白山大賞典2025(金沢ダート2100m)のレース予想です。
9月30日に金沢競馬場で開催され発走時刻は17:05です。出走馬はシンメデージー、カズタンジャー、ジャスパーロブスト、ピュアキアンなど。金沢競馬場のダート2100mで行われるJpnIIIです。
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白山大賞典 2025 予想
白山大賞典はどのようなレースか解説します
金沢ダート2100mで開催される交流重賞。小回りの金沢競馬場のコーナーをぐるぐる走ることになるレースで、後ろから進める馬はなかなか位置を押し上げるポイントがなく、結局は前に行った馬はそのまま粘り込んで上位に走ることが多い。
そんな傾向をジョッキーもわかっているからこそ、途中で動いて先頭を狙う戦法をしてくる馬が多く、2019年、2020年、2022、2024年は途中で先頭を奪った馬がそのまま押し切って勝利。前が有利なレースではありますが、最初から最後まで先頭で粘り込む馬は意外にそこまで多くありません。
今年の白山大賞典を予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
今年の白山大賞典は良馬場で雨の影響を受けずのコンディションになりそうです。
展開想定
何が何でも逃げたい馬が３頭。ジャスパーロブストはこの１枠からとなると行くしかないでしょうし、ピュアキアンも吉田豊騎手ならひとまず決め打ちのハナ戦法か。メイショウフンジンも逃げた時しか結果が出ていないので、この３頭の兼ね合いがどうなるかがポイント。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
コーナーばかりの舞台で出入りの激しい立ち回り戦
狙える馬のタイプ
ちょうど良い位置で機動力を活かせる馬
嫌える馬のタイプ
極端に後ろからになりそうな馬 or 先行争いに巻き込まれそうな馬
白山大賞典 2025の印
【本命 ◎11 シンメデージー】
前走の帝王賞はハイレベルでなおかつペースも厳しい中で外目を通っての正攻法で通用せず。ただ、それ以前のレースを見ても、交流重賞で全く差のない競馬ができていますし、もうどこかで重賞は勝てて良さそう。
今回はこれまでに比べれば相手は手薄ですし、前がやり合いそうで展開も向きそう。ちょうど良いところで競馬ができそうなこの馬には絶好のレースになりそうですし、鞍上も地元金沢の名手＝吉原寛人なら何も文句はあるまい。人気にはなるでしょうが勝つ可能性が最も高いのはこれか。
【対抗 ◯2 ディープリボーン】
いかにもホッコータルマエ産駒らしく使いつつ力をつけてきているタイプ。ブリリアントステークスは時計も優秀で普通に強い競馬でしたし、マーキュリーカップはハイペースを早めに動いて３着なら重賞初挑戦としてはまずまず。
これまでのこの馬の戦績からも、前走のような競馬を経験して成長してきそうですし、前すぎず後ろすぎずの脚質も良さそう。今回勝つ可能性のある１頭とみます。
【△1 ジャスパーロブスト】
揉まれずに先行できればホウオウルーレット、ムルソーといった重賞級の馬たちとも互角に走れる馬。今回は超強行ローテで距離延長で同型多数の中での１枠。能力は認めても崩れるとしたらここじゃないだろうか。
【△9 ピュアキアン】
スレイプニルステークスのレース内容からもカズタンジャーとは能力互角。今回は同型との兼ね合いになるが、おそらく揉まれなければ2番手でも大丈夫そうな馬。あとは吉田豊騎手がどれくらい前をつっかけるような騎乗をしてくるかどうか。
【△12 カズタンジャー】
川田騎手がコラムで「全く進んでいかない」と書いていた通りで、前進気勢が全くないのがこの馬の特徴。近走はテンからまるで進んでいないが、直線の長いコースでハイペースになったから差し切れている感じ。今回は小回りコースで果たして川田騎手の腕を持ってしても動かせるんだろうか。
【推奨買い目】
馬単 11,2→11,2,1,9,12
馬連 11→2
三連複2頭軸流し 11,2→1,9,12
【買い目及び予想のポイント】
ここは勝つ可能性があるのは２頭と見てのダブル本命。馬単フォーメーションと三連複２頭軸流しで、なんとかカズタンジャーが後ろで不発に終わってくれないだろうか。