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【2016】きさらぎ賞 / レース考察(京都芝1800mで行われるGIII戦を徹底考察します)

今日は2/7(日)に行われるきさらぎ賞のレース考察を行います。京都芝1800mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

ちょっと4月に引っ越そうと思ってまして、今日は物件候補をぷらぷらと見てこようかなぁとおもっています。お天気も良いので。

「渋谷と新宿に出やすくて、マリノス(新横浜)とベイスターズ(関内)にサクッと行ける」というのが常日頃の条件なので、東急東横線沿いで探す予定。

東急東横線って意味不明な時間まで終電ありますし、結構便利ですよね。府中競馬場行くにも武蔵小杉で乗り換えれば楽に行けますし。

例年、4〜5月はあんまり予想の成績が良くならない傾向なので、その辺でリフレッシュするためにも引っ越そうかなぁと思っています。

 

過去5年のレース傾向

このレースは傾向が非常にわかりやすい。過去5年を見ても連対した馬は、

(1)ディープインパクト産駒

(2)4コーナー3番手以内の先行馬

のどちらかしかいません。

ディープインパクト産駒以外の差し馬は来れて3着が限度。アッシュゴールド、エイシンエルヴィン、アドマイヤドバイ、オルフェーヴル、全て3着となっています。

京都芝1800mというJRAの距離体系の中で一番ディープインパクトが得意そうなコースで行われる重賞。しかもディープインパクト産駒はクラシック本番に向けてこの時期に急激に力をつけてきます。ですので、この舞台ではディープ産駒は間違いなく連に絡みます。この話は後ほど血統のところで。

あんまり穴党がワイワイできるレースではないんですが、人気薄の台頭があるとすれば間違いなく逃げ、先行馬です。最もたる例は2011年のリキサンマックス。大逃げを打ってあのオルフェーヴルに先着しました。その他でも2013年はタマモベストプレイとマズルファイヤーが行った行った。2014年は人気馬だったとはいえ、バンドワゴンが強い逃げで2着に好走しました。

 

血統傾向

前項でも述べたように、このレースでディープインパクト産駒に逆らうのは自殺行為。2012年なんてディープのワンツースリーですし、今年も3頭出走しますからその可能性は十分にありそう。

その他では、ディープインパクトも父母父系統で持っているリファールの活躍目立ちます。2013年と2014年はホワイトマズル産駒が連続好走していますし、2011年に大穴を開けたリキサンマックスもキングヘイロー産駒でリファール系でした。

ディープインパクトも含めると、ここ5年で9/15の馬がリファールの血を持っていたことになります。これは今年もチェックした方がいいかもしれません。

 

レースラップ傾向

レースラップは結構バラバラですが、その理由は結構な確率で大逃げ馬が出るから。

2011年はリキサンマックスが大逃げしましたし、2014年はバンドワゴンが強気の逃げ、2015年はネオスターダムがまずまず飛ばして逃げました。

差し馬が早めに捕まえるレースになれば最後まで加速ラップになりますし、2011年や2014年のように最後のギリギリで差し馬が捕まえる展開になるとラストの時計はかかります。

2013年は最後に一気に時計がかかっていますし、今メンバーを改めて見てもそこまでレベルは高くなったと言えるかもしれません。

今年も大逃げをしそうな馬はいるかはチェックした方がいいかもしれませんね。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

 

サトノダイヤモンドは1.7倍で済みますかね?

個人的には1.4倍くらいまで行くんじゃないかなと思っていますが、そこはマスコミがこの1週間でどれだけロイカバードとの2億円対決を騒いでくれるかにかかっているかと思います。

恐らくサトノダイヤモンドとロイカバードの二本被りで、3番人気はレプランシュ、4番人気がロワアブソリュー、5番人気がノガロっていう感じでしょうか。

良くこういうレースを見て「穴馬の出番がないから面白くなさそう」という人がいますが、競馬で重要なことって穴が走るかじゃなくていかに儲けるか、なわけです。

例えば10番人気の穴馬が好走して、30点買った三連複で万馬券3万円の配当が手に入ったと喜ぶ人がいたとします。

ただ、それって1番人気と4番人気の馬連10倍を1点3000円買っても同じ配当を得られるわけです。ですが、この買い方をできるには「1点で買えるか」というところが重要なわけで、穴馬がいなくても相手が絞れて1、2点で行けるレースは現代競馬では非常に美味しいレース。

 

そういう美味しいレースを実現するためにも、今回この人気馬はほとんどの人が買うと思いますが、私は嫌う予定です。

その馬の名はブログランキングで公開中

前走は加速ラップを差し切り、ということで「ただ強い」という評価をされていますが、レースを見ても間違いなく2着馬の方が強かったと思います。

2着馬も牝馬クラシックを沸かせるような馬だと思いますが、牡馬一線級には敵わない馬でしょうし、そことの能力比較を考えても今回この馬が人気するんであれば最大限に嫌いたい。そしてここさえ(2着から)飛んでくれれば、このレースは相当旨味が出てくるレースになるんじゃないかと考えています。

 

KAZ: