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【2016】ラジオNIKKEI賞 / レース考察(福島芝1800mで行われるGIII戦を徹底考察します)

今日は7/3(日)に行われるラジオNIKKEI賞のレース考察を行います。福島芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

今週は全く仕事が進んでおらず、明日は帝王賞に行かなければいけないので現在急ピッチでいろんな原稿を書いているのですが、それを書いている最中に今日も南関重賞があることを知りました(苦笑)15時くらいまでに仕事をひと段落させた後に予想してサイトにあげたいと思います。

昨晩のイタリア×スペインがEURO2016でも屈指のベストゲームと言える内容で、コンテさすがだなぁという試合で、その後ずっと寝ていて昼前に起きたのですが、起きてコーヒーを飲みながら「とと姉ちゃん」を見ていたら衝撃的ラストすぎて2分ぐらいポカンとしてしまいました。ミッチーあの顔でそんな大事なこと言わないで。。。そのまま終わりってちょっとどんより感が半端ないです。

【2016】ラジオNIKKEI賞 予想考察

過去5年のレース傾向

※2011年は中山開催なので2010年から持ってきました

秋の飛躍を目指す3歳馬が、この時期に賞金を稼いで余裕のローテーションで秋のGIに挑むための重賞、と書けば格好はいいですが、

実際は春のGIに出れなかった馬たちの低レベルな残念ダービー

と捉えるのが妥当か。実際に過去5年の好走馬を見てもその後にGIで馬券に絡んだ馬は0頭。それどころかその後に重賞で馬券に絡んだのもクラリティシチーとアンビシャスくらいです。やはり3歳春の時点で頭角を見せていない3歳馬はたいしてレベルが高くない。

そうなるとどういうレースになりがちか、といえば、能力で抜けているような馬がいないので、福島適性、血統バイアス、枠順バイアスでほとんど全てが決まるようなレースになります。

過去5年を見ても圧倒的に内枠の成績が良いですし、このレースは能力面で決まるレースではありません。さすがにディープインパクトの素質馬が出てくると、アンビシャスやファイナルフォームのように力の違いで勝たれる事はありますが、それ以外ならば十分に適性だけでなんとかなるレースと見ています。

 

血統傾向

福島コースといえばどうしてもニジンスキーの名前がまず真っ先に出てくると思いますが、このレースで言えばニジンスキーよりもロベルトサドラーズウェルズリファールといった血統の方が走っています。

ロベルトは今回と同じ福島芝1800mの福島テレビオープンでも毎年爆走していますし、福島芝1800mでは注目の血統と言っていいかも。後は他のコースよりは上がりがかかるのでサドラーやリファールはいいということなんでしょうね。

もちろんニジンスキーも福島芝中距離コースでは絶対に重視しなければいけない血統。これらの血統を持っているというだけで、能力少し足りなくても相手に加えた方がいいようなレースだと思います。

 

レースラップ傾向

そこまでペースが流れるわけではなく、毎年平均ペースで流れるのが特徴。やはりディープインパクト産駒が勝った年は最後が抜けた加速ラップになっていますね。

今年も飛ばす馬がいるか、いないかを考えて、ペースがそこまで速くならないと判断すれば、例年通りに立ち回り上手い内枠の馬を重視すればいいと思います。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

 

ブラックスピネルが断然人気想定ですが、多分ゼーヴィントと競るような形になるんじゃないかと思っています。もともとディープインパクト産駒は能力以上に人気しがちですし、このレースは過去5年で3回ディープインパクト産駒が勝っているのでデータ派からも評価されそう。

 

このレースは軸馬は結構簡単に決まりそう。相手が難しいレースかなぁという印象です。福島芝1800mならこの馬が普通に強いでしょう。

その馬の名はブログランキングで公開中

ミドルペースで逃げて後ろを突き放したすみれ賞の内容が圧巻。その時にブラックスピネルは完封していますし、血統的にもいかにも使われれば使われるほど良くなるタイプ。

皐月賞はハイペースで逃げて大敗も仕方なし。前走は京都コースでの決め手比べに屈しただけで、平均ペースで立ち回り勝負になりそうなここではまず崩れないでしょう。母父ニジンスキーと血統的にも素晴らしいですしね。

 

KAZ: