スプリングステークス2021(中山芝1800m)の予想です。
3月21日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はボーデン、ランドオブリバティ、ヴィクティファルス、ヴェイルネビュラなど。中山競馬場の芝1800mで行われるGIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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去年同重賞も推奨上位6頭でお見事入線!
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◎スプリングS2020 3連単37220円
1着ガロアクリーク 指数6位
2着ヴェルトライゼンデ指数1位
3着サクセッション 指数2位
◎阪神大賞典2020 3連単40140円
1着ユーキャンスマイル指数2位
2着トーセンカンビーナ指数6位
3着メイショウテンゲン指数4位
今週末と相性OK、上位6頭は要チェックですね。
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時に穴馬もいい感じに推奨してくれます!
◎中山記念2021 3連単22270円
ウインイクシード 7番人気指数4位推奨→3着
ケイデンスコール 5番人気指数2位推奨→2着
◎フェブラリーS2021 3連単101710円
エアスピネル 9番人気指数5位推奨→2着
ワンダーリーデル 8番人気指数3位推奨→3着
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走る、配当あげてくれる7~12人気をちゃんと推奨。
このデータやはり頼りになりますよね!
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スプリングステークスの週中分析記事はこちらから
予想の根拠
週中のレース考察では「スプリングステークスではマイル経験が重要」ということを強調し、小回りの中山芝1800mで追走スピード負けしないためにもマイルでの勝利実績や短距離血統の馬が有利ということ書いた。
ただ、それも良馬場での開催を想定して書いたものであり、蓋を開けてみれば今週末も日曜日はかなり雨の影響を受ける開催になりそう。
阪神や中京に比べると降り出しの時間が遅いので思ったほどの雨にはならない可能性もあるが、まぁお昼頃から11ミリというピンポイント天気予報を信じればまずメインレースは重馬場か不良馬場での開催になるだろう。
土曜日時点では4コーナーで土埃が上がってインがかなり荒れてきているようにも見えるのだが、それでもまだロスなくインを通った馬が上位に来れるような馬場状態。それが日曜日の雨でどういう馬場バイアスに変わるかは難しいところ。
加えて、日曜日は午後から強烈な南風が吹くという予報になっているので、直線追い風で差し馬に有利なコンディションができる可能性も。もし外差し馬場バイアス+直線追い風のような状態になれば、道悪適性ある差し馬が上位を独占するかもしれません。
まぁさすがに詳細なコンディションまでは予測しきれませんが、少なくとも例年のスプリングステークスのようなマイラー寄りのスピード重視の馬ではなく、どちらかといえば2000m寄りのスタミナ重視の馬を狙った方がいいとみます。
というわけで予想の発表。
どんなレースになるかを推理
[コース特徴] 前半スローからのなだらかなロンスパ戦になりやすい
[馬場レベル] F=かなり重い
[馬場バイアス]外差しになるかも? & 直線追い風で差し有利になるかも?
[血統傾向] スタミナ血統が有利
[レース展開] 先行馬がそれなりにいるので流れる可能性も。
[メンバーレベル] D=やや低調
[想定ラップ] 13.0 – 11.9 – 12.8 – 12.7 – 12.6 – 12.5 – 12.4 – 12.8 – 13.9
[想定時計] 1:54:6
[勝負度] D
※2021年より馬場レベルという基準を設定。基準はS-A-B-C-D-E-Fの7段階。Sが超高速馬場、Fが超タフ馬場というイメージです。
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スプリングステークス 2021の印
【本命 ◎14 ヴィクティファルス】
欧州で走っていたとしても英ダービー候補に上がるくらいの世界的な超良血で、そんな欧州要素の強い配合だからこそ、今回の道悪スプリングSはいかにも合いそうな印象。
初戦のレース映像を見ても一目でわかるぐらいに強烈なピッチ走法の馬で、力強く掻き込むようなフットワークは母父のガリレオが強く出ているか。この点は調教に騎乗した今回の鞍上も言及しており「ピッチ走法なので道悪は得意なはず」とのコメントを出している。
血統背景やその走法からも、前走は高速馬場の東京芝でのハイレベルな瞬発力勝負という条件がさっぱり合わないと見ていたが、鞍上の好騎乗があったとはいえしっかり伸びて好走した点は普通に評価できそう。ほぼ同じ位置にいたステラヴェローチェを競り落としていますし、倒したシャフリヤールあたりが世代最上位の可能性があることを考えても今回のメンバーの中では普通に能力最上位ではないだろうか。
そんな強敵相手に力を見せた前走だったが、おそらく前走は適性に合致した条件ではなかったはず。日本の芝ならばもっとタフで他馬が苦戦するような条件の方が合いそうですし、今回の雨で馬場が渋る中山芝1800mなんていかにも合いそうなイメージ。
父がトニービン持ちのスタミナタイプで、母父ガリレオ、母母父ロベルトという血統背景からも欧州要素がてんこ盛りで馬場はこなしそうですし、それでいてシルバーステートの近親ということから素軽さも持ち合わせているのでスピード負けしそうな感じもしない。
日曜の中山芝は勝負所のインが荒れて外が伸びる馬場になる可能性も割と高いと思いますし、それに加えて午後に強烈な南風予報が出ているので直線追い風で外差し有利なバイアスが発生する可能性あり。能力最上位で、なおかつ道悪馬場も問題なく、それでいて外差し馬場、追い風のバイアスまで味方につけられる可能性があるならば、この馬の妙味はかなり高いんじゃないだろうか。
【対抗 ◯10 ボーデン】
父ハービンジャーで母父キングカメハメハとうのはモズカッチャンやブラストワンピースと同じ好ニックス。その上、この馬は祖母がアドマイヤグルーヴで曾祖母にエアグルーヴがいるという超のつく良血馬。おそらくこれまで生まれたハービンジャー産駒の中でも最上位の良血馬ではないだろうか。
新馬戦は早めに抜け出すもディオスバリエンテの強襲にあって2着。2戦目の東京芝1800mで見せたパフォーマンスは誰が見ても優秀なはずで、キャリア2戦目のしかもハービンジャー産駒が東京の高速馬場でマークした時計ということを考えれば破格か。
今回はいきなりの重賞挑戦でなおかつ一転して道悪馬場というのは気になるが、以前に比べてトライアルのレベルも落ちているので十分に能力は通用するはず。道悪馬場も本来は高速馬場よりタフな馬場の方が得意な可能性もある。普通に評価していいんじゃないだろうか。
【単穴 ▲6 アサマノイタズラ】
初戦はハイレベル戦だったとはいえそこまで強さを感じなかったが、大型馬だけに2戦目でガラリ一変。好時計での圧勝だっただけでなく、最後は抑える余裕すらありましたし、あのパフォーマンスからも能力は相当に高いはず。昇級初戦の水仙賞は稀に見る超スロー戦で完全に脚を余しているので度外視可能。さて、果たしてこの相手でどこまでやれるか見てみたい。
父が中山コース適性が高いネオユニヴァースの系統で、母系にダンシングブレーヴとサドラーズウェルズを持つというのを見てもいかにも道悪馬場は合いそう。スムーズに立ち回ればここは穴を開けていいはずだ。
【特注 ☆9 ロードトゥフェイム】
父マツリダゴッホ×母父ダンシングブレーヴのイメージそのままの馬で、マツリダゴッホ譲りの立ち回りの上手さでスーッと勝負どころで上がってきながらタフ馬場を全く苦にせずに伸びてくる。もう走法を見ても明らかに道悪巧者という感じですし、前走で同条件の不良馬場を突き抜けていることからも適性が高いのは間違いない。
今回は見え見えの穴人気になっていますが、外が伸びるバイアスや直線追い風になる可能性もありますし、ベタに穴人気通りに走ってきても。
【消1 ランドオブリバティ】
新馬戦で道悪馬場をこなしているが、走法を見ても得意には見えず格下相手に苦戦したのは馬場の影響か。ホープフルSで露呈したように気性に難しさもある馬で、今回は道悪馬場の内枠でどういう競馬をするか、三浦騎手はレースの組み立てが相当に難しいんじゃないだろうか。
【消2 ワールドリバイバル】
あすなろ賞はそこまでキレを問われない展開が良かったか、一気にパフォーマンスを上げてきた感じ。その前走はスローに恵まれた感じもあるが、父ロベルト系で道悪馬場はこなしそうな感じもしますし、スッと行ければ粘りこみあっても。
【消3 ヴィゴーレ】
休み明けの前走は馬体重も増やして成長を感じさせるレースぶり。その時に倒したタガノディアーナがチューリップ賞で4着に走ったのを見ても、この馬もトライアルで走れる可能性はあるか。ただ、なんだかんだでディープらしい決め味を活かしてこそのキズナ産駒に見えるので、日曜日の道悪馬場はどうなんだろうか。
【消4 ヴェイルネビュラ】
百日草特別のレースぶりからも距離に限界はありそうで、同じく母父ハーツクライのロードカナロア産駒のケイデンスコールに似たようなタイプか。前走のジュニアカップはかなりの低レベル戦でしたし、ビゾンテノブファロと接戦程度では評価できない。例年ならばマイル実績が問われるレースだが、今年は道悪馬場で逆に長い距離に適性があったほうが良さそうな感じがしますし、ここは厳しいと見ます。
【消5 レインフロムヘヴン】
父ドゥラメンテから受け継いだ闘争心が前面に出た馬で、どうも制御できずに逃げ馬になっていている感じ。前走は自己条件で逃げて押し切ったが、強風吹くコンディションだったとはいえ倒した相手や走破時計は微妙。今回は重賞のメンバーで道悪馬場でどこまでやれるか。
【消7 ニシノオイカゼ】
いかにもキレなさそうな血統配合。新馬戦はスローペースで逃げが打てて展開に恵まれただろう。本質的にはもう少し長い距離の方がいい感じはするが、それでも能力的に足りない感じはします。
【消8 オンライン】
新馬戦は芝を使うも東京コースの超スローペース戦でキレ負けして良さが出ず。2走目はダートを使ってスタミナを存分に発揮して勝利。現時点では芝でどれくらい強いのかが未知数すぎるが、日曜の雨馬場で父ロベルト系というだけでも抑えてよさそう。最終的に絞ったので印が回らなかった。
【消11 イルーシヴパンサー】
昇級して2戦連続で2着だが、アスター賞はメンバーレベルが低くて他の上位馬がその後に全く走っていない一戦。前走の1勝クラス勝ちも強風吹くコンディションだったとはいえ、相手関係や走破時計は微妙だろう。その前走もインで完璧な競馬ができていましたし、そこからひと叩きしてどれくらい上積みがあるだろうか。
【消12 ビゾンテノブファロ】
前走は原騎手らしく何の工夫もなく外を回して差し損ね。そもそもの能力がたりなさそうですし、血統的に距離も長いだろう。
【消13 アールバロン】
前走は驚くべき超スローペースで逃げて完全に展開に恵まれた。今回はさすがに相手が強くなるように見えますし、重賞メンバーでは厳しいんじゃないでしょうか。
【消15 セルジュ】
ここ2戦を見ても自己条件でも全く通用していない。厳しいだろう。
【推奨買い目】
単勝 14 ヴィクティファルス 本線
馬連BOX 14,10,6,9 本線ベース
馬連 14→10,6,9 重ね買い
馬連 14→10 重ね買い
三連複BOX 14,10,6,9 本線ベース
三連複 14,10→6,9 重ね買い
馬単 14→10,6,9 ボーナス
三連単 14,10→14,10→6,9 ボーナス
【買い目及び予想のポイント】
今週も大雨予想で蓋を開けてみないとどんな馬場になるかわからず。まぁその中でも買いたい馬が4頭しかいなかったのでその4頭のBOXを買いつつ、本命の◎ヴィクティファルスから重ね買いをするように狙ってみたい。見立て通りなら◯ボーデンと一騎打ちになるんじゃないかとみているので、そこまでハマってくれると意外に配当もつきそう。
日曜は本当に買いたいレースがないので相対的にここが買いたいレースになるかもしれません。