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天皇賞(秋) [2] 全頭診断その1

「下町ロケット」と「釣りバカ日誌」については書いたので、今日は「コウノドリ」について。

今クールのドラマは個人的に良作揃いだと思っていまして、「下町ロケット」「釣りバカ日誌」は素晴らしいですし、「無痛」「サイレーン」「遺産相続」も普通に面白い。「掟上今日子の備忘録」もまぁ観れる。

個人的に既にリタイヤしたのは「5→9」「オトナ女子」「結婚式の前日に」の3つ。結婚式の前日には香里奈のパンチ力不足って感じで、あとの2つはフジテレビがいかに今ダメかという企画力時点でダメな感じ。観る前からかなりハードルを低くしていたのにその下を行かれました。

今季のベストは「下町ロケット」か「コウノドリ」かと思うんですが、どちらもTBS。やっぱり最近はTBSのドラマが抜けているような気がします。池井戸潤チームの成功例ができたのが大きいんだとは思いますが、この「コウノドリ」も素晴らしい。

もう2話目で大人が号泣する内容。久々にここまで連ドラで入り込めるやつを観たなぁと。内容自体も結構重いですが、綾野剛と松岡茉優がその重さを掬ってくれる良いキャスティングになっててスンナリ観れます。特に2話は小栗旬の立場になって観てしまうと号泣必至ですね。

星野源も今までにないキャラで、すごく嫌なキャラなんですが、塩っぽいあの顔が活きる役回りにもなっていて意外に悪くなさそう。なかなかの良作になりそうなのでまだ見てない人は是非。

全頭診断その1

天皇賞(秋)は素直に強い馬を買えばいいレース。データだったり傾向はVANda君にお任せするとして、2回に分けて全頭の評価を下してみます。

 

アドマイヤデウス

日経新春杯、日経賞と連勝を飾り、一時は今年のGIの主役級に躍り出るかと思いきや戦線離脱。賞金を持っているのでここはぶっつけで臨んできたが、能力的に抜けた存在ではないので、いきなりこのメンバー相手での好走は難しそう。

ここをぶっつけで臨んできたあたり、目標は先にありそうで、春の重賞制覇の距離を見てもジャパンカップ、有馬記念に最大目標はありそう。天皇賞は叩き台だろう。

 

アンビシャス

前走出遅れ+毎日王冠で最速上がり+デムーロ騎乗

と、これでもかと現代競馬で人気しそうなファクターを集めたような馬で、下手すると4、5番人気にまで推されてもおかしくなさそう。

確かに強い馬で、3歳世代でもトップクラスの馬であることは間違いないが、この馬の最大の魅力はレースセンスの高さ。スタート上手く、追い出しての反応も良いタイプで、ベストは1600m〜1800mだろう。

2000mも問題なく走れるとは思うが、本質的にポテンシャル勝負での末脚比べは合わないはずで、そのようなレースになった場合は他の強い差し馬には敵わない可能性大。いかに内枠を引いてデムーロが溜めに溜められるかがポイントになりそう。いっそのことある程度出負けして後ろから行った方がハマる気もする。

 

イスラボニータ

前走内容を見ても現4歳世代のトップクラスであることは確実。ただ、レースを重ねるごとに直線入り口では突き抜けるんじゃないかという手応えを見せておきながら、早仕掛け気味に蛯名騎手が仕掛けて最後止まる、というのを繰り返している感じ。

馬自体がフジキセキらしくマイラーよりに傾いている感じに加えて、蛯名騎手との手が合っていないようにも感じる。

毎日王冠を見ても最後の100mで脚がバタッと止まっており、距離延長はマイナス。基本的には立ち回りとギアチェンジの早さで勝負するタイプだけに、ポテンシャル勝負での末脚比べも向かないはず。人気するだろうが苦戦濃厚と見ている。

 

エイシンヒカリ

前走で控える競馬を試せなかったことで、今回も行くしかないし、もし今回控える競馬なんてしたらこのメンバーに勝てるはずがない。

今回は前回のように誰からも競りかけられない緩いペースなんて不可能で、カレンミロティックに突っつかれつつ、ラブリーデイやクラレントからもプレッシャーを受ける形になるはず。それを分かった上で、武豊騎手は「甘くない」とマークを緩くさせる狙いのコメントを出している感じも。

今回は淡々とした流れでの逃げ切りを狙うはずで、そのペース配分に関しては武豊騎手は絶妙に上手い。ただ、いくらこの馬が自分のペースで逃げたとしても、楽に行けるか行けないかはこの馬が決めることではなく、2、3番手の馬が決めること。恐らく放っては置かれないはずで、ラスト200mまでは先頭だろうが、そこから凌げる力があるかは正直微妙。

 

カレンミロティック

決め手は欠くが惰性で粘り込める典型的タイプで、こういう馬はコーナー2回の東京よりは断然コーナー4回のコース向き。好走があるとすれば、エイシンヒカリが飛ばし気味に逃げてよほど縦長の展開になっての2番手追走のような形か。そんな形になるのも難しそうで、今回は苦戦必至。

 

クラレント

前走は出遅れで度外視可能。ベストは1600m〜1800mの左回りコースを外外でゆったり走れる条件。前へ行ってバテるタイプではないだけに、今回も人気以上には走る気はするが、まず直線での決め脚比べには屈する可能性大。

安田記念は東京マイルが合っていたというのが半分、メンバーレベルが弱かったというのが半分あるだろう。今回はさすがに厳しい。

 

サトノクラウン

鉄砲巧者だから毎日王冠を使わずにここを臨んできた、という論調があるが恐らくそれは間違い。それならば毎日王冠でルメールはアンビシャスから降りないはずで、もともとサトノクラウンで毎日王冠を想定していたからこそアンビシャスを受け渡したんだろう。

というわけで、恐らく今回は状態面は万全でない可能性は高そう。陣営の真の狙いもジャパンカップというのがもっぱらの噂で、ここは臨戦過程を見てもたたき台の可能性は高い。

ただ、今年のメンバーは粒揃いな割に突き抜けたメンバーがおらず、恐らくドゥラメンてがいれば圧勝するようなメンバー。それならば少々状態面に不安があってもサトノクラウンで十分勝負になる感じも。人気次第で印の重みを変えたい。

 

ショウナンパンドラ

全く天皇賞に直結しないオールカマー組だが、天皇賞に相性の良い牝馬ということで今年は注目を集めそう。何よりオールカマーの勝ち方が圧巻で、あの内容なら内枠を引けばかなり人気になるだろう。

ただし、何度も言っているように中山で見せる末脚を他コースで信頼するのは非常に危険。サウジアラビアカップでも、中山を衝撃的な勝利で臨んできたハレルヤボーイが伸びきれずに終わったのは記憶に新しい。

中山はギアチェンジ早く2ハロンだけ早い脚が使える馬が異常に強く見えるコースで、ショウナンパンドラにとっては内回りコースで脚を溜められて、、、と全てが向いた感じも。もちろん馬自体も強くなっているが、前走のパフォーマンスだけで化けたと判断するのは焦燥な気も。

今回は道中全く緩まないペースで、かつ最後に長く良い末脚を要求される条件。全く持って中山の脚の使い方とは異なるレースになりそうで、人気するなら危険大と見ている。人気ないなら買ってもいいんじゃないか。

 

ステファノス

典型的な藤原厩舎の馬という印象で、若駒時には無理をせず、ゆったりとその馬にあったローテーションで古馬になって気づけばGIレベルになっている、という感じの馬。他にもフィエロ、ウリウリ、ストレイトガールなど、この厩舎の馬はなんだかんだで凄い馬になる。

このステファノスも富士Sで驚異の瞬発力で勝ち切り、中山記念では重馬場を大外から差し込み。クイーンエリザベス2世杯でも2着と健闘し、今回のメンバーでも能力は通用するはず。

前走は休み明けで叩き仕上げ。それでいてスローを上がり2位で突っ込んできたなら十分良い内容と言えそう。データ面で上がり1位のアンビシャスばかり取り上げるんならこちらの馬に妙味が出てきそうだ。

 

 

これにて全頭診断前半戦は終了。

また明日にでも後編はサクッと書きます。

今日は最後に、今日の分析中で、恐らくバッサリ切る馬について書いておきます。

その馬の名はブログランキング(E)で公開中

 

なんだか意外に色々なところで評価されていますが、このローテーションって天皇賞では(0-1-0-27)っていう絶望的な成績です。

それもこれもレース質が全く異なるからで、いくらこのローテーションで強い勝ち方を見せてもそれと天皇賞とは別。この馬は別の機会で大きく狙いたいので、今回はバッサリ行く予定です。走られたらそれまで。

 

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ゴールドシップ、ドゥラメンテが不在であることを除けば、今年はほぼベストメンバーが顔を揃え、古馬中距離路線の頂上決戦にふさわしいレースとなりそうな秋の天皇賞。ラブリーデイ、イスラボニータ、ショウナンパンドラ、スピルバーグ、ワンアンドオンリーといったGI馬に加え、エイシンヒカリ、ヴァンセンヌ、ディサイファといった上がり馬、サトノクラン、アンビシャスといった3歳馬など、まさに多士済々の豪華メンバーといった顔ぶれだ。

世間の注目度の高いGIは、新聞を売りたいマスコミも力を入れて情報収集、紙面を割いて特集するが、毒にも薬にもならないような情報を垂れ流してるに過ぎない。なぜなら、各陣営も腹の探り合い、わざわざマークされるようなコメントを出したところで一銭の得にもならないからだ。

無論、元JRAの大物OBを抱える当社シンクタンクは、現役関係者から嘘偽りない本音を聞き出すことが可能。各陣営の“イル”“イラナイ”のジャッジを的確に下すことができる。既に厚く買うべき馬、高配当の使者になる馬などの目星は済んでいる。本物の情報を知りたい方は、今週の天皇賞の情報をぜひ入手してみて欲しい。

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