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札幌2歳ステークス2022の予想を公開!

札幌2歳ステークス2022(札幌芝1800m)の予想です。

9月3日に札幌競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はブラストウェーブ、ダイヤモンドハンズ、ドゥーラ、シャンドゥレールなど。札幌競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

 

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札幌2歳ステークス 2022 考察

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札幌2歳ステークスはどんなレースになりやすいのか?

札幌競馬場の最終週に開催される芝1800mの2歳重賞。このレースは2歳戦における芝1800mの位置付け、札幌競馬場の位置付け、最終週で行われることによる影響などからはっきりとした傾向が出ており、しかもそれが全てロジカルに証明できるので個人的に大好きな重賞。

【2021年】◎アスクワイルドモア 4番人気2着

【2020年】◎アオイゴールド 12番人気4着

【2019年】◎ダーリントンホール 2番人気3着

【2018年】◎ナイママ 4番人気2着

近年も毎年のように当てられていますし、2020年もほぼ最低人気のアオイゴールドに本命を打って惜しい4着。まぁ先着されたソダシ、ユーバーレーベン、バスラットレオンのその後の活躍を見ても仕方がなかったですかね。それでもほぼ毎年当てられていますし、しっかりとこのレースの特徴を掴むことができれば割と当てやすいレースだと思います。

 

まず、しっかりと確認したいのが、この時期の2歳馬にとって芝1800mというのはスタミナが問われる過酷な条件だということ。

どうしても古馬の上級戦ベースで考えてしまう人が多いので、1800mというと緩い流れになることが多くて軽い条件と思いがちですが、まだデビューして間もない2歳馬にとってはしっかりとスタミナが問われる条件になります。

 

そんなスタミナが問われる2歳馬にとって厳しい1800mという距離なわけですが、この札幌2歳ステークスはただの芝1800mではなく洋芝の1800mで行われます

古馬のレースでも北海道の洋芝となると時計がかかってスタミナが問われるというのは常識ですが、そんな洋芝で行われるということで普通の1800mより過酷なレースになるというのは想像しやすいでしょう。

 

しかもこの札幌2歳ステークスはそんな洋芝の1800mの開催最終週に行われます

まだ開幕週の軽い馬場の1800m戦ならスローペースで先行した馬がそのままなだれ込むような軽い決着も想定しやすいですが、最終週でインが荒れてタフな馬場となると相当なスタミナが問われることは想像しやすいと思います。

 

まだ体力がつききっていない上にキャリアが浅い2歳馬にとって、、、

(1)1800mという長距離スタミナ条件

(2)タフな洋芝

(3)最終週の荒れたタフ馬場

という条件はもう「三重苦」と言ってしまって良さそうで、札幌2歳ステークスはとにかくスタミナと経験値を活かしてバテずに最後まで走り切れるかが重要なレースになります。

 

過去5年のレースラップを見てもスタミナ要素が問われるというのは一目瞭然。超スローペースになった2017年を除けば全ての年で前半1000mより後半1000mの方が時計がかかっていますし、レース上がりはどの年も36秒台後半から37秒台ぐらいかかっています。キャリア1、2戦でスローペースしか経験していない2歳馬たちにとってどれだけ過酷なレースかというのがこれでお分かりいただけたでしょうか。

 

そんな過酷でスタミナが問われるレースということで、この札幌2歳ステークスで好走するには「経験値」「スタミナ」「枠順」の3つのポイントが重要になります。

 

まずは「経験値」の点から見てみますが、過去5年の3着内好走馬のうち4番人気以下で好走した馬をまとめると、、、

 

【2021年】アスクワイルドモア 4番人気2着 <札幌2歳Sまでにキャリア3戦>

【2021年】トーセンヴァンノ 5番人気3着 <札幌2歳Sまでにキャリア4戦>

【2020年】ユーバーレーベン 5番人気2着 <札幌2歳Sまでにキャリア1戦>

【2019年】ブラックホール 5番人気1着 <札幌2歳Sまでにキャリア1戦>

【2018年】ニシノデイジー 6番人気1着 <札幌2歳Sまでにキャリア3戦>

【2018年】ナイママ    4番人気3着 <札幌2歳Sまでにキャリア3戦>

【2017年】ファストアプローチ 4番人気2着 <札幌2歳Sまでにキャリア2戦>

【2017年】ダブルシャープ 7番人気3着 <札幌2歳Sまでにキャリア4戦>

 

キャリア1戦だった馬は2頭だけで、それ以外の馬はキャリア2戦以上で場数を踏んで札幌2歳ステークスに挑んでいた馬でした。新馬戦はだいたいスローペースから上がりだけのレースが多く、そんなぬるま湯レースだけでなく色々なレース質を経験しているというのは札幌2歳ステークスでは非常に重要。

また、札幌2歳ステークスは消耗戦になって先行馬が全てバテてしまっての差し勝負になりやすいので、これまでのキャリアで溜めて差す競馬を経験しているかも重要。これは札幌2歳ステークスだけでなくこの時期の2歳重賞全てに言えることですが、逃げて押し切る競馬しか経験していない馬の期待値は低くなります。特に札幌2歳ステークスは差し有利になりやすいので溜めて差す経験をしているかは重視したいです。

 

このレースは「スタミナ」があるかも凄く重要。と言ってもキャリア1〜3戦しかしていない馬にスタミナがあるかというのはまだわからない部分が多く、その推測のために重要なのが血統です。もう一度、過去5年のレース結果を載せますが、、、

ディープインパクトやキングカメハメハなどの主流血統はあまり目立っておらず、その一方でハービンジャー、ニューアプローチ、ドーンアプローチといった欧州ノーザンダンサー系の活躍が顕著。とにかく瞬発力よりもスタミナが問われるレースになるので、サドラーズウェルズ、トニービン、ロベルトなどの欧州スタミナ血統は有利になりやすいレースでしょう。

種牡馬として非常に活躍が目立っているのがゴールドシップ産駒。父ゴールドシップも札幌2歳ステークスで好走した馬ですし、スタミナとタフ馬場適性に優れていてなおかつビッグレッドファーム生産の馬が多いので完成が早い。もういかにも札幌2歳ステークス向きの血統と言えるでしょう。

また、ここ2年で連続して好走しているキズナ産駒もこのレースとの相性は良さそう。ディープインパクト系ながらスタミナ条件に強い馬が出やすくなおかつ完成が早いのが特徴。2200mや1800mの非根幹距離に高い適性を持つ産駒が多いですし、いかにも札幌2歳ステークス向きの血統と言えるでしょう。

 

最後に「枠順」もこのレースを予想する上で重要なポイント。


※過去10年の札幌2歳ステークスの枠順別成績

開催最終週でインが荒れたタフ馬場で行われることもあり、馬場の外目を通れる外枠の馬が明らかに有利な傾向。特に揉まれずにスムーズな競馬ができる8枠の成績は過去10年で複勝率45%になっているので注目したいです。

過去5年に絞れば1、2枠は人気のクラージュゲリエとダーリントンホールしか走っておらず期待値はかなり低い印象。ダーリントンホールもインでスムーズさを欠いて危うく馬券圏外でしたし、基本的には内枠より外枠を重視するべきレースでしょう。

 

今年はどんなレースになりそうか?

キーンランドカップこそ直前に吹き始めた強風と騎手の極端な外伸び馬場への意識からイン差しの変なレースになってしまいましたが、その他のレースを見ても札幌芝はもう外が伸びるタフ馬場。キャリアの浅い2歳馬では小細工なんてできないでしょうし、例年通りに外枠有利のスタミナレースになると思います。

新潟2歳ステークスが恐ろしいくらいの低レベル戦になりましたが、こちらはまずまずのメンバーが揃った感じ。頭数も揃いそうですし、初戦で先行している馬が多いのでペースもまずまず流れそう。とにかくキャリア豊富で溜めて差す競馬を経験しているスタミナタイプが有利になるでしょう。

 

考察まとめ

【レース質】キャリアが浅い馬同士のスタミナ比べ。<□□■■>

【狙えるタイプ】キャリアが豊富な馬。

【狙えるタイプ】溜めて差す競馬を経験している馬

【狙えるタイプ】スタミナ豊富な欧州血統

【狙えるタイプ】完成度高くスタミナもあるゴールドシップやキズナ産駒

【狙えるタイプ】馬場の良い部分を通れる外枠の馬

 



 

札幌2歳ステークス 2022の印

【本命 ◎12 ドゥーラ】

初戦はハイレベルだったドゥアイズの新馬戦で出遅れて脚を余して4着止まり。このレースは上位馬が軒並み次走以降で活躍していますし、勝ち馬ドゥアイズも次走でコスモス賞で2着好走。そんな中で完全に脚を余しながら直線では最も良い脚を使っていましたし、完全に負けて強しのレースをしていた。

その初戦を評価して2戦目は本命に推したが、強いと思っていたがここまで強いのかというレースぶり。札幌芝1800mの新馬未勝利で1分49秒1というのは歴代2位の時計になりますし、その歴代1位の時計は開幕週の超高速馬場でゴルコンダが逃げ切ったものでこの馬が記録した時計的価値の方が明らかに上と見ていい。

ちょうど昨年の札幌開催でシンティレーションが1分49秒2の時計で走っているが、シンティレーションはその後にフラワーカップ3着で、2着ポッドボレットは内枠不利馬場の京都2歳ステークスで4着好走。そのシンティレーションよりも速い時計で走っている上にラップを見ても、、、

<本命馬が勝った札幌芝1800mの未勝利戦>
12.5 – 11.8 – 12.3 – 12.9 – 12.7 – 12.2 – 11.711.311.7 (前半3F=36.6 前半5F=62.2 後半3F=34.7)

<シンティレーションの未勝利戦>
12.6 – 12.5 – 12.7 – 12.1 – 12.1 – 11.911.711.3 – 12.3 (前半3F=37.8 前半5F=62.0 後半3F=35.3)

最後の3ハロンが全て11秒台を記録しており、まだ余力十分で1分49秒1を走り切った計算になる。もうこうして見ても今回のメンバーで最も強いのはこの馬である可能性がかなり高いだろう。

それでいて外枠有利な札幌2歳ステークスで最高の枠をGET。キャリア2戦で経験値も上位ですし、その2戦ともに最速上がりで溜めて差す競馬も経験済。穴人気は十分に想定していますし、普通にまだ力がよくわからない一戦一勝馬たちとオッズがバラけるなら相当に妙味はあるんじゃないでしょうか。

 

【対抗 ◯13 ドゥアイズ】

新馬戦はタフ馬場でのスローペースからの瞬発戦になったが、レースラップや上位馬のその後の戦績を見てもおそらくハイレベル戦。

ドゥーラが次走でタイムランクAで未勝利を圧勝しましたし、ジェモロジーやトップナイフも悪くない内容。ノーザンファーム産馬が上位を独占したのを見てもレースレベルは高かったと見ていい。

昇級初戦のコスモス賞は2着に終わったが、今年のコスモス賞は例年よりもメンバーレベルは高かったはず。勝ち馬モリアーナは現時点での牝馬クラシックの最上位的存在だと思いますし、その相手に2着に走れていれば普通に評価していいか。

キャリア2戦で経験値は今回のメンバーで上位ですし、溜めて差す競馬も経験済。それでいて8枠が引けたとなれば札幌2歳ステークスの好走傾向にバッチリとハマります。

 

【単穴 ▲7 トーセンウォルト】

初戦は極悪タフ馬場で全く走れず。2戦目でガラリ一変で2着だったが、ゴール前の脚色は今回出走のアンテロースより明らかにこちらの方が上だった。3戦目の前走で勝ち上がりとなったが、レース質を見ても前半スローからのロンスパ戦で地力ははっきり問われた感じ。

2−3着馬はハイレベルだったドゥアイズの新馬戦上位組ですし、ジェモロジーにつけた着差を考えてもドゥアイズと同じくらいの力があっても良さそう。一戦ごとに力をつけてきていますし、キャリア豊富で溜めて差す競馬も経験済。それでいて鞍上が札幌の鬼、横山武史なら十分に激走あっていいだろう。

 

【特注 ☆1 ダイヤモンドハンズ】

この世代の最初の新馬ウィナー。とにかくデビュー前から評判が高かった馬で、今のところは期待先行で過剰人気になっている印象。ただ、サトノダイヤモンド産駒で母もアルゼンチンGI馬という血統背景で、馬体や走法を見てもサトノダイヤモンドにそっくりなイメージの馬。おそらく初戦の中京マイルは適性外条件だったと思いますし、それをあっさり差し切るあたり素質は相当に高い可能性あり。

今回は右回りで馬場レベルも一気に変わって最悪の1枠と不利な要素は揃いますが、初戦で逃げてしまったシャンドゥレールや初戦レベルが怪しいブラストウェーブよりは走ってきそう。天下の福永騎手なら1枠からインを通るのは厳しいと見ていそうですし、後方に下げて外を回す競馬をしてきそうな感じがします。

 

【△2 ウェイビー】

初戦は優等生の競馬で好位抜け出し勝ち。2戦目のコスモス賞でも3着に走りましたし、今年のコスモス賞は例年に比べればメンバーは揃っていた。キャリア豊富で溜めて差す競馬を経験している点も評価できるが、内枠の分でドゥアイズほど評価はできなかった。

 

【△3 シャンドゥレール】

初戦は超スローペースで先手を奪って上がり勝負でほぼ追わずに勝利。見た目は強いですし初戦で仕上げない国枝厩舎でこの結果ですから素質は高そう。ただ、札幌2歳ステークスに挑むにおいて初戦で逃げた馬の期待値は低いですし、キャリアも超スローの新馬1戦というのも微妙。最終週の馬場ではこの枠もマイナスでしょうし今回は軽視が妥当か。

 

【△6 ブラストウェーブ】

ブラストワンピースの全弟という良血馬で、初戦は期待に応えて3着以下を突き放す好内容。ただ、その後の新馬戦2、3着馬のレース結果を見ていると初戦のレースレベルに疑問あり。

初戦はイッツオンリーユーとクビ差の接戦でゴール前の勢いからするとイッツオンリーユーの方が優勢。これでイッツオンリーユーが次走で未勝利を楽勝すれば文句なかったのだが、、、

ご覧の通りでドゥーラとドゥラエレーデに突き放されて3着。イッツオンリーユーは初戦と同じ指数で走っていますし、インを完璧に立ち回って武豊騎手はノーミス。それでいてこの結果となると初戦のレースレベルがそこまで高くなかったと考える方が妥当か。

キャリアの浅い2歳馬ですし、2戦目で一気に指数を上げてくるなど十分にあり得るとは思うが、対戦比較でドゥーラとこれだけ力差がありそうな馬が単勝オッズでドゥーラと競り合う人気になるなら少し軽視した方がいいか。

 

【△9 フェアエールング】

初戦は超スローペースに恵まれたとはいえ後続を突き離しての完勝。半姉マイネグレヴィルは札幌2歳ステークス2着馬ですし、何よりこのレースに相性絶好のゴールドシップ産駒。ただ、初戦で逃げてしまっている点はマイナス評価だろう。

 

【△14 ジョウショーホープ】

デビューから短い距離を使われているが、ダリア賞などを見てもスピード負けして脚を余していますし距離不足のイメージ。ミッキーロケット産駒で近親にヴェローチェオロがいれば中距離のほうが良さそうですし、今回は大外枠でルメールなら可能性あるだろう。

 

【消4 アースビート】

初戦は札幌芝1500mの完全な立ち回り勝負を逃げて押し切り勝ち。その前走3着が未勝利で先週惨敗したのを見ても特に評価はできないだろう。

 

【消5 レッドソリッド】

跳びが大きい馬で初戦は逃げたことが良かった感じ。その初戦は超スローに恵まれていますし2着馬も次走でパッとしない競馬。キャリア1戦で逃げた馬の期待値の低さや内枠という事を考えても印は回らない。

 

【消8 アンテロース】

デビューから3戦を見ても1800mで最後に脚が止まっている。祖母スカイノダンで短めの距離が良さそうな馬で、今回はコメントを見ても先行するらしいですしスタミナ切れして終わりそう。

 

【消10 アスクメークシェア】

初戦は超スローからの瞬発力勝負を差し切り勝ち。ただ接戦だった2着馬が次走でビキニボーイに突き離されましたし、父ロードカナロアで兄弟も全て単距離に出ているスプリント家系。タフ馬場の1800mは厳しそうだが・・・

 

【消11 ビキニボーイ】

初戦はスローからの追い比べ戦でフェネストラに伸び負け。前走は超スローの逃げがハマった感じがしますし、能力的にも溜めて差す競馬をしていない点でも評価できない。

 

【推奨買い目】

単勝 12 ドゥーラ 5〜6倍想定

ワイド 12→13,7 本線

三連複 12→13,7,1→13,7,1,2,3,6,9,14 (12→13,7,1は重ね買い) 本線

馬単 12→13,7,1 ボーナス

三連単 12→13,7,1 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはもう週中の考察で書いた通りのロジカル予想。外枠でキャリア豊富で溜めて差す競馬ができる◎ドゥーラ本命で相手も同じようなイメージで買える馬に。斎藤騎手がよほど下手に乗るか、ダイヤモンドハンズあたりが化け物じゃない限りはドゥーラが勝つと思うので単馬券を積極的に買いたい。

 

KAZ: