東京ダービー2021(大井ダート2000m)の予想です。
6月9日に大井競馬場で開催され発走時刻は17:45です。出走馬はトランセンデンス、アランバローズ、ギガキング、チサットなど。大井競馬場のダート2000mで行われるSIです。
※東京ダービーはSIレースになるので本命馬はブログにて公開いたします。こちらのブログ記事から予想はご覧になることができます。
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東京ダービー 2021予想
予想の根拠
南関東クラシック2冠目のレースとなる東京ダービー。今年の東京ダービーの予想ポイントは「世代上位馬グループの把握」と「距離延長が怪しい馬が多い」ということじゃないだろうか。
今年の南関クラシック路線は2歳時からアランバローズとランリョウオーの2頭が引っ張ってきた感じで、京浜盃でまさかの2頭ともに崩れる波乱はあったが、結果的に羽田盃ではどちらも2,3着に好走した。このことからもアランバローズとランリョウオーが世代上位であるのは間違いなく、そこに羽田盃優勝馬トランセンデンス、京浜盃優勝馬チサットあたりを加えた馬たちが世代上位グループと考えて良さそうだ。
今年は京浜盃にメンバーが揃ったことから京浜盃→羽田盃のレベルがどちらも高かった感じがしますし、これらを使っていた世代上位グループとそれ以外のトライアル路線組はちょっと差がありそうな印象です。
では、それら世代上位グループを単純に買えばいいか、と言われればそこまで簡単ではなさそうで、どうも今年の東京ダービー出走馬は上位人気の馬に距離延長が怪しい馬が多い。特にその筆頭候補と言えるのがアランバローズで、この馬はヘニーヒューズ産駒の快速馬で2歳時からマイルがギリギリのようなスピードを押し出したレースぶり。京浜盃で控える競馬に失敗したことから羽田盃ではスピードを押し出して逃げる競馬で2着に走ったが、そのラップ構成を見ても「マイルの競馬をしてなんとか1ハロンもたせた」ような感じでしたし、決して距離延長がプラスには見えない。
詳しくは各馬の印の中で述べることとするが、アランバローズ以外にも距離が怪しい馬は多そうで、世代上位馬グループの中でも距離延長に対応できるか、という点は重視するべきだと思います。
過去5年のレースラップ傾向はこんな感じ。2016年のようなハイペース消耗戦になることもあれば、2019年のような超スローペースになることもあるので展開予測は難しい限りですが、今年に関していえば逃げるのはほぼ間違いなくアランバローズと見て良さそう。しかも抑えて逃げることができない馬なので前半からペースは速くなるはず。
羽田盃は直線半ばまでアランバローズがマイルのラップを刻んだことでアランバローズにレース展開を支配された感じでしたが、今回は2000mになると途中で息を入れる逃げになりそうですし、小久保厩舎のトーセンマッシもあたりがチームプレーで逃げを早めにつぶしにくる可能性もありそう。羽田盃と同じ淀みのない前傾ラップながら今回は如実にスタミナが問われる消耗戦になりそうで、世代上位グループの中で距離延長に対応できそうなスタミナタイプの馬に展開は向くんじゃないだろうか。
というわけで予想の発表。
東京ダービー 2021の印
【本命 ◎3 セイカメテオポリス】
世代上位グループの中で距離延長が最もハマるのはおそらくこの馬だろう。
メンバーが揃っていてハイレベルだった京浜盃と羽田盃のレース内容を見ても、どちらも僅差に好走できているので能力差はなさそうで、京浜盃は休み明けで太め残りの中で脚を余すようなレースぶり。羽田盃はアランバローズの刻むマイルの流れで追走に苦労しながらも、最後はグイグイと伸びて上がり2位の末脚で見せ場十分の内容だった。
これまでのレースぶりからズブさがあってじわじわ伸びてくるので距離延長は合いそうですし、血統的にも父はアメリカのクラシック血統。母父ディープスカイはダート中長距離の重賞馬を多数輩出していますし、母母父サドラーズウェルズ、母母母父ダンシングブレーヴと母系はスタミナ血統をこれでもかというぐらいに詰め込んだ血統背景。今回のメンバーで距離延長が合うイメージが最も湧くのはこの馬でしょう。
スタートは大して速くないのですが、二の足は速いので枠順次第ではそこそこの位置が取れそうな感じ。ここ2戦は外枠だったことで位置が取れなかった感じでしたし、今回は内枠を引けたことで二の足の速さで許容範囲の位置が取れる可能性あり。鎌倉記念のレース内容を見ても揉まれる競馬は全く問題なさそうですし、今回は内枠からスムーズに好位〜中団を立ち回って来れる可能性は十分にありそうです。
考察文のところで書いた通りで、今回はアランバローズの前傾ラップ逃げがスタミナ勝負を作り出しそうな感じがしますし、渋とく最後まで差してこれるタイプのこの馬にいかにも展開が向きそう。鞍上も無敗のトーセンクロードを蹴ってこちらを選んだわけですし、ここは距離延長での大幅パフォーマンス上昇に期待したい。
【対抗 ◯15 トランセンデンス】
ニューイヤーカップこそ途中で動いて楽勝だったが、それ以外のレースぶりを見ても門別時代から差して届かずの競馬を繰り返していた感じ。それが羽田盃ではスタートを決めて先行策から好位抜け出しで圧勝。スタートを決めて前で競馬できればこれほど強いかというパフォーマンスだった。
その前走内容から距離延長はいかにも合いそうですし、父トランセンド×母父シニスターミニスターなら揉まれない外枠はベストだろう。今回も前走のような競馬ができれば堅軸だと思うが、再び出遅れるリスクは若干怖い。
【単穴 ▲13 ブライトフラッグ】
もともとJBC2歳優駿で早め先頭という厳しい競馬をしながら今回1番人気濃厚のトランセンデンスとそこまで差のない競馬ができていた馬。南関に移籍してからの2戦は逃げる競馬で微妙な結果が続いていたが、羽田盃で意識的に控える競馬を試したところ最後は見せ場十分の末脚で7着に好走。脚を溜める競馬でまさしく一変して最速上がりを繰り出した。
最後までグイグイと伸びていた羽田盃の内容からも相対的に距離延長はプラスになりそうですし、アランバローズを目標に仕掛けが早くなりそうな展開もこの馬には向きそう。穴ならこの馬だと思います。
【特注 ☆6 チサット】
大井転入後から3連勝で京浜盃制覇。その京浜盃はトランセンデンス、アランバローズ、ランリョウオーといったこの世代のトップが出走しての結果でしたし、普通に強い競馬だったのは間違いない。
羽田盃は好位から伸びあぐねて力負けな感じもあったが、アランバローズが作り出したマイル寄りのスピード勝負で脚がたまらなかった可能性が高いか。もう少し溜めた方がこの馬は良い感じがします。
前走の敗戦内容から距離を心配する声もありそうですが、父が大井2000mで圧巻のレースを何度も見せたスマートファルコン。母ネフェルメモリーが東京プリンセス賞勝ち、曽祖母カシワズプリンセスが2000m時代の羽田盃勝ちという血統背景からも、大井ダート2000mに適性がないとは思えない。京浜盃の走りがフロックではないとすれば今回も警戒したい。
【△11 マカベウス】
2歳秋のハイセイコー記念の前まではこの世代の中心だったが、それ以降はどうも伸び悩んでいる印象。京浜盃は久々で太め残りで仕方がなかったにしても、羽田盃もジリジリしか伸びずで前進は感じなかった。母ショウリダバンザイの距離適性を考えれば2000mはこなして良さそうだが、距離延長でパフォーマンスを上げてくるかは半信半疑。
【△14 ギガキング】
2歳時からの戦績を見ても、明らかに右回りより左回りの方がコーナリングがスムーズで、なおかつじわじわバテずに伸びてくるのでスタミナ条件になればなるほど良い馬。そんな馬だけに東京湾カップの船橋1700mという条件はドンピシャだったはずで、低調なメンバーレベルで上がりがかかるスタミナ勝負になったことで後続を突き放した感じだ。
確かに前走内容は優秀だが、2走前には今回の東京ダービーで大して人気しなそうなジョエルに完敗。東京湾カップは距離延長でパフォーマンスを上げたのと同時に相手に恵まれた印象が強い。今回は左回りコースで一気の相手強化で人気必至となると・・・昨年の東京ダービーで東京湾カップが1,2着になったことでローテの心配はされていないようだが、やはりメンバーレベルからしても東京湾カップは王道ではないと思います。
【△16 ジョエル】
今年に入ってから急成長を見せての2連勝。ただ、その2戦はどちらもマイルですし、血統的に父が1400m巧者のトーセンブライトで母父ダイワメジャーという配合からも一気の2000mへの延長は未知数。正直今回走ってみないとわからない。
【△9 アランバローズ】
いかにもな典型的な早熟スピードタイプのヘニーヒューズ産駒。2歳時からマイルでも距離がギリギリの印象で、京浜盃は出遅れて控える競馬では何もできなかった。もうあの京浜盃のレース内容を見てしまうと逃げる競馬しかなさそうで、前走の羽田盃はマイルでスピードを活かす競馬でなんとか1800mをギリギリ走りきった感じ。今回はさらに200mの距離延長になりますし、いかにも小久保厩舎のトーセンマッシモあたりがチームプレーで潰しに行きそうな感じ。人気になることを考えれば抑え評価でいいか。
【△1 トーセンクロード】
3戦全勝の成績でダービー挑戦。どれも余裕十分のレース内容だが、これまで一線級と戦ったことが一度もなく、前走のダービートライアルの時計を考えてもそこから4秒の距離短縮が必要。未知の魅力でこなす可能性はあるが、それはあくまでも可能性。抑えまでが妥当か。
【推奨買い目】
ワイド 3→15,13,6,11 本線(15相手は重ね買い)
三連複 3→15,13,6→15,13,6,11,14,1,9,16 本線
馬連 3→15,13,6 ボーナス
【買い目及び予想のポイント】
ワイドで防御、三連複で攻撃、馬連はあくまでもボーナスのイメージ。本命の◎セイカメテオポリスは御神本さんがやる気出して乗ってくれれば普通に走れて良いので、まぁ3着に来たらとりあえずワイドで回収しつつ、普通に大波乱もありそうなので三連複はその可能性に期待して。上手くいけば全券種が的中できるので、効率よく防御と攻撃を考えて買いたい。