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ローズステークス2020の予想を公開!

ローズステークス2020(中京芝2000m)の予想です。

9月20日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はデゼル、フアナ、クラヴァシュドール、リアアメリアなど。中京競馬場の芝2000mで行われるGIIです。

 

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◎ダービー9点600円5400円

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◎Vマイル13点400円5200円

→11840円(回収率228%)

◎天皇賞10点500円5000円

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◎皐月賞14点400円5600円

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◎桜花賞14点400円5600円

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ローズステークス 2020予想

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ローズステークスの週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

土曜日の中京芝のレースを見ましたが、先週とは違って雨の影響をあまり受けていなかったおかげでかなりの高速馬場になっていた印象。中京6Rの芝2000mの1勝クラスなんてもう前に行った馬がそのまま粘りこむような結果でしたし、基本的にはイン先行有利な高速馬場という考えでいいだろう。

ただ、考えておかなければいけないのは中京競馬場の芝中長距離戦(中京芝2000m &  2200m)はJRAのコースの中でも最もタフな舞台の一つだということ。土曜日のメインレースでも途中から捲りが入ったことで高速馬場でも先行馬が全滅しての差し決着になりましたし、この中京芝2000mという舞台はスピードや立ち回りセンスだけあっても走りきれない舞台と見ていい。

ましてや日曜日のローズステークスはまだ若いと言っていい3歳牝馬同士のレースになりますし、非常にプレッシャーがかかるフルゲートで行われる点もポイント。少々スローの展開になってもタフさは問われるレースになると考えるのが妥当か。

そんな中京芝2000mというタフな舞台で行われるローズステークスだが、どうも大外枠を引いたシャムロックヒルが引き離し気味の大逃げを打ちそうなコメント。内枠を引いたヤマニンプティパも逃げられれば逃げたそうな感じですし、大外枠にはシャムロックヒル以外にも1200mで逃げているようなエレナアヴァンティというスピード馬もいます。これらの先行争いを制してコメント通りにシャムロックヒルが大逃げを打つとなると、トライアル戦でありながらスローペースからの瞬発力勝負という展開にはならなそう。

スローペースでさえタフで厳しい中京芝2000mですから、大逃げの淀みない流れになればさらにタフなレースになるはずで、地力とスタミナがはっきりと問われるようなレースになりそう。今回の舞台に合いそうな馬で、なおかつ単純に強いと思える馬を上位評価にしました。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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ローズステークス 2020の印

【本命 ◎3 フアナ】

本命は能力最上位で舞台適性もドンピシャで合いそうなこの馬でいいだろう。

もともと未勝利勝ちの印象的なパフォーマンスから強いと見ていた馬だが、その後に挑戦した重賞では直線で凄まじい強風を受けて、なおかつスムーズに前が捌けないながらも最後は猛然と差し込んできての強い競馬。最後の脚色は最も優れていましたし、スムーズな競馬ができれば突き抜けていておかしくなかったレースだった。

前走はそこから間隔を開けての出走となったが、+28kgの馬体増で成長分を加味したとしてもやはり絞れる余地のある仕上げ。それでいて中盤が全く緩まないミドルラップ戦をほぼ馬なりで押し上げて差し切るんだからこの馬は相当な器と見ていい。その前走で2着馬との着差が小さい点が不安視されるかもしれないが、2着のカレンシュトラウスという馬も既にオープン級の能力あるぐらいの素材ですし、実際に高速馬場だったとはいえ2020年の小倉芝1800mの全体時計の中でもダントツで速い走破時計だった点を見てもレースレベルは高かった。最後の脚色を見てもあと1Fぐらいは12秒チョイぐらいで走れそうでしたし、単純計算で前走時計に12.1を足したとしても1:57:0で小倉記念に出ていれば圧勝している計算になる。つまり前走はそれぐらい価値があるレースだったということだ。

今回は叩き2戦目で前走よりも明らかに状態が良さそうですし、賞金面を考えても秋華賞に出るためにはなんとしてもここで権利を取らなければいけない立場。シャムロックヒルが大逃げを打って非常にタフな差し比べレースになりそうですが、この馬はここ2戦で道中ペースの緩まない展開を経験しているという点は間違い無くプラス。血統面を見ても父の産駒は高速馬場のポテンシャル勝負に滅法強いですし、母がロベルトとトニービンを両方併せ持つというタフな舞台の差し比べでこそ良さを発揮しそうな血統構成。もういかにも中京芝2000mのポテンシャル勝負は合いそうですし、適性ベストで能力最上位ならここはこの馬が突き抜ける可能性が高いと見ます。

 

【対抗 ◯9 クラヴァシュドール】

オークスは期待していただけに案外な結果だったが、早めに仕掛けた馬が全滅したレース結果を見ても展開的に厳しかった。それ以前のレースを見てもクラシックの中心を走っていたような馬ですし、もともと馬体やレースぶりからマイルは忙しいと見ていたので2000mはベスト距離といってよさそう。中内田厩舎なら秋華賞の本番なんて考えずに前哨戦で仕上げてしまいそうですし、枠順や脚質からも自在に競馬ができそうなところは魅力的だ。

 

【単穴 ▲15 デゼル】

いくら外差し馬場だったとしてもスイートピーSの内容は圧巻以外の何物でもない。オークスは経験不足だった上にレーン騎手が途中で動いてしまって脚がたまらなかった感じ。血統や厩舎を見てもいかにもな晩成型ですし、不器用なパワー型の差し馬なので今回の条件は合いそう。こういう爆発的なトップスピードを誇るディープ産駒は武豊騎手が乗るのが一番良いと思いますし、ここは大外一気でも3着には突っ込んでくるイメージが湧きます。

 

【特注 ☆10 アブレイズ】

フラワーCはハイペースを前付けして押し切るなかなか強い勝ちっぷり。オークスに関してはタフな馬場で早めに仕掛けた馬は総崩れになっていたので度外視できる内容ですし、レース後に骨折が判明したとのことなのでノーカウントで良いか。まだキャリア3戦目で上積みはありそうですし、直近の調教内容を見ても素晴らしい動きで成長もありそう。ただフラワーC組がその後に微妙な成績しか収めておらず、この馬はキャリアで一度もキレる脚を使ったことがないので中京コース適性も微妙。ちょっと未知数な点が多すぎるのでこれぐらいの評価までとしました。

 

【△18 ラインオブダンス】

1勝クラス勝ちの内容は平凡なのだが、この馬はとにかく差し損ねた新馬戦のパフォーマンスが圧巻。なかなか新潟コースでも上がり32.5を新馬戦で出せる馬はおらず、この馬は左回りのタフな中距離戦でこその馬という可能性が高い。晩成のハーツクライ産駒だと思いますし、ここで一変しても驚けない。

 

【△14 シャレード】

デビューからの一連のレースぶりを見ても明かなサウスポー。ここ2戦を見ても距離は問題なさそうで、前走も芝2000mで時計も速くて優秀な内容。ただフローラSでは強風を受けたとはいえ上位とは差がありましたし、評価したいのはやまやまだがそこそこのところでとどめておく。

 

【△11 アカイイト】

未勝利勝ちの圧巻のパフォーマンスからも1勝クラスは楽に勝てるはずだったが、脚質的に出世が遅れてきた感じ。最近は位置取りもマシになってきましたし、1勝クラス勝ちはなかなかの勝ちっぷり。藻岩山特別はスローをのんびりと構えた鞍上の騎乗ミスですし、ここも乗り方次第で十分に上位争いになっていいんじゃないだろうか。

 

【△13 ムジカ】

未勝利を勝つまでに時間がかかったが、勝ち味に遅かっただけで能力は相当なもの。前走も早めに抜け出した馬を差し損ねただけで1勝クラスはすぐに勝てそう。この条件は合いそうですし、秋山騎手の溜めてズドンと差す戦法がハマれば一発ありそう。

 

【△1 リアアメリア】

今までのキャリアで好走した3戦に共通しているのは新馬戦、アルテミスS、オークスともに前半から中盤がスローで直線だけの瞬発力勝負だった事。一方で道中でプレッシャーのかかった阪神JFや桜花賞ではさっぱり何もできておらず、恐らくこの馬は非常に軽い瞬発質のディープ産駒だろう。オークスは4着と言っても早めに仕掛けた馬がすべて自滅した後の漁夫の利的な部分がありましたし、その時に使った脚色を見てもせいぜい能力はマジックキャッスルと同等程度だろう。

今回は能力断然とは言えないと思いますし、どうもシャムロックヒルが大逃げを打つ可能性があるのでトライアルではあるがスローになるかは微妙なところ。この枠を引いたとなると川田騎手のキャラなら秋華賞を見据えて先行策を取ってくる可能性もありますし、道中で淀みない流れを前付けするとなるとこの馬が走れるレース質になるかは疑問。それでいてオークス4着の戦績から1番人気を争うようなオッズになりそうですし、それならば抑え評価で十分という判断に至りました。

 

【△5 リリーピュアハート】

血統を見てもいかにも遅咲きなディープインパクト産駒。春には本格化していなかった感じで、ここは間隔を開けてきて一気に成長している可能性あり。間隔を開けて成長を促した点は評価できますし、土曜日に絶好調だった福永騎手というのもプラスですが、さすがに過剰人気すぎやしないだろうか。ゆりかもめ賞も牡馬相手とはいえかなり弱い相手に勝利ですし、オークスも出遅れたとはいえ見所はない。どうも人気先行型のイメージがあります。

 

【△2 フィオリキアリ】

ワンペースながら今までのレースを見てもほとんどバテずに最後は差し込んできている印象。どうも今まで使っていた距離が短かった感じがあり、前走はスローペース展開には恵まれたが2勝クラスを勝利というのは今回のメンバーの中では実績上位ともいえる。その前走は大幅馬体増で良化もあるでしょうし、人気もないなら抑えておいても。

 

【推奨買い目】

三連複 3→9,15→9,15,10,18,14,11,13,1,5,2 本線ベース

三連複 3,9,15 重ね買い

馬単 3→9,15,10,18,14,11,13,1,5,2 本線ベース

馬単 3→9,15 重ね買い

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはルメール騎手で過剰人気になることなんて当初から織り込み済みで◎フアナは強いと見て本命。それなりに◎◯▲の3頭は適性上位で能力も上位だとは思いますが、この条件で一気にパフォーマンスを上げてきておかしくない伏兵もたくさんいるので、三連複と馬単を広めに流して変なのが引っかかってくれると嬉しい感じです。

KAZ: