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【2016】シリウスSの予想を公開!

今日は10/1(土)に行われるシリウスステークスの予想です。

 

なんだか本当に雨しか降らない日が続いていますね。洗濯物ができなくて本当に困っております。一応、日曜日が晴れるとのことなのですが、中山競馬場に行こうと思ってるので一層洗濯物をどうしようかと思う今日この頃です。

「九月の雨」という太田裕美さんの名曲がありますが、果たして9月ってこんな雨降る月だったかなぁと思う今日この頃でもあります。秋晴れという言葉もあるので、10月は晴れる日が続いてくれるといいですがねぇ。

 

シリウスステークス 予想

JRA所属のダート馬にとって、基本的には秋の最大目標は暮れのチャンピオンズカップ。その始動戦としてはみやこステークス、武蔵野ステークスがあり、近年ではJBCクラシックが前哨戦としての意味合いも兼ねている印象。

そうした一線級の馬はまだ始動しないこの時期に開催され、しかもハンデ戦のGIIIということで、そこまで一線級が集まらないのがこのシリウスステークス。ただ、今年はダート界の新星になりうる上がり馬が多数出走してきた印象。今回のレースの活躍次第ではチャンピオンズカップでも要注目の馬が出てくるかもしれないレースで、例年以上にメンバーレベルは高いと考えて良さそうだ。

ただ何頭かいる連勝馬も、きちんとレースを振り返ってみるとその連勝の価値は変わってくる。ここはオッズが割れているが、同じ連勝馬でも1頭だけ能力が違うと見た。

というわけで、予想の発表。

 

 

本命は◎マスクゾロが一番強いはず

もともと素質馬として期待されていた馬だが、昨年にアンタレスステークスを使ったあたりで調子を崩し休養。一度は過去の馬になりかけたが、復帰してからのここ2戦がまさに圧巻の競馬。

2走前の桃山ステークスは、大逃げ馬を途中から捕えにいくという決して楽ではない競馬で大圧勝。米国ダート血統の父のイメージそのままに、厳しいラップを強気に動くとても強い勝ち方で、あのレースだけを見てもこの馬が重賞級の馬であることはわかるはず。実際に桃山ステークスの走破時計は馬場レベルこそ違うと言っても同開催の平安ステークスでアスカノロマンが勝った時計よりも早い。倒した相手も決して弱い相手ではなく、明らかにここで馬が変わったとみて良さそう。

前走は桃山ステークスと打って変わっての先行馬不在の超スローペース戦。果敢にハナを奪うと、もう基礎体力の違いから後続に影を踏ませぬワンマンショー。ハイペースを自分で追いかけて圧勝もできるし、スローでの上り勝負にも対応できるとなれば、まぁ普通に考えて強いでしょう。今回は先行馬不在でペースも向きそうですし、道中で2、3番手の外めにつけられればまず勝ち負けになると思います。

ただ、不安な点は2点ほど。とにかく鞍上の秋山騎手は気分屋なので本命にするのは最後まで悩みました。個人的にこの騎手は波が激しいのであまり好きではないタイプ。天才肌で感覚で乗ってくるので、やる気がないときは本当に意味不明な騎乗をする。今回も内枠で揉まれて、、、みたいな競馬をされると困る。

加えて今回は芝スタートの最内枠というのも懸念点。スタートで行き足つかずにインで揉まれるような競馬になった場合は能力上位でも怖い部分も。序盤で秋山騎手が行き足つけて番手が取れればあとはあまり心配いらないだろう。

 

対抗はにしました。

競馬新聞を見ても印が一つも並んでいないような状況ですが、今回はどう考えても楽な単騎逃げが叶いそうなメンバー構成。少頭数で偶数番号の外枠というこれ以上ない条件が整い、しかも鞍上は2走前に逃げ勝っている騎手に戻ります。

2走前の甲南ステークスの走破時計は馬場レベル変わらなかった仁川ステークスよりも0.7秒早い時計。その仁川ステークスで強い勝ち方をしたアポロケンタッキーが人気になって、それより早い時計で走っているこの馬が人気にならないのはおかしいでしょう。

とにかくスパッとはキレないけれども行ききればバテない馬で、その特徴をわかっているこの騎手ならば少々スタートで後手を踏んでもハナを取りきってくれるはず。甲南ステークスの映像を見ても、直線でバテずに逆に後続を引き離しているので、今回も楽な単騎逃げに持ち込めて4コーナーまで捲くられたりしなければそのまま粘りこむ可能性は十分にあると見ている。

 

三番手は▲ピオネロにしました。

ここ2戦はダートに替わっての2連勝。勝負所でもスッと上がっていけますし、ダート適性の高さはここで語るまでもないか。ここ2戦はルメールと福永がかなり上手く乗っていた印象で、どちらのレースも砂を被らない絶好位で競馬ができていたので、はじめてまともに揉まれるレースになった場合が心配だ。ただ、今回は先行馬不在の上、外めの偶数枠を引けたのでスッと番手の位置で揉まれない競馬ができるはず。まず途中から捲る馬がいなければそこまでペースは上がらなそうなので、前に行けるこの馬は評価すべきか。

 

四番手は☆キョウエイギアにしました。

前走は驚きのジャパンダートダービー制覇。今回はデムーロ騎乗ということでかなり人気することも想定されましたが、蓋を開けてみれば人気はそこまで。やはり前走があまりにも出来過ぎな感じがしたのでフロック視されている部分はあるか。

確かに前走はストロングバローズが早熟馬の枯れ気味の凡走で、ゴールドドリームが後手を踏む競馬に。その上でケイティブレイブを目標に戸崎騎手が完璧に乗った結果としての圧勝劇という感じでした。ただ、展開がハマっただけであそこまで強い競馬ができるとは思えず。恐らくこの馬は距離延長で良さが出た可能性が高そう。ディープスカイ産駒はスピリッツミノルなどを見ても、長距離でスタミナを活かしたほうがパフォーマンスを発揮できるタイプが多く、ある程度位置を取れそうな馬なのでそこまで評価を下げる必要はないか。

 

アポロケンタッキーは春の仁川ステークスを見たときに「秋はダート界の主役になれる器」と書いたほどの馬。実際にパワフルな末脚は重賞級だと思いますし、消耗戦条件での決め手は現役屈指でしょう。ただ、馬体重が550キロを超える超大型馬ですし、後ろからノッシノッシと進めるレースぶりを見ても休み明けから動けるタイプにはあんまり思えません。今回は先行馬不在で展開も向かないでしょうし、能力を評価してもこれぐらいまで。

 

ちょっとミツバは人気しすぎな感じがします。前走は素晴らしい決め手を披露した馬ですが、2走前の白川郷Sを見ても途中で動くと終いの脚が鈍るタイプ。そのため道中はしっかりと脚を溜める競馬に専念するはずで、今回はそこまで先行タイプがいないので展開利は前の馬に向きそう。重賞初挑戦で後方一気となると期待値は低いでしょう。

 

 

休み明けで突っ込んでくるイメージはほとんどないですが、一応カゼノコは時折ハマったときの末脚はすごいので抑えてはおきます。

 

印まとめ

◎マスクゾロ

▲ピオネロ
☆キョウエイギア
△1アポロケンタッキー
△2ミツバ
△3カゼノコ

 

KAZ: