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【2016】桜花賞 / レース考察(阪神芝1600mで行われるGI戦を徹底考察します)

今日は4/10(日)に行われる桜花賞のレース考察を行います。阪神芝1600mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。

 

最近よくこれを聞きながら予想をしています。

昔からクラシックとか歌のない曲は予想時とかに聞くことが多い感じ。こういう落ち着いた曲を聞きながら予想すると当たりそうですよねー。

 

さて今日の余談ですが、ちょっとあんまりこういう話題は書きたくないのですが、問い合わせ数がかなり多いので一度書いておきます。

最近「全く同じ内容のサイトがあるのでみてください!」というメールを週に1度くらい頂きます。まぁ競馬予想なんていくらでも被るものがあるので、予想が被ったくらいでは何も気にしておりません。もし当サイト、メルマガを参考になってそのまま予想を転載頂いているのであれば、それだけ予想を信頼していただいているということで光栄でございます。

ただ、一部全く同じコンテンツを有料で販売している方がいらっしゃるという情報も頂いております。別に予想を転載頂こうが真似頂こうが結構なのですが、さすがに同内容を有料で売られてしまってそれをOKとしてしまう風潮ができてしまうのはまずいなぁと思っています。他サイト様で同じことが起こって迷惑をかけないためにも、有料版での類似品の指摘をいただいた場合はサクッと対処はしていこうと思います。

と言っても本人に警告なんてしても面白くはないので、やっている方はバレていますので全て過去ログを保存してあることをご承知おきください。あと一歩常識の範囲外の行動をされた場合はお楽しみに。

現在、3サイトほどご報告を受けていますが、まぁ転載等して頂く分には結構ですので、有料での再販売は今のうちにやめておいたほうがいいとだけ書いておきます。メルマガサイトに登録しているID等で全て足がついてしまうので本当にやめておいた方がいいですよ。

そしてやるのであればもう少し巧妙にやってください。どのサイトも複数名の方から問い合わせ頂いています。もう少しわからないような工夫を見たいので、その点も踏まえて今後もサイトとメルマガの更新を楽しみに拝見させていただきます。

あまりこういう事は書きたくないのですが、凄い数のメールを頂いているので一度書いておきます。今週末もバンバン当てていきたいですねー!!

 

【2016】桜花賞 予想考察

過去5年のレース傾向

もう桜花賞はJRAの全重賞の中で最も差し、追い込みが決まりやすいレースと言って良さそう。昨年はレッツゴードンキの逃げ切りになりましたが、昨年が例外というのは後で見るラップのところでも見て取れます。

差し、追い込みが決まりやすいということは、逆を言えば立ち回り勝負にはなりにくいということ。それは好走馬の枠順を見れば一目瞭然で、超スローペースになった昨年以外は完全に外枠有利のレースになりがち。

基本的にクラシックのレースは古馬のGIよりも距離適性関係なく出走してくる馬が多いのでペースが速くなりがち。その上で阪神芝1600mという能力が純粋に問われるコースで行われるレースとなれば強い差し馬しか来れないレースになるんでしょう。

それを裏付けるように、スローペースの昨年を除けば過去5年間でよほどの大穴は空いていません。一頭だけ目立つ14番人気のプリンセスジャックは最後方でじっとしていて3着に漁夫の利で突っ込んできた馬でした。

先行<<<差し、追い込み

内枠<<<外枠

弱い馬<<<強い馬

という意識で予想を組み立てた方がいいでしょう。

ご存知の通り、桜花賞はチューリップ賞組の成績が圧倒的。特にフィリーズレビュー組の成績は散々で、昨年はクイーンズリングという抜けた馬が4着に好走しましたが、例年レベルのフィリーズレビューなら通用しません。

今年のトライアルのレベルを見れば例年以上にチューリップ賞>>>>>>フィリーズレビューだったのは明らか。まずフィリーズレビュー組は通用しないと見て良さそうです。

 

今回はGIということで、もう少し情報を補足。

桜花賞は同じ舞台でトライアルのチューリップ賞が行われます。その相関関係を表にしてみました。

昨年は本番が超スローペースで、トライアルのチューリップ賞が道悪馬場になったのであんまり比較にはならないかも。

その他の年を見ていても、チューリップ賞より桜花賞は1秒近く時計が早くなり、勝ち馬の脚質も桜花賞の方が2列くらい後ろになります

阪神Aコースの2週目に行われるチューリップ賞と、Bコースの2週目に行われる桜花賞。馬場は格段にタフになる上にフィリーズレビュー組の短距離馬が加わることでペースが速くなり、チューリップ賞よりはハイペースでタフなレースになりやすい傾向です。

弱い馬は来れないレースになるので基本的には前哨戦はチューリップ賞組でなければ厳しそう。その上でチューリップ賞では差し届かなかった馬は狙い目と言えると思います。

(今年はチューリップ賞の時計が1:32:8と相当早いので、おそらく本番の桜花賞もそこまで変わらない時計になるはずです。チューリップ賞が例年よりも桜花賞に近いレースになった感じなので、上位馬はそのまま評価してもいいんじゃないでしょうか)

 

血統傾向

もう桜花賞は一目瞭然でディープインパクト産駒の独壇場。前項でも説明したように、阪神芝1600mという能力がないと走れない舞台で、タフな差し馬場のハイペース戦になります。素質がずば抜けていて決め手のあるディープインパクト産駒が走るのは当然といえば当然です。

ディープインパクト産駒以外の好走馬を見てみると、

レッツゴードンキ 5番人気

レッドリヴェール 2番人気

ヌーヴォレコルト 5番人気

プリンセスジャック 14番人気

アイムユアーズ 3番人気

ホエールキャプチャ 1番人気

トレンドハンター 5番人気

 

漁夫の利で走ったプリンセスジャック以外は全て5番人気以内なんですよね。つまりはディープインパクト産駒以外はただ強い馬しか来ていないということです。

ディープインパクト産駒は人気に関係なく軽視しない。その上でディープ以外の穴馬は基本的に来ないという意識を持って予想したいです。

 

レースラップ傾向

これを見ればいかに昨年のレッツゴードンキの勝ったレースが例外だったかがわかるでしょう。マイル戦でここまでのスローペースでいけばそりゃ強い先行馬は残ります。

昨年を例外と考えれば、2016年の桜花賞も過去の傾向と同じように前傾ラップのポテンシャル勝負になると考えた方がいいでしょう。3歳春時点では最も厳しいコースの一つだろう阪神芝1600mで前傾ラップのタフなレースになれば、弱い馬が展開利でどうこうというレースにはならないはずです。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

メジャーエンブレムが単勝1倍台後半で、それを逆転できるという評価がなされるのはシンハライトとジュエラーのみ。恐らく本番もこれぐらいの人気になる気がします。

5年前くらいならメジャーエンブレムが単勝1.2倍くらいになっても良さそうですが、今の頭の良いファンは桜花賞が差し有利なことなんて十分に理解しています。脚質的な不安からも1.6〜1.9倍くらいになるんじゃないでしょうか。

4番人気以下は一気に引き離されるオッズも間違いなさそう。ただレッドアヴァンセとアットザシーサイドがこの人気にはならない気がしています。レッドアヴァンセは前走まではブランド力で人気でしたが、さすがに前走の不甲斐ない内容じゃ一気に人気を落としそう。

アットザシーサイドもフィリーズレビュー組の成績の悪さはわかりきっていることなのでそんなに人気するとは思いません。

逆に穴人気しそうなのは抽選を突破すればカイザーバル、あとはデンコウアンジュあたりもチューリップ賞の内容は悪くないので穴人気する気がします。このあたりが4、5番人気になってもおかしくなさそうです。

 

現時点で桜花賞はこの馬が一番有力かなぁと思っています。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

この馬には逆らわない方がいいでしょう。オークスでは存分に嫌う余地あると思いますが、この馬は3歳時に安田記念に行けば勝負になるくらいの能力があると思います。

どんなにタフなレースになってもまず勝ち負けにはなると思っています。

 

KAZ: