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東海ステークス2020の予想を公開!

東海ステークス2020(京都ダート1800m)の予想です。

1月26日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はインティ、スマハマ、エアアルマス、ヴェンジェンスなど。京都競馬場のダート1800mで行われるGIIです。

 

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[25日(土)小倉11R響灘特別]
過去5年で3人気と8人気が4度馬券に絡んでいる。今年も3,8人気の馬には要注意!

[26日(日)京都11R東海S(G2)]
過去の活躍馬を見ると5歳馬が他馬より好成績を上げており、16年は1,2,3着独占!今年の5歳馬はエアアルマス、コマビショウ、スマハマが該当。

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東海ステークス 2020予想

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東海ステークスの週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

もう誰しもが同じことを書いているとは思うが、今年の東海ステークスの予想のポイントは「展開」がほぼ全てと言っていいだろう。

同舞台で行われた昨秋のみやこステークスではインティ、スマハマ、リアンヴェリテの3頭が凄まじい先行争いを見せて前半1000m=59.0の超ハイペース。その結果、最後は脚を溜めていた差し馬が上位を独占した。

今回は奇しくもその時と同じくインティが外枠でスマハマが内枠という枠配置。加えてリアンヴェリテの代わりにアイファーイチオーというこちらも逃げたいクチの馬が加わった格好。さて、この状況でみやこステークスのように競り合ってのハイペースになるか、それとも競り合いを避ける形になって案外ペースが落ち着くのか、このどちらを選ぶかによってレース予想はガラリと変わってくるだろう。

 

展開を見ていく上でまず考えたいのはインティが以前よりもスピードタイプの馬になってきているということ。

条件戦時代はスピードを活かしながらも総合力を活かして隙のないダート馬という感じだったが、近走のインティを見ていると父ケイムホームのスピードが前面に出てきた感じで、ちょっとダート1800mでも若干距離が長いんじゃないかと思うほど。2番手からの競馬になると露骨に首を上げて行きたがる素振りを見せますし、陣営が言うようにこの馬は「逃げこそベスト」と言うのは間違っていないと思います。

インティが2019年で強い競馬を見せたのは東海ステークス、フェブラリーステークス、チャンピオンズカップの3戦。ですが、これらのレースはどれも内枠からすんなりと先手を奪ってマイペースの楽逃げ。武豊騎手の完璧なレースメイクの時には強い競馬を見せていますが、一方でみやこステークスはペースが厳しかったとはいえ最下位惨敗。帝王賞もペースが厳しかったとはいえちょっと垂れすぎな印象を受けました。

こんな感じでもう今のインティはこちらが思っている以上に気性難が厄介で好走レンジが狭くなってきていると言う印象。今回は外枠を引いて内に同型も何頭かいるとなれば、東海ステークス、フェブラリーステークス、チャンピオンズカップの3戦ほど楽な競馬にはならないと思いますし、今のインティは少しでも嫌な競馬になってしまうと途中でレースを辞める可能性が高いと見ています。今回は「ハナを取りきるまでにエネルギーを使う」or「2番手でマイペースの競馬ができない」のどちらかのパターンに陥る可能性が高そうで、そうなればみやこステークスほど速いペースにならなくともインティが沈む可能性は十分あるんではないでしょうか。

 

一方のスマハマという馬もカオスな道悪の中京ダートで日本レコードの時計を記録しただけであって、そこまで強いのかはちょっと疑問なところ。東海ステークスでは上位2頭に完全に突き放されましたし、ベテルギウスステークスでも弱い相手に楽逃げで負けるという情けない内容。こちらはインティのように気性難どうこうではなく、重賞のペースで先行してのガチンコ勝負になればあっさりと垂れるぐらいの馬という見立てです。それはアイファーイチオーに関しても同じ見解。

こんな感じで先行3騎はみやこステークスほどペースが速くならなくても潰れる可能性が高そう。加えて、おそらくエアアルマスが今回は揉まれずの外め4番手ぐらいから積極的な競馬をしてきそうですし、この馬が太秦ステークスのような強気の競馬をしてくると先行馬は相当に厳しそう。そうなればみやこステークスほどは道中ペースが速くならないにしても、差しがズバッと決まるレースになる可能性は高いんじゃないかという結論に至りました。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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東海ステークス 2020の印

本命 ◎ヴェンジェンス

本命は条件、枠順、展開と全てが向きそうなこの馬の激走に期待したい。

米国ダート血統らしく揉まれるとさっぱりダメだった馬で、短距離を走っていた頃から揉まれずに体力を活かせば強かった馬。馬群をスルスルと捌いて伸びてくるような芸当はできないが、一方で外目を少々ロスがあったとしても強引に捲るような戦法でもバテずに最後まで伸びてこられるのがこの馬の最大のセールスポイントだろう。

なかなかダート短距離ではその強みが活かしにくい部分があったが、近走で距離を伸ばして中距離への適性も示した格好。当然2走前の勝利は展開向いたにしても強い内容でしたし、チャンピオンズCも中京ダートで外外を通ってこの内容なら十分に評価できるはず。単純に今回のメンバーの中でも能力最上位級だろう。

少々は揉まれても大丈夫になったとはいえ、内枠よりは断然外枠の方が良さそうなタイプ。今回は揉まれない絶好の外枠な上に前がやり合いそうなメンバー構成。途中から上がっていって仕掛けどころさえ間違えずに体力を活かしきれればここは好勝負必至だろう。

 

対抗 ◯エアアルマス

前走の武蔵野Sは内枠で砂を被って全く競馬にならず。太秦Sはその後にみやこSを勝つヴェンジェンスを完封していますし、この馬は砂を被らなければ普通に重賞、GIで活躍できる馬だろう。今回は枠順がネックだが、騎手は砂を被らずの外めの先行策を狙ってくるはず。上手くいけば能力上位なので好走できそうだ。

 

単穴 ▲キングズガード

みやこS、チャンピオンズCで見せた末脚からもまだまだ能力の衰えはない感じ。ここに入っても能力自体は上位なはずで、あとは展開が向くかどうか。さすがにみやこSほどのハイペースにはならないと見て、その時よりは評価を若干落とした。

 

特注 ☆アングライフェン

シリウスSはハイペースで位置を取りに行って直線入り口で詰まって追い出しが遅れた。もともと馬群の中をスルスルと捌いてこれる器用な差し馬ですし、8歳といってもまだ衰えはなさそう。復調デムーロというのも心強いですし、スムーズに捌ければ展開的にも面白い1頭だと思います。

 

△ モズアトラクション

春から夏にかけてのパフォーマンスなら今回のメンバーでも最上位級。よくわからない負け方だったシリウスSを除けば、前走のチャンピオンズCも大外ぶん回しでそれなりに伸びていたので見直せる。今回は展開さえ向けば一発あってもいいだろう。

 

△ コマビショウ

前走のベテルギウスSは超スローペースで何も良さが出ず。上がりがかかってこその差し馬で、今回は展開自体は向きそう。前走の惨敗で人気が落ちるならば抑えておきたい。

 

 

印まとめ

◎ヴェンジェンス
◯エアアルマス
▲キングズガード
☆アングライフェン
△モズアトラクション
△コマビショウ

勝負度 C

 

推奨馬券

ワイド 15→7 本線

馬連 15→7,14,3,1,2 本線ベース

馬連 15→7,14,3,1 重ね買い

馬連 15→7 重ね買い

三連複 15→7,14,3,1,2 本線ベース

三連複 15,7→14,3,1,2 重ね買い

KAZ: