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マイルCSはディープ産駒ワンツーも◎ワールドエース惨敗

「THE 消化不良」

もう力を出さずに負けるっていうのは悔しさをどこにぶつけていいかわかりません。まぁ展開、騎手含めての競馬です。これを機にもっと分析力、予想力をあげていかなければと反省する次第です。

マイルチャンピオンシップ 結果

◎ワールドエース … 8着
〇ミッキーアイル … 13着
▲フィエロ … 2着
☆エキストラエンド … 5着
△グランデッツァ … 3着
△レッドアリオン … 14着
△トーセンラー … 4着
△ダノンシャーク … 1着
△グランプリボス … 6着

本命に推した◎ワールドエースはいいところゼロでの8着。期待いただいた方には大変申し訳ありません。

以下、予想の合っていた点と外れていた点を検証

想定が外れた部分

①ホウライアキコが玉砕逃げをかました

ホウライアキコの前半3Fのペースは33.7。これで残ろうなんて無謀。和田騎手なら一発狙った騎乗はすると思ったが、このペースで行ってしまっては残り目はない。このペースを2番手につけたミッキーアイルは最も向かない展開になった。

②ミッキーアイルが番手を選んだ

今回、浜中騎手はハナを主張しなかった。もちろんホウライアキコがぶっ飛ばしたこともあるが、かわそうと思えばかわせた。これによりレースの展開予想がガラリと変わってしまった。

③福永騎手が予想外の好騎乗

絶対に外回して届かずの差しをするかと思ったら、うまくインに潜り込んでの2着。もちろんペースが向いたことはあるが、ちょっと福永騎手をあまりにも嫌いすぎていた点は反省。

④ワールドエース出負け+α

本命ワールドエースは出負けした時点でTHE END。これにより内を確保することが厳しくなり、ポジションをあげるために道中で脚を使い、4コーナーでは京都に慣れてないなぁと感じさせるブドー騎手の手綱さばき。その結果直線を向いた瞬間に両サイドから挟まれ一度ブレーキ。もう一度追い出そうとしたら同じコースを武豊騎手に奪われてもう一度ブレーキ。

正直、これは乗り替わりを繰り返してきた池江厩舎の人災だと思う。そしてそこそこ乗れてはいたがGIでは未知数で京都のイン突きをマスターしているとは思えないブドー騎手を信頼しすぎたのが仇となった。

想定が当たった部分

①ディープ産駒でワンツー決着

ワールドエースこそ来なかったが、1,2着はディープ産駒で決着。加えて4着トーセンラーと5着エキストラエンドもディープ産駒で、

掲示板5頭中4頭がディープ産駒という結果に

ミッキーアイルはハイペース、ワールドエースはまともに競馬ができなかったとエクスキューズはあるだけに、本当に今の京都馬場にはディープインパクトしか走れない何かがある。

②レコードに0.1秒差の高速決着

マイラーズCでワールドエースが繰り出したレコードが1:31:4で、今日のレースが1:31:5。結果として上位は高速時計に対応できる馬が独占した。

誤算は最後のラップがここまでかかる形でのレコードを想定していなかったこと。ミッキーのペースではなく、ハイペースで作られた高速決着は予想できなかった。

③岩田騎手の徹底したイン突き騎乗

現在の中央騎手で岩田騎手ほど京都コースを理解している騎手はいない。一か八か、どんな馬でもインにさえ潜り込めば何とかなることを理解しており、それを忠実に実行できる。今日のレースも4コーナー回ってきたときは中目だったがうまく最内を突いて勝利。京都GIでは岩田騎手というだけで買ってもいいだろう。

 

総じて今日は京都8Rで1枠2番を引いた松若騎手のマラムデールが下げて大外を回して届かず、ブドー騎手が出遅れてコーナー膨れて進路ふさがり8着、など

馬ばかり気にして騎手の舞台適性をあまりに無視していた感

がある。松若騎手にしてもローカルでは凄いが京都コースでの活躍はまだまだ。ブドー騎手にしてもこの間初来日したばかりだ。京都の戦略などは頭に入っていないだろう。

そういうのを抜きにしては競馬は当てられない。まだまだ未熟者ということです。

京都のGIは関係者がディープインパクトの種牡馬価値をあげようとしているとしか思えない馬場ですね。これは来年も続くと思うので京都金杯からチェックしていきたい限りです。

負けたレースでもきっちりと回顧は配信します。マイルCSメルマガデータは明日11/24(月)配信予定。外れましたが乞うご期待。

さて来週はジャパンカップ。今週のマイルCSで騎手もきちんと考えなければいけないと言う教訓を得ましたが、今回人気を落としそうなこの馬は鞍上大強化で一発ある可能性。

 

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