今日は11/27(日)に行われる京阪杯のレース考察を行います。京都芝1200mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
京阪杯は一番大きい当たりが5年ぐらい前の◎ケイアイアストン(13番人気)のもの。なんだかあの頃は確変してて◎スノーフェアリー、◎エーシンフォワード、◎ケイアイアストンと毎週大当たりしていた気がします(その栄光よもう一度)
京阪杯は今週の中でも特に当てたいレース。というのも今年は京都に合計1ヶ月以上滞在していまして、だいたいいつも滞在しているのが清水五条駅なので京阪電車は毎日のように乗っていたんですよね。河原町に出る時は徒歩でしたが、出町柳に出る時も京都競馬場に行く時も京阪電鉄でした。以前は関西というとあまり縁のない土地でしたが、ここ最近はやたらに行く機会が多いので、よく利用している京阪杯の社杯は是非とも当てたいところ。
【2016】京阪杯 予想考察
過去5年のレース傾向
スプリントの国内2大レースは春の高松宮記念と秋のスプリンターズステークスの2つ。まぁここに冬の香港スプリントも大目標としては入りますが、そもそも国内のGIで活躍していない馬はここには呼ばれないでしょう。そしてもう一つスプリント路線には夏のサマースプリントという目標もあるでしょう。
そうやって考えていくと、サマースプリントの季節が終わってスプリンターズステークスが終わると、一線級のスプリンターたちは目標がなくなります。ミッキーアイルはマイル路線に戻してマイルチャンピオンシップを制しましたが、マイルも走れるスプリンターなんてそんなにいませんし、そうなればこの時期はスプリント界の有力馬は休養というのが自然の流れか。
そんな超隙間な時期に行われるスプリント重賞。だからこそここに出てくる馬たちの目標は2つ。1つは来年の高松宮記念を目指す上がり馬が賞金を稼ぐという目的。もう一つはGIどうこうではなく賞金稼ぎとしてサマースプリントからの延長として使われてくるという目的。京阪杯に出てくる馬はこの2つのパターンがあると言えます。
上がり馬がいる年はロードカナロア、ハクサンムーン、ビッグアーサーなどが上位に走っていますが、2013年と2014年は完全に隙間重賞になって賞金稼ぎたちの争いで大荒れのレースに。今年は来年のGIを狙えるような上がり馬がいるかという点は鍵になります。
血統傾向
まぁスプリント路線の傾向通りに父は非サンデーサイレンス系の馬の活躍が目立ちますね。京都最終週の荒れ馬場ということもあってちょっとダートっぽい血統の活躍が目立つということも言えるかもしれません。
レースラップ傾向
隙間重賞だからなんでしょうか、そこまでガツンと速すぎる前半ラップにはなりません。まぁ京都よりも中山の方が前半が下り坂ですから速くなりやすいのはあると思いますが。その上で直線が平坦なので最後まで極端に上がりがかからないラップになりがち。差せるとしたらある程度スパッとキレる脚は持っておきたいところです。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
スワンステークス3着のエイシンスパルタンの1番人気は間違いないか。おそらく2番人気もスプリンターズステークスでそれなりに走ったネロになりそう。クリスマスが3番人気想定ですが、ここはnetkeibaの想定オッズとは全く異なりますが上がり馬のメラグラーナが3番人気になると思います。
ひとまず火曜時点で注目している馬はこの馬です。
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3走前に降級戦で1200mに距離短縮したところで一変。その次走で1000万を一発回答の圧勝で突破し、昇級初戦の1600万も前有利なスローペースを一頭だけ次元の違う末脚で差し切りました。
前走の内容を見た限りでも重賞級の能力は間違いないところ。来年のスプリント界の目玉になりうる存在で、今回はエイシンスパルタンやネロのおかげでまだ買えるオッズになりそう。昨年の1000万では道悪の京都コースで豪快に突き抜けていますし、血統背景を見ても最終週の荒れ馬場は絶好なはず。
おそらく買えるオッズになるのは今回までと見ていまして、この馬が抜けて強いと見ていますが果たして・・・