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【2016】スワンS/ 有力馬考察(サトノアラジン、フィエロなどの徹底分析)

今日は10/29(土)に行われるスワンステークスのレース考察を行います京都芝1400mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。

 

ドラマは仕事上、何も接点のない人と話すネタにもなるので毎クール、リアルタイムで見るようにしているのですが(本当に何にも興味のない人と話す時とかに連ドラは効果的だと営業職時代から感じます。全国で共通していてそれなりに話の盛り上がるネタってそんなにありませんから)アニメに関しては全て終わった後にまとめサイトで評判に上がっているものを見たり、周りの有識者からこれを見ろと言われたのを見ることがほとんど。ただ、今クールはたまたま第1話を見た魔法少女育成計画が面白かったので、毎週リアルタイムで見ております。

たまたま深夜にテレビをつけてたらやっていて、設定的にも好きだったし声優さんも知ってる人出てたしで気になって見て行ったらストーリーもなかなかエグくて新鮮。

毎週1人、成績の悪い魔法少女が死ぬという、なかなかのエグい設定で、その中での駆け引きがライアーゲームみたいな感じで面白い。いかに人を騙し合うかっていうのがアニメにしてはよく描かれています。それなりに面白いのでおヒマな人は月曜0時にMXをご覧ください。

【2016】スワンS 予想考察

スワンS 有力馬考察

サトノアラジン

スムーズな競馬ができた時の末脚の破壊力はGI級。京王杯2歳ステークスや春興ステークスで見せたような末脚さえ使えれば敵う馬なんていないのですが、その末脚を毎度は繰り出せないというムラっ気が激しい馬。

考えてみればこの馬は新馬戦も大圧勝→東スポ杯で単勝1倍台で惨敗、と圧倒的なパフォーマンスと凡庸なパフォーマンスを繰り返してきた馬。つまりはハマれば強いがハマらなければ普通の馬なんでしょう。今回もそれぐらいの評価でいいんじゃないでしょうか。

 

フィエロ

安田記念は適正あったようには見えませんでしたが、なかなか止まらない逃げ馬のロゴタイプを好位勢が追いかけていたら好位が最後にバテてしまい、そのバテた馬を最後に差して3着に突っ込めたという感じの内容。仕掛けどころと通った位置がバチコーンとハマった印象で、決して強いとうならせるような内容ではありませんでした。

そもそも既に7歳馬の秋ですし、能力的にピークは過ぎている印象。京都コースは大得意なだけにそれなりには走るとは思いますが、マイラーズカップは展開向かなかったとはいえ大得意の京都で馬券外になっていますし、今回もそれなりの評価くらいでいいんじゃないでしょうか。

 

アルビアーノ

昨年のスワンステークスはこの距離、このコースへの適正を存分に感じさせる内容での勝利。それ以前までは先行タイプの器用な馬というイメージでしたが、この距離ならば差しでもなんでもイケるというのを見せました。だいたい1400m巧者の馬はこの距離ならば脚質自在という馬は結構多くて、有名なところだとオメガヴェンデッタあたりもそんな感じ。

今年はオーシャンステークスが不利あっての敗戦。高松宮記念は超高速馬場で後手を踏みながらも地力で3着に好走。あの高松宮記念は強くなければ上位には走れないレース。それはビッグアーサーとミッキーアイルのその後の走りを見ればお分かりかと思います。今回は休み明けになりますが、能力は最上位級ですし他の馬とはこの条件への適正が段違いと言ってよさそう。本命の有力候補です。

 

ダンスディレクター

ここ2戦は浜中騎手らしくない後ろから勝負気配を感じない騎乗。ただ、それでもこの馬らしさが何も見えないレースぶりで、少し調子を落としているのかなと感じる部分も。そもそもこの馬はまず確実にスプリンターズステークスがメイチの勝負だったはずで、そこを経ての今回は特に目標もなく使うレースがなかったから出走するという感じが強そう。

 

エイシンブルズアイ

あのオーシャンステークスの激走はなんだったんだろうか。あの競馬ができればGIでもそれなりにやれるとは思いましたが、CBC賞以降は全く精彩のない競馬続き。血統的にも枯れてから復活するようなタイプにはあまり思えず、今回は見送りか押さえ程度の評価が妥当でしょう。

 

今年のスワンステークスは上位人気馬が全盛期の能力を持っているかちょっと微妙なところ。イメージ的には府中牝馬ステークスに近そうで、衰えていなければそのまま上位人気決着もあってよさそう。ただ荒れるなら思い切り荒れる気もします。

 

現時点でこの馬は面白いと思う穴馬を最後に挙げておきます。

その馬の名はブログランキング(穴)で公開中

 

前回のこのエントリーを書いている時にはこの馬が出走していることに気づいていませんでした(汗)もうこの馬はスプリンターズステークスの回顧時のコメントが全て。

「直線半ばまでは勝ちに一番近い内容。そこから一気に止まったのはこの家系が坂が大の苦手という事以外にない。京阪杯ではまず勝ち負けになるだろう。」

もうこれは映像を見てもらうのが一番わかりやすいですが、少しでも伝えるためにキャプチャ画像を撮りました。

 

直線入り口ではこの馬が勝ったな、という手応えと脚色ながら坂に差し掛かった途端に全く伸びず。この馬はずっとこういう競馬を繰り返してきており、この馬は坂のある中山コースでは買っちゃダメというのはわかりやすいところ。スプリンターズSで凡走しての京阪杯、スワンステークスでこそ買うべき馬であり、前走でバッサリと切った分、今回は存分に買いたいところだ。

 

KAZ: