今日は1/11(月)に行われるフェアリーステークスのレース考察を行います。中山芝1600mで行われる3歳牝馬限定のGIII戦です。その前に余談を少し。
先ほど行われたニューイヤーカップの結果も書いておきましょう。
◎タービランス → 2着
◯モリデンルンバ → 1着
▲アンサンブルライフ → 4着
☆フォクスホール → 5着
勝負度B
印だけ見ると当たったように見えるでしょう?
もうこれは悶絶の結果だったわけです。
基本的に◎から◯▲の馬単2点勝負で、タービランスはここでは強いと思って買ってました。しかもアンサンブルライフが被って人気していたので、対抗のモリデンルンバ相手の馬単にドカンと張っての勝負。
一応、抑えで三連単でタービランスが◯か▲に負けたときのために、◯▲→◎→◯▲☆も持ってました。
それがこの結果、、、
大本線の馬単を頭差で逃し、抑えの三連単をクビ差で逃す・・・(苦笑)
ちょっとこれは直線入り口で的中を確信してしまったのと、勝負度Bで突っ込んでたので立ち直れません。アルコールの力を使ってショックを飛ばすしかないかな。
いや、でも森はあの手応えで差されるのはないだろー。。。。
まぁ今週末頑張ります(汗)考察はほぼ完璧だったと思うのでこれは時の運です。これを続けていれば当たります。というわけでフェアリーSの考察へ。
フェアリーS 有力馬考察
今週末の重賞は登録馬が多かったので、抽選が終わるまで予想ができませんでした。早速、有力馬の考察に入ってみましょう。
クードラパン
本当にこの馬が1番人気になるんでしょうか?だとしたら、このレース勝負度Aになるかもしれません。
阪神ジュベナイルフィリーズでは穴人気しましたが、追い出して全くいいところなく大敗。そもそもサフラン賞のレベルが今考えると怪しそうで、2着クナウ、3着スミレとあんまり強くなさそうなメンバーを倒したレースでした。
確かにサフラン賞のレースぶりを見る限り中山巧者であることは明白。ただ、こういう阪神JF敗退組でその後も人気して凡走するダイワメジャー産駒って期待値が低いイメージ。マーブルカテドラルなんかもいつも人気を裏切っていましたし、この馬も特に買う理由が見当たりません。ヒモ程度の評価でいいんじゃないかと。
リセエンヌ
未勝利戦は阪神芝1800mで詰まる不利がありながらも差し切って勝利。次走のサウジアラビアRCでは走破時計もメンバーレベルも優秀で、その中で僅差差し負けての4着。
能力比較上、上に書いたクードラパンよりはまず強そうで、その馬より人気のない2番人気になるのであれば「買い」の馬だろう。
スタートも上手く、内枠を引ければそこまで後ろの位置取りになることはなさそう。昨年のフェアリーSではディープインパクト産駒が馬券に2頭絡んでおり、中山馬場回収後の芝1600mはディープ産駒の好走率は素晴らしい。
血統配合的にも母系がコテコテの欧州血統で、モンズーン、サドラーズウェルズと重い血が並ぶ。阪神芝1800mで坂でグイッと伸びたのを見ても、少し時計のかかる芝が得意なディープの可能性は高そうで、中山マイルの舞台はベストじゃないだろうか。普通にこの馬は上位3頭の印には入ると思います。
アルジェンテ
一番取捨に迷う馬はこの馬。初戦は外枠で大きく出遅れてレースに参加できず。2戦目で出遅れがマシになり、外めから差してきての完勝。走破時計も優秀で、普通に考えれば牝馬限定重賞なら十分通用するレベル。
ただ、この馬はやっぱりスタートがあんまり上手くない。それと使われてきた2戦が1400mというのもネック。あんまり1400mを使われてきた馬の距離延長は個人的に買いたくはない。
ディープインパクト産駒で前走のタイムランクがBとなれば、それなりの評価はするだろうが、本命とか対抗は打つ予定はない。
シーブリーズラブ
前走は着差とゴール板前の映像だけを見れば完勝。ただ、外差し馬場が向いたのは確かですし、一番の強敵だったビレッジシャトルが前が詰まって自滅したのも大きかった。そのおかげでこの馬はスムーズに何の不利もなく追い出しができての完勝となりました。
新馬戦にしても勝ち馬のラベンダーヴァレイの血統背景が先歩きして、勝ち馬が強そうな世論になってますが、ラベンダーは次走で500万で差し届かずの4着。新馬戦自体のタイムランクもDで、あんまり強そうなメンバーもいませんでした(未勝利をとんでもない時計で勝ったキャニオンロードは、このレースでは出遅れてレースに参加してません)
カジノドライヴ産駒っていうのもネック。この時期くらいまではダート血統の仕上がり早の馬が走れちゃいますし、去年の勝ち馬もヴァーミリアン産駒のノットフォーマルでした。ただ、人気薄でダート血統を買うのはアリだと思いますが、ここで人気のカジノドライヴ産駒を芝で買うのはちょっと気が引けます。この馬も2列目の一番下の評価かヒモくらいでいいと思っています。
ダイワダッチェス
新馬戦は今考えるとペルソナリテとアドマイヤモラールがいたレースでかなりのメンバーレベル。それを出遅れながらタイム差なしの2着で走りきった。
2戦目はシトロンに完成度の高さでやられるも僅差2着。3戦目はワンダフルラッシュに差し負けるも、そのワンダフルラッシュは昇級後に500万も勝利。しかもこのレースは今見てみるとラブリーアモン、サバイバルポケットらもおり、かなりメンバーレベルは高かった。
4戦目は圧倒的1番人気を背負い、今度こそはと横綱相撲を仕掛けるも、外差し馬場でパフォーマンスを上げてきた伏兵フジマサアクトレスに差されて2着。このように未勝利で明らかに基礎体力上位ながら、常に何かに差し負けて2着に敗れてきた。
そんな馬が変わったのが前走。1ヶ月間隔を開けて出走してきたが、先行抜け出しから圧勝。先週の結果分析のタイムランクはAを獲得し、メルマガでは常に「ダイワダッチェスの未勝利組は狙い続ける!」と宣言していた。
その通りに3着エクラミレネールは次走で未勝利を突破、4着のショウナンアンセムは次走で未勝利を勝った後、500万とOPを連続好走している。
先日のジュニアカップでのショウナンアンセムの走りを見ていただいて、その上で未勝利戦でその馬を子供扱いして1秒差つけた馬なわけです。前走が何かのフロックでないのであれば、牝馬同士なら能力上位は明白。
加えて、フェアリーSで相性の良いキングマンボ系のワークフォース産駒で、改修後の中山芝1600mはキングマンボ系がわっさわっさ走っています。
よほど大外枠を引いたり、状態面がイマイチとかでなければ、この馬を本命にする予定。後は展開、枠順で勝負度を変えますが、全て揃えば勝負度Aにする事も考えています。
枠順さえ変な枠にならなければ、ダイワダッチェス本命でリセエンヌを対抗か単穴にすればいいかなぁと思っているレース。もう一頭今のところ考えている対抗候補はこの馬です。
何より血統背景が最高。昨年の勝ち馬とほぼ同じ血統ですし、父はキングマンボ系。母系の配合を見てもいかにも中山コースは合いそうですし、前走で下した相手は未勝利戦を大圧勝。
今まで戦ってきた相手も相当強く、前走のタイムランクも優秀。枠順次第ではダイワやリセエンヌを抑えて本命にするかもしれません。
このレース、本気で狙えると思い始めてきたので、枠順発表がドキドキします。。。