さて、日本全国の予想家を困らせているだろう京王杯2歳ステークス。先日の考察でも書いたが、ここは妙味重視で人気馬をバッサリと行かせてもらった。今一度、データと分析を振り返ろう。
レースデータ&分析
(1) ミスプロの血を持つ馬を重視 = セカンドテーブル ウォリアーズソウル
(2) ダイワメジャー・フジキセキ・ダート短距離血統 = アクティブミノル セカンドテーブル オープンザウェイ マイネルグルマン サフィロス(キンシャサノキセキ)
(3) 似たような条件での好走実績 = ニシノラッシュ アポロノシンザン
(4) 差し脚質は割引 = ×ワキノヒビキ ×ロンバルディア
(5) サンデー系はバッサリと切る = ×ワキノヒビキ ×ゴールドペガサス ×ロンバルディア
これらのデータを基に予想を組み立てていきたい。
京王杯2歳ステークス 予想
◎アポロノシンザン
○ニシノラッシュ
▲アクティブミノル
△コウソクコーナー
△サフィロス
△マイネルグルマン
まずこのレースの出発点は○ニシノラッシュが強い馬という前提から始まる。
ニシノラッシュは新馬戦を大圧勝し、サクラバクシンオーが適性向かないだろう新潟2歳ステークスで3着。そして今回と同条件の東京1400mのくるみ賞を快勝。ひとまずこの馬はレベルが高そうで、まず馬券を外さないと想定する。
それではニシノラッシュの相手として最も妙味がある馬はどれか?
先ほどのデータでもバッサリと切ったように、ワキノヒビキやロンバルディアは買いたくない。サンデー系ということもあるが、ワキノヒビキは後方一気の脚質がこのコースに合わなそうで、1400mはベスト距離だと思うが、その1400mで唯一大敗しているのが新馬戦での東京1400mコース。適性外の可能性は十分にある。
ロンバルディアは追い込みが決まったくるみ賞で4着。脚質的にも不安で、また前走も同じ脚質の馬が上位を占めたと言う事は、展開に恵まれたと捉えることもできる。
アクティブミノルやサフィロスといった馬は1200m経験しかなく、距離延長でも普通に走ってくる可能性はあるが、人気で買うには妙味が薄い。
そうなれば◎アポロノシンザンを狙いたい。
前走は当該コースで逃げてニシノラッシュの0.1秒差。他の先行馬は全て垂れていただけに、前に行った馬には厳しい展開(ラップ上はそこまででもないが)それを前前で粘り切ったレースぶりは東京1400mへの適性を示すものだった。その馬が先着しているロンバルディアよりも人気のない9番人気。妙味重視でここから狙ってみたい。
勝負の買い目
ワイド◎⇒○
三連複◎○⇒▲☆△△△
本線はアポロノシンザン逃げ粘りに地力でニシノラッシュでのワイド。
ボーナスとしてバッサリ切った馬以外の何かがもう一頭突っ込んできてくれたら当たる馬券を。