今日は2/14(日)に行われる京都記念のレース考察を行います。京都芝2200mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
昨日、2016年シーズンのDeNAベイスターズのファンクラブメンバーカードが家に届きました。もちろん今年も週1くらいでは観に行こうと思っております。
競馬ブログの方はみなさん野球好きが多いので、中日だったり阪神だったりヤクルトを応援されている方がいます。「勝ち組になれる競馬予想アカデミー」のアッキーさんは私と同じでベイスターズファンです。
まぁなんというかラミレス政権になって「優勝!」みたいに意気込んでいるわけもなく、今年もなんとかギリギリで3位になってくれればという希望の元に応援をしていきたいなぁと思っております。開幕が楽しみです。。。
京都記念 有力馬考察
早速、有力馬の考察に入ります。netkeibaの上位人気想定の5頭を取り上げてみます。
レーヴミストラル
前走は鮮やかな末脚で最後方から大外一気での勝利。ただ、これはかなり恵まれた一戦で、まずシュヴァルグランが断然人気に推されるような超低レベルなメンバーだったこと。そして追い込み一辺倒のこの馬にとっては理想的な少頭数レースだったこと。そしてエンジンのかかりが遅いこの馬にとって2400mはベストな距離だったこと、と全てが向いた感じがありました。
今回はまず2400m→2200mへの距離短縮。金鯱賞でも2000mで差し遅れている馬ですし、この距離短縮はプラスには働かないでしょう。
そして明らかに日経新春杯よりは多頭数になりそうなメンバー。そしてメンバーレベルも一気に跳ね上がります。シュヴァルグランより強い馬が5頭くらいいるにもかかわらず、前走の派手さだけで1番人気に支持されるのはとっても危険な気がします。
京都記念自体が先行馬有利で差し馬には厳しいレースですし、この馬自身も条件が全て悪くなる今回、かなり危険な人気馬になると見ています。
ヤマカツエース
3歳春までは使う路線を間違えていたのが全てか。ただ、それでも函館記念は内枠で恵まれに恵まれての3着という印象だったが、札幌記念→福島記念→中山金杯と使われるごとにみるみるパフォーマンスを上げていき、キングカメハメハ産駒の成長力の凄さをまざまざと見せつけられた。
この馬はほぼラブリーデイのコピーのような馬で、コーナー4回の2000m前後がベストな馬。福島記念はGIでも通用するだろうミトラに完勝。中山金杯も超スローとはいえ他馬とは全く違うレベルの競馬をしていました。
京都記念は昨年ラブリーデイが勝ったレースですし、コーナー4回の中距離戦なら今のこの馬が崩れる可能性はあまりなさそう。先行馬でレース傾向にも合いますし、父のキングカメハメハ、母父のロベルトとどちらも使い込めば使い込むほどに調子を上げてくるタイプ。この馬もラブリーデイやホッコータルマエらと同様に使って消耗しにくいタイプに見えるので出来落ちも心配ないでしょう。まずここは好勝負になると見ています。
タッチングスピーチ
ローズSではミッキークイーンに競り勝ち、エリザベス女王杯は絶望的な位置から突っ込んできての3着。まず昨年秋の一番の上がり馬はこの馬と言えるんじゃないでしょうか。
エリザベス女王杯も前が詰まって追えない不利がありながらの3着で、いかにも藤原竜也さんたちが「見えた!」とやっていそうで過剰人気は確実。下手するとヤマカツエースより人気になるんじゃないかと見ています。
能力があるのはわかっていますし、距離もこれぐらいがベスト。そして若干荒れた馬場の方がこの馬も好むことは知っています。ただ、有力馬の始動戦を能力が違うという理由で買うのは先週にダノンプラチナでダメとわかったばかり。昨年もキズナとハープスターが差し馬で期待を裏切っており、今回も間違いなく後方一気の競馬をするだろうこの馬を買うのはリスクでしかないと見ています。
サトノクラウン
天皇賞(秋)は休み明けとはいえ案外すぎる競馬。特にこの馬に不利な展開でもありませんでしたし、ダービー3着の実力を見ても負けすぎの結果でした。このことからもよぎるのは「成長力がなかった」可能性。
血統的にもいつ萎んでもおかしくない日本では非主流の血統ですし、サトノラーゼンなどの結果を見ても、ダービーはドゥラメンテ以外の評価は微妙な感じ。
しかも今回はデムーロが鞍上ということでデムーロおじさんの大量票が入りそうで、下手すると上位3頭とほぼ差のない4番人気とかになりそう。
前走の惨敗理由が不明確で、しかもデムーロで過剰人気する未知数な馬を上位評価にできる理由は一つもありません。
アドマイヤデウス
netkeibaでここまで「あれ?」と思うオッズも珍しいです。さすがに5番人気はないでしょう。ショウナンバッハ、トーセンレーヴ、ヒストリカル、スズカデヴィアスあたりの方が人気しそうな気もしますが一体どうなりますか。
もういかにも玄人が狙いそうな条件。昨年は日経賞以降まともにレースができたことが一度もなく、天皇賞(春)は外枠でかかって自滅。天皇賞(秋)は大外枠で何もできず、ジャパンカップも大外枠で先行策で自滅。有馬記念は絶好の内枠を引くも、リアファルの故障のあおりを受けて7着。
今回は昨年勝った日経新春杯とほぼ同じ条件に出走。少し荒れてきた京都の馬場も合うでしょうし、ある程度の位置が取れる脚質も魅力。ただ、それゆえ色々なブログで本命になりそうなので過剰な穴人気も濃厚と見ています。もちろん評価しなければいけない馬だとは思っていますが、馬自身も凡走慣れしている感じもありますし、人気次第で評価を変えたいです。
なんだか今回の京都記念は「危険な人気馬」だらけで、結構荒れる気がしています。玄人売れしそうなアドマイヤデウス、ライト層売れしそうなレーヴミストラル、タッチングスピーチ、サトノクラウンなど、能力と人気のバランスがズレそうな印象。
ここは勝負度高めでドカンと行きたいと思っています。というわけで現時点での本命馬はこの馬。
どれぐらいの人気になるかですが、あんまり人気になるタイプでもない気がしているので、今回はこの馬から先行馬への決め打ち馬券でドカンとぶちかましたいところです。