今日は11/26(土)に行われる京都2歳ステークスのレース考察を行います。京都芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
もう気づけばあと1ヶ月で2016年も終わるんですね・・・(汗)
そろそろ地獄のような忘年会シーズンが始まることを考えると、今週も仕事だらけな1週間なわけですけども、飲みの予定が大してないことはまだマシな方か。ただ、ジャパンカップは行けそうにもないですけど(>_<)今季は東京競馬場には行かずに終わりそうです。
ちょっと今週は地方重賞が2つもあるので、ジャパンカップ以外の有力馬診断はお休みさせていただきます。その分、予想頑張ります。
【2016】京阪杯 予想考察
過去5年のレース傾向
2歳重賞路線が整備されたことによって、いろいろなローテーションが可能になった結果、一つずつのレースに素質馬が揃うことは少なくなり、その中でも一番の空き巣重賞感を醸し出しているのがこのレース。
オープン競争時代はエピファネイアやトーセンスターダムなどの素質馬が力通りに走ってクラシックでも通用、というのが見られましたが、ここ2年は好走馬を見てもその後にクラシックでまともに走った馬は皆無・・・それだけメンバーが集まらないレースなんでしょう。
ただ、今年に関しては萩ステークスの1、2着馬が揃いましたし、例年以上にメンバーは集まった印象。けっして「京都2歳ステークス組だからいらない」というような事を後々も言えないレースになるとおもいます。
血統傾向
京都コースで行われる重賞ということで、安易にディープインパクト産駒を買えばいいような気もしますが、このレースで走っているのは少し重めの血統ばかり。特にハーツクライ産駒の活躍が目立ちます。
まず間違いなく少頭数でのスローペース戦になりますし、そこからの瞬発力勝負になるのでサンデーサイレンス系が有利になりますが、最終週の京都コースとなるとかなりの荒れ馬場なのでタフな舞台に強いサンデー系がよく走っているということでしょうか。
と言っても、ディープインパクト産駒が走らないというイメージを大きく作ったのは一昨年のティルナノーグの大凡走が大きいはずで、普通に強いディープインパクト産駒なら走ってくると思いますが・・・
レースラップ傾向
もうエピファネイアの年なんて極端すぎますが、少頭数スローペースが確実なレース。メンバーレベルが低い年は位置取りだけで結果が決まる事もかなりありそう。
今年に関してもアダムバローズの楽逃げが約束されているようなメンバー構成で、アダムバローズを強いなんて思った事はありませんが、相当な展開利は受けちゃうんだろうなぁ・・・と思うと悩むところです。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
萩ステークスで決定的な差をつけられたとはいえ、ヴァナヘイムが素質を買われてまた1番人気になるのでしょうか。プラチナヴォイスの方が人気してもなんらおかしくないと思いますが。
ひとまず火曜時点で注目している馬はこの馬です。
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今までの2歳戦の中でレースレベルが一番高かったのは東京スポーツ杯2歳ステークス、そしてこの馬が走っていた百日草特別でしょう。百日草特別で1着のアドマイヤミヤビは阪神ジュベナイルフィリーズでも勝ち負けになれるだけの素質の持ち主。そして3着馬のアウトライアーズも通った馬場が悪かっただけで、重賞でも十分に通用する馬です。
百日草特別は超スローペースからの上がりだけの勝負になりましたが、それでも4着以下には決定的な差をつけましたし、この3頭の能力は抜けていたという事。今回のメンバーの中にアドマイヤミヤビやアウトライアーズより強い馬はいないと思いますし、ここならば勝ち負けに持ち込めるんじゃないでしょうか。