今日は5/7(土)に行われる京都新聞杯のレース考察を行います。京都芝2200mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
最近、仕事の関係などから今まで以上に日本各地色んなところに行くことが増えました。特に関西はやたら行く機会が増えて、半ば関西に半分足を置いているような気がすることも。
関東、東北は馴染みがあるのですが、なかなか東海、関西地方には行く機会がなかったんですが、最近は大阪ぐらいまでは大体の地理だったりが理解できるようになりました。名古屋、京都、大阪あたりはどこらへんにどの街があって、などがサクッとわかるように。
ただ気づいたんですが四国って今までの人生で一度も行ったことがないなぁと。けいば手帖さんが減量目的でしまなみ街道をサイクリング旅に行ってるのを見て、四国に行きたくなりました。仕事で行くということがないので、行くならロードレーサーで自転車乗るために行くかなぁ、、、今年中に機会があったら行ってみたいです。
【2016】京都新聞杯 予想考察
京都新聞杯 有力馬考察
スマートオーディン
恐らく某サイトの今週の「買ってはいけない」は間違いなくこの馬だろう、と想像していますが、この馬は多分期待に応えてくれるんじゃないか(どっちの意味でかはノーコメント)と思っています。
東スポ杯2歳Sと毎日杯で1800m戦を勝っていますが、どちらも超スローの瞬発力勝負。典型的な反応良いマイラーで、父ダノンシャンティと全く同じタイプ。マツクニローテと言われるのを嫌がったかNHKマイルカップには行かずになぜか京都新聞杯へ来ましたが、どう考えてもNHKマイルに行くべきだったでしょう。
京都新聞杯が道中スローでの瞬発力勝負になるのであれば、距離はこなせてもいい気はしますが、このレースは道中緩まない持続力勝負になることがほとんど。そういうレースになればぶっ飛ぶ可能性大と見ています。
ロイカバード
確かにこのレースで相性の良いディープインパクト産駒ではあるんですが、前走で完全に底が見えた印象。サトノダイヤモンドと差があったのはレース前からわかっていましたが、レプランシュにも交わされるとなるとクラシック級とはとても呼べないのが正直なところ。
ディープインパクト産駒なのできさらぎ賞からいくらでも成長してきている可能性はあり、安易に過小評価はしてはいけないとは思います。ただ、ディープインパクト産駒だからといって無条件に評価したところで、実際は能力たりませんでした、ということになっても何の文句も言えない馬かなとは思います。
エルプシャフト
父ディープインパクト×母ビワハイジという超良血。半姉にブエナビスタ、全姉にジョワドヴィーヴルがいる黄金血統で、新馬戦は決してそこまで楽ではない未勝利のメンバー相手にスローを力の違いで圧勝。
スローペースだったので時計面などの評価はできませんが、追い出すときの反応が首をグイッと下げていかにも「走る馬」の大物感を感じてしまったのは事実。今回は一気にペースが上がるレースにもなりますし、セオリー的にはこういう1戦1勝馬は嫌って妙味だとは思いますが、ディープインパクト産駒であれだけの走りをされてしまうと、それなりの印は打ったほうがいいのかなぁとも。
ブラックスピネル
世代上位の基礎体力を見せてきながら、脚質面で過度な指示をしすぎたせいで賞金を稼げていない馬。この馬をクラシックに乗せられなかったら音無厩舎はちょっと方針を変えたほうがいいんじゃないかとも思います。
父タニノギムレットだけあり、決め手で他に勝るタイプの馬ではありませんが、完全な瞬発力勝負になった若駒賞でも3着に突っ込んできているように能力は相当。
京都コースで必要なある程度の脚力を備えているのは今までの走りを見てもわかりますし、血統、適正から見ても持久力勝負は望むところ。恐らく京都芝2200mの淀みないラップになる京都新聞杯はベスト条件でしょうし、今回に限っては勝ちきれない馬ですが突き抜けちゃう可能性もありと見ています。
ゼンノタヂカラオ
新馬戦でブラックスピネルと接戦。その力はフロックではなかったが、その後も未勝利では不運なほどに強敵とぶつかり、結局は未勝利勝ちが春にまで持ち越された。それでも昇級後2戦で結果を出してついに重賞へ。
レースセンスあって基礎体力豊富なキングカメハメハ産駒という印象で、コーナー4回の2000m前後がベスト条件なはず。持続力勝負になるのは良さそうだが、果たして京都コースで必要な脚力があるかというところが疑問。なぜかこのレースはキングカメハメハ産駒が全く走りませんし、ちょっとそのあたりも気になります。
今回の京都新聞杯はスマートオーディンが明らかに「買ってはいけない」臭がするので、面白そうなレースにも見えます。
ただ、他の馬の取捨は結構難しそうで、なかなかサクッと勝負度Aを打つようなレースにはならなそう。これから一生懸命考えます。
現時点で穴っぽいなぁと考えているのはこの馬あたりです。
前走は四位騎手の復帰戦でいきなり勝利をプレゼントする快走。前走で内容を一変させた印象で、大外ぶん回してあれだけのインパクトある勝ち方をする馬だとは思ってなかったのでびっくりしました。
血統的に使われて良くなるタイプで、今年の世代を見てもクラシック適性は非常にありそう。この系統の馬は京都新聞杯でも好走傾向あり、ペース流れれば末脚一発ハマっても良さそう。