今日は6/12(日)に行われるエプソムカップのレース考察を行います。東京芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
さて、何度かお知らせしております通り、7/21(木)〜7/25(月)は夏休み期間ということで更新を若干お休み(縮小)させていただきます。年末年始もほぼ休まずに更新しておりますので、この期間だけはブログとメルマガの更新頻度減りますことご了承いただけますと幸いです。
まぁ理由は隠しても仕方がないので、この時期は毎年FUJI ROCK FESTIVALに参加しているのです。昨年もこの期間だけはブログとメルマガの更新を半休止させていただきました。
先日、3日間の日割りも発表になりいよいよ夏シーズン突入という雰囲気になってきました。フジロックもそうですが、せっかくの夏ですから、夏競馬と同様に色々と楽しんでいきたいですね。
【2016】エプソムカップ 予想考察
過去5年のレース傾向
エプソムカップはCコースの最終週で行われるレースながら、とにかく内枠有利になりがちなことで有名なレース。上の表をざっと見ていただいてもとにかく内枠の馬しか来ていないことが一目でお分かりになるかと思います。
5枠より外の馬で好走したのは全て4番人気以内の馬でした。もうこの傾向はある程度踏襲していいと思うので、とにかく内枠の穴馬を狙うべきレースと言えるでしょう。
そう考えると今年の1番人気想定は内枠が苦手で外で伸び伸びと走るしかないルージュバック。他の馬との力関係が鍵ですが、例年のエプソムカップでいうと傾向には当てはまらない馬と言えるかもしれません。
血統傾向
ディープインパクト産駒の爆走もさることながら、そのディープも保持しているリファールの血を持っている馬の爆走が凄まじいことになっています。とにかくディープインパクト及びリファールの血を持っている馬は新聞に色でも塗っておいた方が良さそう。
その他ではニジンスキーの血を持っている馬はやたらと走っていますね。リファールとニジンスキーともにスタミナを補完する血統だけに、開催後半の東京コースを走りきるタフさをこれらの血統が補完してくれるのかもしれません。
「ディープインパクト」「リファール」「ニジンスキー」
この3つの血統には注目しておきたいです。
レースラップ傾向
基本的には東京芝1800mらしく中盤が緩んで最後は決め手比べになりがち。その上で開催後半のタフな馬場になるので、前項でも書いたようなスタミナ補完型の差し馬が有利になる感じ。
直線での決め手比べになるといっても、とにかくインを突いた馬がグイグイ伸びてくるのが特徴で、過去にはマイネルスターリーのような超大穴もインを突いて好走してきています。鳴尾記念でプランスペスカが大駆けしたことが記憶に新しいですが、今週も少し厳しいかなと思うくらいの馬でも内枠なら重視した方がいいと思います。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
例年のような賞金が足りずに秋に飛躍をというタイプの牡馬がいない印象。その代わりにルージュバックという一線級の牝馬が参戦してきたことで見逃せない一戦になりそうな気がしています。
エプソムカップは展開面も読みにくく、能力もどっこいどっこいの馬が多いので難しそうなレースという印象。ただ最近重賞が本当に当たっていないのでここらでサクッと大きいところを当てたいですね。その候補はこの馬。
もともと夏しか走らない夏馬と言える馬で、ここ2走はいかにも復調を遂げてきたという走り。前走は絶好の手応えを鞍上が全て台無しにしたという感じのレースでしたし、今回は内枠さえ引ければ牡馬相手でも一発あって不思議ないと思います。