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【2016】香港カップの予想を公開!

今日は12/11(日)に行われる香港カップの予想です。

土曜競馬は平場はまずまずでしたが、チャレンジカップがさっぱりぽんで残念な結果に。印を絞ったのですが、上位4頭が無印とちょっと難しいレースになってしまいましたね。明日の国内重賞及び香港競争で巻き返したいと思います。

平場のほうは勝負レース4つのうち2つ的中。本当は全勝と行きたかったですが、その分は日曜に当てたいと思います。

 

阪神7R サラ2歳500万下 ダート1200m 勝負度D

◎メイショウミズカゼ
◯イナズママンボ  <次走注目馬>
▲テイエムアニマンテ <穴推奨>
☆エッシャー
△1オアシスクイーン
△2スターペスマリア
△3タテヤマ
△4リリーメーカー

ここは8頭と少頭数ながらほとんどが前走で逃げか2番手の競馬をしてきた、というスピード馬同士による一戦に。2歳のダートの上級戦はまず間違いなく先行激化でのハイペース戦になる印象で、結局は脚を溜めていた馬たちによる漁夫の利決着になることが多い。先週のはこべら賞なんかもまずそんな決着でしたし、ここもその狙い方で行ってみる。

本命は◎メイショウミズカゼがいいはずだ。前走の未勝利戦は2着馬エッシャー、3着馬テイエムアニマンテ、4着馬キンシノクイーンが全て次走で未勝利を突破したというかなりのハイレベル戦。前走は2番手からの競馬になったが上がりは最速ですし、3走前のレース内容を見る限りは控える競馬で差しても魅力十分。先週のはこべら賞でのシゲルコングの乗り方を見ても、武豊騎手はペースを見極めて控える競馬をしそうですし、そうなれば展開が最大限に向いたこの馬が最後に差し込んで勝ち負け、というのは想像しやすいでしょう。

対抗は距離短縮が絶好に見える◯イナズママンボが面白い。未勝利勝ちの走破時計は決して評価できるものではなかったが、前走の内容が秀逸。単純に前走のレースラップを見てみても・・・

12.3 – 23.0 – 34.4 – 46.5 – 58.6 – 71.0 – 83.9 (34.4-37.4) オキザリス賞

前半3ハロン34.4というかなりのハイペース戦を2番手追走。1200m地点ではほぼ先頭でハロン棒を通過し、その時の走破時計が1:11:00。この時計で1200mを走れる馬なんてそういるはずがなく、今回のメンバーを見てもダントツの持ち時計ナンバーワン。行き切るか控えるか、と決め打ち傾向ある小牧騎手なだけに、無謀に競りかけていきそうなのが怖いですが、1200mなら多少厳しい流れでも行けると見ました。

三番手は使われて良化している▲テイエムアニマンテが面白い。2走前ではエッシャーとほぼ同内容の競馬で、前走は更にワンランクのパフォーマンスUPで未勝利勝ち。今回のメンバーでは控える競馬を選びそうで、展開的にも向いてくるだろう。

同じく☆エッシャーも有力だ。前走はポンとスタートをでて逃げる競馬を打ったが、あれはスタートが抜群に上手い福永騎手だからこその競馬という感じ。もともとあまりスタート速い馬ではないので、バルザローナに替われば少しはタイミング遅れるはずで、そうなれば今回は差す競馬になるんじゃないだろうか。能力上位なだけに展開さえ向けば。

 

<レース結果>

1着:△スターペスマリア 1番人気

2着:◎メイショウミズカゼ 2番人気

3着:◯イナズママンボ 5番人気

4着:▲テイエムアニマンテ 7番人気

当たりはしたのですが、スターペスマリアがいなければ印通りだったけにルメールに上手く乗られてしまいました(>_<)展開としてはバッチリはまっただけにスターペスマリアが強かったですね。

 

阪神9R 摂津特別 サラ3歳上1000万下 芝1600m 勝負度C

◎オブリゲーション <次走注目馬>
◯カイザーバル
▲ナイトオブナイツ
☆ジョーアラタ
△1サンライズクロンヌ
△2ビナイーグル
△3クリスタルタイソン

ここは1頭強いのはいるが次走注目馬の◎オブリゲーションが相当面白そうだ。前走は超が3つぐらいつくスローペースを派手に出遅れて最後方追走。あそこからの大外ブン回しではGI馬でも届くか微妙なところだろう。それでも最後は外から伸び脚見せており、次走普通のレースで差しが届くのであればこのクラスでも十分に通用とコメントに残してあった。本当に前走のスローペースは年間を通しても異常と言えるレベルのもので、しかもこの馬は酷い出遅れでスタートで万事休すの内容だった。

過去のレースを見ても前走ほど酷い出遅れはありませんし、阪神マイルは東京芝1800mと比べればだいぶ差しやすい舞台。カイザーバル以外はそこまで骨っぽいメンバーいませんし、スタートをまともに出て直線で追い比べに持ち込めれば十分にチャンスありと見ます。8番人気と全く人気ないのであれば勝負したい気も。

対抗は◯カイザーバルがさすがに能力抜けている。時折ポカをやらかすエンパイアメーカー産駒というのが非常に怖い部分はあるが、それでもローズS3着、秋華賞3着の実績は抜けきっており、その前走の秋華賞3着にしても向こう正面から折り合い欠いた中で押し切る強い内容。もともと気性難あってマイルがベストの馬ですし阪神コースも大得意。さすがにこのベスト舞台ならば勝ち負けになると思います。

三番手は末脚活かせれば▲ナイトオブナイツが有力。典型的なハービンジャー産駒の差し馬で、馬群を捌くような競馬はできないが、外に回せば伸びてくるタイプ。前走も差し負けたのはのちにオープンまでいくだろうハクサンルドルフですし相手が悪かったか。今回はカイザーバル以外はメンバーもそこまでではないですし、スムーズに外を回せれば有力。

半年の休養明けがなんとも判断し難いが☆ジョーアラタも既にこのクラスを勝っていること考えれば有力か。休み前の成績を見ても間違いなく1000万は順番という感じで突破しただけに、動ける体勢ならいきなりから。

 

<レース結果>

1着:△ビナイーグル 6番人気

2着:◯カイザーバル 1番人気

3着:◎オブリゲーション 7番人気

オブリゲーションが出遅れた時はあちゃーと思いましたが、きっちりと3着を確保してくれて万々歳。対抗カイザーバルとの2頭軸馬券だったので、相手も高めのビナイーグルが来てくれて跳ね上がりました。この日で一番の平場の勝負だっただけにこれが当てられて良かったです。

 

というわけで、これから日曜競馬の予想を始めるわけですが、意気込みとしては阪神JF、カペラS、香港4GI、そして平場レースすべてを当てるつもりで頑張ります。

 

配信予定としては・・・

香港カップ→この記事内にて予想配信(買い目は明日メルマガにて)

香港マイル→今日夜or明日朝にブログにて予想配信(買い目は明日メルマガにて)

香港ヴァース→明日昼頃にメルマガにて予想配信

香港スプリント→明日昼頃にメルマガにて予想配信

このような感じを予定しております。阪神JFとカペラSに関しては通常通りの配信となりますのでよろしくお願いします。

 

 

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香港カップ 予想

 

香港シャティン競馬場の特徴は芝質が日本より重い事、直線が400m超えと長い事、などいろいろと言われますが、こと芝2000mに関して言えば・・・

スタート直後200mで1コーナーを迎えるので、圧倒的に内枠有利のコース

というのが一番わかりやすい表現だと思います。レース映像を見ればわかりますが、隊列が定まる前に1コーナーに突入してしまうので、外枠の馬は良いポジションを物理的に取れない傾向にあるのがこのレース。昨年のエイシンヒカリはうまい事外から先手を主張できましたが、基本的には内枠が絶対有利なレースです。昨年のエイシンヒカリを除けば過去5年はすべて1〜3番の馬が勝っているということからもそれはわかります。

 

こちらは昨年の香港カップの4コーナーのキャプチャ映像。

もちろん先頭を走るエイシンヒカリが1着なわけですが、2着のヌーヴォレコルトはスタートから4コーナーまでインベタでロスない競馬。3着馬も好位でロスのない競馬になっていました。

洋芝に近い芝質でスタート直後にコーナーがあるコース、ということでイメージは札幌記念に近いようなレースか。道中でインで脚を溜められる馬が断然有利で、基本的に立ち回り勝負になりやすいのが香港カップ。

ただ、札幌記念と大きく異なる事として直線が長い事。けっして小回りコースで惰性で乗り切れるような舞台ではなく、最後は直線での末脚が確実に要求されます。ですので、番手から粘り込むような馬の活躍は目立たず、どちらかといえば昨年のヌーヴォレコルトのような上手く立ち回って末脚を活かすタイプが活躍している印象。

今年はエイシンヒカリが1枠1番を引いた事で、すぐに隊列が決まるレースになりそう。ホースオブフォーチュンが外枠を引いた事で競りかけてくる事もないでしょうし、エイシンヒカリは自分のペースで淡々と逃げるでしょうが、極端なハイペースにもスローペースにもならなそう。そうなれば昨年と同じパターンでインを完璧に回ってきて末脚が使える馬に展開は向くはずです。

というわけで予想の発表。

 

 

本命は◎シークレットウェポンの一撃に期待します。

どうも日本でいうとディサイファのような馬のイメージで、前哨戦ではインパクトある走りをするがGIでは力負けするタイプ。ただ、今年のゴールドカップも見ましたが、直線で捌くのに手間取った分の差という感じで、3着は十分にあったような内容でした。あんまりGIでは通用しないという底力論は気にしなくていいかも。

とにかく香港カップは香港ジョッキークラブカップからのローテーションが走るレースで、この馬はそのレースの勝ち馬。しかも伏兵の立場ながら強敵相手に突き抜ける完勝ぶりで、走破時計2:00:9も相当優秀。それでいて「GIではダメ」という印象強いせいで今回もそこまでの人気がないのであれば狙い目か。

前走も道中でインで脚をじっと溜められたのが好走の要因な感じで、今回は3番枠という絶好の枠順をゲット。1番がエイシンヒカリで逃げの手を打ちますし、2番がボウマンの乗るラブリーデイなら前に行くはずで、そうなるとインの中団くらいの位置が楽に取れそう。昨年のヌーヴォレコルトポジションで4コーナーまで回ってこれるはずですし、あとはパートン騎手が上手く捌く事ができれば十分に一発ある馬だと見ています。

 

 

対抗は◯モーリスが普通に強いでしょう。

香港で2戦2勝というのを見てもシャティン競馬場の芝が完全にフィットしている感じ。天皇賞も快勝でしたし、少し外めの枠を引きましたが、シャティンでのムーア騎手の乗り方を見るに、まずスタートで好位を取りに行って3、4番手の外で折り合う競馬をしてくるはず。そのパターンにさえ持ち込めればここでは能力上位でしょうし崩れるとは思いません。

 

 

三番手は衰えなければ▲ラブリーデイが面白いはず。

前走の天皇賞は大外枠から無理矢理出して行っての自滅。京都大賞典や宝塚記念を見る限り、昨年より衰えあるとはいえまだ一線級相手に一撃あっても良さそうで、今回はコーナー4回の2000mで内枠で楽に好位付けできる、というこれ以上ない条件が揃いそう。衰えさえなければこの条件ならば溜めて脚を使える馬ですし、クイーンエリザベスII世杯の敗因は道悪と明白。今回は面白い存在です。

 

 

同じく好位から競馬ができそうな☆ブレイジングスピードも相手筆頭。

昨年のこのレースの3着馬で、とにかく追って渋といので、今回も楽にポジション取らせてしまうと日本馬にとっては厄介な存在になるはず。ただ昨年の内容を見ても勝ち負けになる気はあんまりしない。

 

エイシンヒカリは楽に自分のペースに持ち込めるという点で今回は侮らない方がいい気はします。ただ、いかんせんムラ駆けタイプなだけに重い印は必要ないか。

 

ステファノスはクイーンエリザベスII世杯2着の実績ありますが、どうしても外を回す不器用な差し馬だけに、その分のロスで差し届かない可能性は高そう。スミヨン騎乗で香港実績ある日本馬という点で、日本オッズでは過剰人気になりそうな点もマイナス。

 

2年前の覇者デザインズオンロームはさすがに前走の内容が案外すぎ。もともと追い込み一気タイプで安定はしていないが、ちょっと前走内容を見ると抑え以上の評価はできない。

 

 

印まとめ

◎シークレットウェポン
◯モーリス
▲ラブリーデイ
☆ブレイジングスピード
△1エイシンヒカリ
△2ステファノス
△3デザインズオンローム

 

KAZ: