、本当ならば3歳時に重賞戦線に進んで良かったのだが最も重要な鳳雛Sで大出遅れ。当初は気性的な問題があったこともあり、出世は3歳夏以降に持ち越された。

少しばかり遠回りにはなったが、当初に見込んでいた通りに素質は高かった感じでいまだに底を見せないレースぶり。唯一、負けた2回のレースはベテルギウスSも東京大賞典も超スローペースで脚を余してのもの。そこからハイペースの持続力勝負となった前走で圧勝となりましたが、血統的にも持続力を問われるレースでこそ良さが出せる馬でしょう。

今回は雨が残る馬場で決着時計はかなり速くなりそうですし、道中の追走スピードもかなり高い次元のものを求められそう。その点この馬は前走で1000m=59.9の流れを自ら動いて勝利しているので追走スピードはまるで問題ないでしょうし、一連のレースぶりから揉まれる競馬も苦にしない。この枠からスッと好位をとってスムーズな競馬ができると思いますし、ここをステップにチュウワウィザードのような活躍を見せて欲しい馬だ。

 

【対抗 ◯7 アナザートゥルース】

前走のダイオライト記念は逃げて目標にされた分の3着か。このレースは2年連続で好走しているように相性の良いレースですし、東海Sを見てもGIIIレベルなら能力も上位だろう。枠順も悪くないところを引けたと思いますし、好位で上手く脚を溜められればここでは能力上位だと思います。相手筆頭。

 

【単穴 ▲5 グリム】

前走の黒船賞は長期休養明けに加えて適性外だろう1400mの距離がどうかと見ていたが、最後の最後まで抵抗を見せての4着は立派の一言。エルムSこそ条件が忙しくて崩れましたが、それ以外の中央重賞では崩れていませんし、まともなら能力上位なはず。淀みなく流れるペースを好位のインで溜める競馬ができそうですし、ここは上位評価でいいんじゃないだろうか。

 

【特注 ☆8 ヒストリーメイカー】

じっくり構えて乗れば重賞レベルでも能力上位の馬で、地方交流では早めに動かなければいけないレースが多いために活躍できていないが、中央重賞では最近もほぼ崩れていない。前走のマーチSも休み明けで良化途上ながらレピアーウィットとは差のない競馬。当初は内田騎手や道悪馬場が怪しいかなと見ていましたが、レピアーウィットとどちらが信頼できるかと考えたときにこちらの方を上位にすべきと見ました。

 

【△3 レピアーウィット】

もともと揉まれるのがあまり得意な馬ではなく、内枠は基本的にダメな馬。前走のマーチSは内枠だったが超ハイペースで縦長の展開になったために揉まれずに済んだのが良かった感じ。今回は道悪馬場の内枠となるともろに揉まれて泥を被ってやる気をなくす可能性あり。

また、戦績を見ても明らかに好走と凡走を交互に繰り返している印象。それだけ反動が出やすい馬に見えますし、前走のマーチSはハイペースを前から押し切るレースぶりならいかにも反動が出そう。調教も今回はかなり緩いですし、それに加えて関西への輸送などを考えても怪しい感じがします・・・

 

【△14 ロードブレス】

意外にも中央重賞は初挑戦になるが、BSN賞や日本テレビ盃の内容からも能力は足りて良さそう。スピードの持続力を活かした立ち回りタイプだけに中央重賞の高速決着にも対応できると思います。問題はそれよりも外枠と58kgの斤量面じゃないでしょうか。

 

【△1 ケイアイパープル】

能力的には足りない感じはするが、立ち回りが上手くて前々で競馬ができる点は魅力。マリーンSは差のない競馬ができていましたし、東海Sも休み明けを考えればまずまず評価できるか。今回は叩いた上積みと構える競馬で変わる可能性がありますし、この内枠から完璧に立ち回れば少しは可能性あっても。

 

【△6 モズアトラクション】

前走は長期休養明けながらいきなり好走。過去にはチュウワウィザードやオメガパフュームと差のない競馬をしたことがあるような馬ですし、まともに走れればここでも上位候補。ただ、まともに走れるかがわからないムラ馬というのが実に難しいところだ。

 

【△16 ナムラカメタロー】

叩き良化型で体力を活かしてオープンレベルで善戦できるタイプ。マーチSは展開向かない中で3着とは差がなかったですし、積極的な競馬ができればここで通用する可能性も。

 

【推奨買い目】

三連複 4→7,5,8→7,5,8,3,14,1,6,16 本線ベース

三連複 4→7,5,8 重ね買い

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは◎テーオーケインズが強いと見てベタに三連複を流します。レピアーウィットが飛んでくれてうまいこと穴が絡んでくれれば良いですが、あんまり買いたいレースではありません。

KAZ: