今日は12/30(金)に行われる東京シンデレラマイルのレース予想を行います。大井1600mで行われるSIII戦です。
昨日行われた東京大賞典は、、、
1着:◎アポロケンタッキー 5番人気
2着:◯アウォーディー 1番人気
3着:▲サウンドトゥルー 2番人気
で印通りの大本線的中!!
力関係、隊列、展開が全て読み通りでハマった会心の一撃になりました。なかなかあれほど綺麗に決まるレースはないと思いますが、今年も残されたあと2レース。全て的中といきたいところです。
東京シンデレラマイル 予想
昨年はブルーチッパーとララベルが直線で壮絶な叩き合いとなり一騎打ち決着に。過去の傾向を見ても前へ行ける人気馬であれば順当に結果を出してきている感じがあり、今年もそれに当てはまれば堅い決着もあり得るか。
今年に関してはJBCレディスクラシック3着のトーセンセラヴィをどう評価するかが鍵になりそう。確かに中央馬相手に3着という大健闘をした馬ですが、過去の戦績はほとんどが左回りコースで、大井コースは今回が初。コーナリングで完璧に立ち回って圧勝してきた馬だけに、大井コースで外枠となるとそこまで鉄板な感じもしません。
そして過去のこのレースの傾向を見ると、とにかく内枠が有利というのがいえるか。1枠の馬が過去5年中4回も馬券に絡んでいますし、5枠より外の馬で馬券に絡んだのは4頭だけ。そのうちノットオーソリティとミヤサンキューティは前へ行くタイプで枠順ロスが少なかった馬で、あとの2頭は人気馬で能力上位だった感じか。今年はそれなりに人気馬も外枠に入った感じなので、過去の傾向と現在の能力比較から予想を組み立てました。
というわけで予想の発表。
本命は◎モダンウーマンが条件替わりで巻き返すと読みます。
もうすっかり過去の話のようですが、現3歳の南関牝馬クラシックはこの馬を中心に回っていた、というのは周知の事実。昨年大晦日の東京2歳優駿牝馬で大井マイルコースを圧勝。その後もユングフラウ賞を圧勝し、桜花賞でもインの狭いところを突いてリンダリンダを差し切り。東京プリンセス賞でも断然人気でまず勝つだろう、という雰囲気でしたが、逃げる形になったのも向かなかったですし、明らかに距離が長かったという感じの敗戦。
休み明けで臨んだ前走は結果だけ見ると11着の大敗ですが、4コーナーまでは手応え良かったものの一気に手応えがなくなり、最後は流して入線したという内容。明らかに前走の敗因は距離だった感じがあり、2100mはこの馬には長すぎたか。サウスヴィグラス産駒はタイニーダンサーなど長距離で活躍する馬も出てきてはきましたが、基本的にはダート短距離向きの種牡馬。この馬もキャリアMAXのパフォーマンスが1400mのユングフラウ賞だということを考えても、適正距離はマイル以下と考えたほうがよさそう。
今回はこのレースの傾向で絶好の最内枠を引くことができましたし、レースセンスは抜群なのでリンノフォーマリアあたりに行かせての番手からの競馬をしてきそう。2歳時の主戦だった阿部龍騎手をわざわざ北海道から呼び寄せたのを見ても勝負気配満々と見てよさそうで、ここは好位抜け出しからの好走を期待します。
対抗はさすがに能力上位の◯トーセンセラヴィにしました。
A1クラスで圧勝しているのを見ても南関の牝馬同士では明らかに能力上位であることは明白。ただ、今のJRA勢の中で一番手薄な路線が牝馬ダート中距離というのは間違いなさそうで、そこで3着に走ったとはいえだからといって南関の牝馬相手でも圧倒的かというと走ってみなければわからないところ。
過去の使われ方を見ても、浦和コースや左回りコースばかりを使われてきている馬で、レアヴェントゥーレなどを見ても浦和コースは適性だけで走れてしまう舞台といっても過言ではない。この馬の最大の売りはコーナリングでスルスルとポジションを上げていけるところで、南関馬相手なら直線を向いた時点で後ろは差せないポジションになっていることが多い。今回は全く適性異なる大井コースだけにリスクはありと見たほうがよさそうだ。
三番手は▲リンダリンダが有力。
モダンウーマン相手に東京プリンセス賞を勝利した馬だが、その勝利要因はモダンウーマンが距離延長が向かなかったのに対して、この馬が中距離適性が高かったから。本質的には1800m以上くらいでゆったり走らせたほうが良い馬で、少しマイルは忙しい気はします。
ただ、絶好の内枠が引けましたし、藤井騎手なら積極的に位置も取ってきそう。もしトーセンセラヴィが飛ぶのであればこの馬は2列目のもう1頭として信頼したい。
穴では内枠の☆ビーインラプチャーか。前走倒した相手はゴールドカップでも人気になっていたナガラキコウシ。この馬もトーセンセラヴィと同様に初の大井コースが鍵になるが、全く人気していないのであれば逆にこっちは未知の魅力としてプラスに見える。
3走前に青梅特別で強い相手に4着しているムードティアラも距離延長で一発ありそう。1000万で勝ち負けしているような馬なら南関レベルの牝馬なら通用していい。
プリンセスバリューも4、5走前くらいだけ走れば圏内と見てよさそう。
穴っぽいところではマテリアメディカは位置取り後ろになりすぎなければ、戸塚記念やロジータ記念でのミスミランダーとの着差を考えてもここで通用していいはず。
ノットオーソリティは前走が魅力十分の競馬だったが、今回はハンデ57kgが重すぎる。評価してもヒモが限界。
近走力をつけてきているフジノドラマは外枠で差し馬、とこのレースの傾向には反する。ヒモまでに止めた。
印まとめ
◎モダンウーマン
◯トーセンセラヴィ
▲リンダリンダ
☆ビーインラプチャー <穴推奨>
△1ムードティアラ <穴推奨>
△2プリンセスバリュー
△3マテリアメディカ <穴推奨>
△4ノットオーソリティ
△5フジノドラマ
勝負度D
まぁ上位印が人気馬ですし、ここはあまり買いたいレースではありません。東京大賞典で儲かった分で少し遊ぼうかなぁというくらいのレースにしておきます。
【推奨馬券】
三連複 ◎→◯▲→◯▲☆△1△2△3△4△5
トーセンセラヴィ飛ぶと凄いつくのでそれが来たら嬉しいですが、まぁ普通に考えたら強そうですねぇ。今日は昨日と違って気楽に見ます。