今日は4/30(土)に行われる青葉賞のレース考察を行います。東京芝2400mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
さて、だいたいのドラマが第2話を終わりました。
もう「重版出来!」の圧勝は決まりだと思っているのですが、他の序列に少し変化がでてきたかなと思っています。
「世界一難しい恋」は設定と初回のインパクトは良かったのですが、このラブコメディを10話までテンションもたせられるのかという疑念が湧いてきました。基本的には大野くんと波瑠さんと小池栄子くらいしか登場しないので、サブキャラで盛り上げるわけにもいかず。もう何話か見ると思いますが脱落する可能性も浮上。
一方で評価が上がってきたのは「僕のヤバい妻」ですかね。和製ゴーンガールという評判だったドラマですが、内容は前クールのナオミとカナコに近いハラハラもののサスペンス。そのせいか佐藤隆太が出てきてもリンさんを思い出してしまってちょっとそわそわします。今クールは他のフジテレビのドラマが酷すぎるので、これが唯一の希望という感じも。
「早子先生、結婚するって本当ですか」は地震の影響で1週遅れのスタートとなりましたが、果たしてこれを面白いという人はいるのか、、、というレベルの内容。適齢期をすぎて結婚に悩む女性のドラマ、っていう内容をどう考えても相手に困らないだろう松下奈緒(しかもまだ彼女自身が31歳とかだから何のリアリティもない)が演じて何が面白いんだろう、という。有無を言わせずに第1話での脱落が決まりました。
「ゆとりですが何か?」は今の若者の問題を描く感じのドラマなのですが、実際に私も部下持ってましたがあそこまで酷くはない。まぁドラマなので仕方ないと思いますが。このドラマはクドカン脚本なのでどこかで化ける気がしているので見続けようとは思いますが、現時点ではそこまででもないかなと。
「99.9」は松潤らしさを殺してもいないので普通に見れる作品かなぁとは思いました。ただ無難枠で終わりそうなので、最後まで見続けられるかは疑問。
現時点で脱落したのは開始20分で見るのをやめた「OUR HOUSE」と、1話で無理と判断した「早子先生」と、2話で諦めた「ラヴソング」ぐらい。あとはまだ見れています。
ただ、もう今クールは「重版出来!」だけ見ればいい気すらします。このドラマは久々にDVD-BOXを買おうと思いました。第3話も良かったのですが、もう何より第2話が何度見ても泣ける。生瀬勝久この野郎と言いたくなる感じで、坂口健太郎がホームで泣くシーンも素晴らしかった。
というわけで、今季のドラマは「重版出来!」の圧勝で決まりです。また今度最終話が来るあたりでドラマについては書きます。
【2016】青葉賞 予想考察
青葉賞 有力馬考察
プロディガルサン
新馬戦は弱い相手にやっとやっとの勝利。芙蓉Sも勝ったメンバーは大した相手ではなく、東京スポーツ杯2歳Sは「大して強くもないのにしめしめ」と思っていたら、◎マイネルラフレシアから買ってこの馬に2着に走られてしまい怒りを覚えた記憶があります。
まぁこんな感じで一度も強いと思ったことはないんですが、相手なりに走るんですよねこの馬。決して全兄のリアルスティールのようなスケール感があるとは思えませんが、こういう相手なりに走る馬は弱いと思っていても評価を下げ過ぎるのはどうかなぁと思ったり。
クラブの事情か何かで皐月賞は向かわずにここからダービーへ向かうことになりましたが、よほどこの休養期間中に成長があったりしないと青葉賞のメンバーでも厳しい戦いにはなると思います。ただ、それでチェッキーノがフローラSを圧勝しちゃったりと、良血の力は恐ろしいですからね。基本的には嫌うスタンスで考えていますが「え?リアルスティールの全弟ですけど?」っていう感じで圧勝されちゃったらそれまでという感じです。
メートルダール
京成杯はスローペースを大外ブン回しで3着。完全に中山向きの馬だと思っていましたが、共同通信杯でもハイペースのポテンシャル勝負で差してきて3着。こちらの見立て以上には強い馬だったと解釈したほうがよさそう。
一連の流れを見ても距離は伸びたほうが良さそうで、ペースも速くなったほうがよさそう。マイネルハニーとノーブルマーズが59秒台前半とかで飛ばす流れになれば、この馬はしめしめといった感じでしょう。
ゼンノロブロイ産駒なのでダービー本番では厳しいと思いますが、青葉賞はペルーサ、ステラウインド、タンタアレグリアと好走馬が多数出ていますし、今回に関してはそこまで評価を下げないほうがよさそうです。
ヴァンキッシュラン
本来なら皐月賞に出走していたということは忘れてはいけない馬。2月の500万条件ではレースには勝ったが直線でレーヴァテインを妨害したということで降着。あれさえなければスプリングSなりに出て好勝負して皐月賞でもそれなりに人気していたはずです。
その後は目標をダービーに切り替えて、次走のアザレア賞ではジュンヴァルカンを下して勝利。そのジュンヴァルカンがあずさ賞を大圧勝したのを見てもこの馬は相当強いはず。
いかにもクラシックに向けて成長しているディープインパクト産駒という感じですし、前走内容を見ればここでは能力上位は明白。まずダービー出走権は取ってくると思いますが、果たしてそれが1着か2着か、というのを考える必要がありそう。
レーヴァテイン
新馬戦は中山競馬場で現地で見ていたのですが、リオンディーズ、サトノダイヤモンドに次ぐくらいの衝撃で「またこの世代はすごい馬が出てきたなぁ」と思った記憶があります。
次走の500万は圧勝するかなぁと思っていたのですが、ヴァンキッシュランと接戦の結果。不利を受けたということで繰り上がりで勝利になりましたが、正直なところを言えば新馬戦の衝撃度に比べれば弱いかなぁと思いました。
ただ、そのヴァンキッシュランがアザレア賞で相当強い馬ということがわかりましたし、リッチーリッチーやジョルジュサンクといった馬を大きく突き放していますのでこの馬も例年ならクラシックでそれなりに注目されるレベルと考えてよさそうです。
そして何よりこの馬は青葉賞にやたら相性が良い血統だということ。青葉賞を走った兄2頭(アプレザンレーヴ、レーヴミストラル)がどちらもこのレースを勝っていますし、東京芝2400mのダービーよりぬるいレースが得意な血統なんでしょう。ただ、この事実はファンの誰もが知っているのでオッズに反映されるはず。どこまで評価すべきかは難しいところですね。
アルカサル
新馬戦を見たときは大して強い馬だとは思っていませんでしたが、水仙賞はまさしく圧巻の競馬で評価していなくてごめんなさいという内容。
完全に中山芝2200mのロングスパート勝負が向いた格好ですが、ヒプノティストやキンシーユキヒメも弱い馬ではないので、普通に向く条件なら強い馬と考えていいはず。
ただ、中山芝2200mに比べて東京芝2400mが向くとはあんまり思えません。まずドリームジャーニー産駒ですから中山コースの非根幹距離はベスト条件だった可能性が高く、東京の長い直線でスパッと切れるイメージはほとんどありません。人気しそうな馬の中で嫌うならこのあたりですかね。
今回の青葉賞は結構メンバーが揃った印象。その上で逃げ馬もいるので、能力のない馬が穴をあけるというシーンはあんまり考えられません。
ただ、この馬はなめられそうですが結構面白そう。
マイネルハニーが積極策を取ること濃厚で、縦長の馬群が濃厚。この馬は好位の2番手につけられそうで、後ろの馬も差すのにエネルギーを使う展開にはなると思います。
今までスローペースを楽逃げしてきた馬ですが、この血統を見ても長距離である程度淀みない流れを伸び続ける適性はありそう。どの馬もなし崩しに脚を使う展開になれば、最後に垂れたマイネルハニーを交わして好走するシーンは結構あると思います。