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【2016】オークス(優駿牝馬) / レース考察(東京芝2400mで行われるGI戦を徹底考察します)

今日は5/22(日)に行われるオークスのレース考察を行います。東京芝2400mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。

伊東合宿の効果か、先週は土曜がちょいプラス、日曜が特大ぶちかましで終われることができて非常に良い週末になりました。

ここ3週ほど久々の大スランプで、賭けるレース賭けるレース当たらない状態だったんですが、ようやく脱出できた感じで良かったです。

サイトやメルマガで配信しているのに的中できずに申し訳ないという気持ちもあったのですが、それよりも何よりも「このままだとスプリングSで儲けた分を溶かしちゃいそう汗汗汗」というマイナス収支突入への恐怖が大きかったです。そのために急遽行った伊東合宿、人間善いことをすれば結果が出るということでしょうか?

先週の「重版出来!」で高田純次演じる社長が「運は貯められるのです」という名言を残されて、最後には的中した宝くじを孫の折り紙にしてしまうというオチもあっての名作回でしたが、あれは見習うべきかと思いました。やはり善いことなり、努力なりをした方が運はついてきますよね。今週以降もやれることは続けていこうと思います。

ただ、平場なんかで当てていてもダメなのです。なぜかって目立たないから(笑)サイトに掲載している重賞予想が当たってこそナンボだと思うので、久々に重賞が当たってないのでそろそろぶちかましたいところ。オークスはなかなかに自信があるんで久々に重賞でぶちかましたいですね!!

【2016】オークス 予想考察

過去5年のレース傾向

オークスは日本ダービーと同じく東京芝2400mで行われるレース。日本ダービーは皐月賞と違って、内枠を引いた馬の立ち回りレースになりやすく、枠順が非常に大事と言われます。ですが、オークスは同じ芝2400m戦でも全く意味合いの違うレースになります。

オークスと日本ダービーが同じ東京芝2400mだとしても、牡馬と牝馬ではその意味合いが全く異なります。牡馬で言えば皐月賞が芝2000mで行われますから、ある程度芝2400mも走れるとわかった馬たちでの戦いになりやすい。

ただ、牝馬は桜花賞が芝1600mで行われてのオークスです。そもそも桜花賞はマイルでさえ長い馬たちが多数出走してきますし、その馬が賞金を持っていれば一生に一度の機会ですからオークスにも出てくるでしょう。

日本ダービーが「2400mが走れる馬たちによる世代最強決定戦」なのに対して、オークスは「2400m走れるか怪しい馬が多数出走している世代最強決定戦」なのです。

ですから、内を上手く立ち回るとかそういうのはあまり関係なく、2400m走れる馬かどうかがまず大事。結局、去年だって内枠の馬の立ち回り力なんて全く意味をなさず、ミッキークイーン、ルージュバック、クルミナルという「 2400mを走れた強い馬」が後ろを引き離すレースになりました。

オークス週はこの開催の東京芝コースでも最もインが有利の馬場状態になりがち。ただ、日曜の馬場が完全にイン有利だったとしても、オークスだけは全く別のレースになります。そうなるのも、2400mを走れる馬たちによるポテンシャル勝負になるからでしょう。そういった意味でオークスの予想は枠順が出る前から始めてしまっていいと思います。

 

血統傾向

血統の距離適性が色濃く出るのは古馬になってから、というのは何度もサイトやメルマガで話している通り。このレースも明らかにマイラーだろうホエールキャプチャやマルセリーナが上位に絡んできているので、「強い馬なら3歳の5月時点では距離適性を能力が凌駕する」と考えていいはず。

ただ、今年に関して言うとシンハライト以外は決して強いとは言えないメンバー構成。シンハライトが頭5つくらい能力抜けていると思いますが、それ以外のメンバーはどんぐりの背比べのようなレベルだと思うので、見えないものを見るために、血統での距離適性把握は非常に重要になると思います。

まず過去5年の血統表を見ても、ディープインパクト産駒の成績が圧倒的。ただ、これは活躍した馬の名前を見ても、距離適性というよりはディープインパクト産駒の強い馬が出ていただけという感じも。シンハライトのような普通に強いディープインパクト産駒は何も嫌う必要がないと思います。

一方で過去5年の結果の中である種牡馬の名前が一つもないのは気になりませんか?そうですキングカメハメハ産駒です。この産駒は6年前にアパパネがオークスを勝っていますが、ようやく3冠馬になれるレベルの馬でオークスは活躍できたという感じの印象。

キングカメハメハ産駒はオールラウンダーですが、距離適性は1600m〜2000mくらいに偏る傾向。スピードの絶対値で推すタイプの馬が多く、あのラブリーデイにしても天皇賞で快勝してジャパンカップで人気を裏切りました。この時期の牝馬限定戦なら、先にも述べた通りに能力ある馬なら距離適性を能力が凌駕できると思いますが、そもそもチェッキーノ、エンジェルフェイス、アットザシーサイドにそこまでの能力があるのか、というのは鍵になりそうです。

 

レースラップ傾向

中盤で緩むことは多々ありますが、極端などスローにはならないレース。というのも一生に一度の機会ということで、古馬になってからはスプリント路線で活躍するような馬も出てきます。しかもクラシックの舞台となれば一発狙いたい馬は位置を取りに行くでしょうし、極端なスロー想定は考えにくい。

そうなると先にも書いたように、最後は「2400mを走れた馬」だけが伸びてくるレースになります。あんまりコーナーでインを立ち回るとか、そういう立ち回り勝負は考えなくてもいいレース。それよりも最後までグイグイ伸びてこれる馬を選びたいレースですね。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

まず間違いなくシンハライトの一本被りのオッズになるでしょう。単勝2倍じゃ済まないと思います。恐らく単勝1.6倍くらいまで行くんじゃないでしょうか。

それに逆転できると考えられるのもチェッキーノだけ、というのが世評になりそう。この馬も飛び抜けた2番人気で単勝3倍〜4倍くらいになりそうです。

続くのがエンジェルフェイス、ロッテンマイヤー、アットザシーサイド、アドマイヤリード、ジェラシーあたりでしょうか。見れば見るほどシンハライト以外が弱いメンバーです。。。

今から想像できることとして、スポーツ新聞や競馬新聞はシンハライトとチェッキーノの2頭だけに◎がズラーーーーッと並ぶはずで、競馬ブログはこの2頭ではない穴馬を本命にするところが多いはず。こういう断然人気は本命にしちゃダメだという固定観念が多いですしね。

 

大体の人が「オークスはつまらない」という印象をお持ちでしょうが、私の中では出馬表を見た感じで、久々に重賞で訪れた勝負レースという感じ。ここは勝負したいと思います。エリザベス女王杯、スプリングSと勝負すると週の頭に予告したレースは大体当たってきたので今回も繰り返したい!

現時点でオークスはこの馬が穴としては最有力かなーと見ています。

その馬の名はブログランキングで公開中

 

前走は完全にどん詰まりの騎乗ミスですし、ノーカウントでいいでしょう。着順的に今回は一気に人気を落とさなければいけない馬ですが、果たして今の競馬オッズがどこまでそれを許してくれるかでしょうね。比較的、GIはライト層が買うのでこういう馬も低人気を許してくれそうですが、、、果たして!

 

KAZ: