12:30現在で単勝10倍を切る馬が6頭。つまりJRA勢が全て単勝一桁台。一番人気もコロコロと変わっており、皆が予想に苦慮していることがうかがえる。ということはバシッと当てれば高配当ということ。クラシックも当てちゃいましょう。
展開予想(序盤)
スタンド側の直線いっぱいの引き込み線からスタート。直線をかなり長く走るため、ハナに立とうと思えばどの馬でも立てる。ここでは馬のダッシュ力やスピードというよりも「ハナに立ちたい意思」を考える必要があるか。距離に不安がある馬は折り合いに専念したいだろうし、一発を狙いたい馬は積極的にいくだろう。その点をしっかりと考えていこう。
ハナを取ると読んでいるのはナムラタイタン。
地元開催のJBCクラシック。もともとハナに立てるスピードはあるし一発を狙うならば逃げだろう。盛り上げるためにもハナを叩くんではないか。まぁこの馬が行こうが行くまいがさすがに馬券内に粘るのは無理なので、あまり展開面に影響はない。問題は中央の馬の隊列がどうなるかだ。
①ナムラタイタン
②ワンダーアキュート
③ホッコータルマエ
④クリソライト and コパノリッキー
⑥ベストウォーリア
⑦カゼノコ
こう隊列を予想するが、まぁ少しのずれは生じても仕方がない。問題は陣営がどういう競馬をしようとしているかをきちんと認識することだ。
まず武豊騎乗時のワンダーアキュートは地方コースでは先行する。そして重馬場=先行有利ということがわかっている武豊は、馬場が渋れば逃げさえも打つ。今回は馬場が渋っていることもあり、自在脚質のワンダーアキュートを積極的に運ばせると予想する。
ホッコータルマエにしてもキレ味でなく渋とさで勝負するタイプ。下げる理由がないために3番手くらいは確保するはずだ。
クリソライトはここ2戦レベルが低すぎて先行していた感じだが、そのイメージを保つためにもそこそこの位置では競馬をするはず。
コパノリッキーは位置取りよりもかぶされない競馬をすることが全てなので、番手の外側を追走というのがベストか。田辺騎手なだけに意表をついた逃げもありうる。
ベストウォーリアは距離不安があり、あえて出していくことはしないはず。必然的に6番手だろう。
カゼノコも差し脚で活躍してきた馬。この大舞台で脚質転換したら凄い度胸だがさすがにないだろう。
ワンダー、タルマエ、クリソ、リッキー、この4頭に関しては正直、どのような順番になるかはわからない。ベストウォーリアとカゼノコは後ろから行くのはほぼ間違いないか。
展開予想(後半)
4コーナーで何が先頭に立っているか?
これに関しては先の4頭のうちのどれかだとは思うが、
状態が万全であればホッコータルマエだと思う。
休み明けということで人気が嫌われているが、実力的にみれば地方コースの2000mなら抜けた存在。ワンダーアキュートが昨年よりも成長したとは思えず、ホッコータルマエが4コーナー先頭でトップで駆け抜ける姿が最も想像しやすい。
コパノリッキーとベストウォーリアに関しては距離が長いと思う。
特にベストウォーリアはジャパンダートダービーで明らかに距離のせいで止まった印象で、ここでは狙いづらい。
コパノリッキーは2000mでワンダーアキュートにあっさり逆転されるあたりは距離適性はマイルがベストなんだろう。
この2頭がタルマエやアキュートに先着するとはあまり考えにくい。
タルマエ>アキュート>リッキー>ウォーリアの構図が、適性、能力を考えると当てはまりそうだ。
この構図を崩すかもしれない1頭、それがクリソライトだ。
確かに前走のレベルは疑問だが、走る気持ちさえ戻ればベストウォーリアなどを子供扱いしてきた馬。上の構図をぶち壊す可能性を秘めている。
ホッコータルマエ>ワンダーアキュート>コパノリッキー>ベストウォーリア>クリソライト
の可能性もあれば
クリソライト>ホッコータルマエ>ワンダーアキュート>コパノリッキー>ベストウォーリア
の可能性もある。
クリソライトをそういう馬だと想定したうえで、馬券予想を披露しよう。
JBCクラシック 予想
◎ホッコータルマエ
○クリソライト
▲ワンダーアキュート
実力を素直に評価して◎ホッコータルマエを本命に推す。
決して向かないフェブラリーSのスピード勝負でも2着に好走するなど、ダート界では間違いなく横綱級。ワンダーアキュートにこの距離で負けるとは思えない。
一発があるとすれば○クリソライト。
昨年のJBCクラシックは無印で望んだが、前走で明らかな復調が見え、走る気持ちを取り戻した今ならばここで勝利しても不思議でない。加えてチャンピオンズカップへの叩き台の馬が多い中で、この馬はここに万全の仕上げで出てくること濃厚。頭まである馬券を買いたい。
この距離なら▲ワンダーアキュートも堅実だが、頭まであるとは思えない。
勝負の買い目
三連単 ◎⇒○▲△⇒○▲△
三連単 ○⇒◎▲△⇒◎▲△
その中でも◎ホッコータルマエ⇒○クリソライト⇔▲ワンダーアキュートの三連単を厚く買いたい。
View Comments (2)
KAZ様
指摘されていたとおり、
コパノリッキーが逃げの手に出ましたね。
ホッコータルマエは、休み明けが響いたのでしょうか。
なんにせよ、レース結果をよく見なおして。
チャンピオンズカップの予想に繋げたいと思います。
ヤスダッシュ様
コメントありがとうございます。
コパノリッキーは抑えてはおりましたが、頭までは買っておりませんでした(クリソライトの最後の差し切りが決まっていればJBC三連勝だったんですが・・)
今回のリッキーはとにかく逃げたことが全てでしょうね。本質的には2000mは少し長いと思うので、道悪であまりパワーを要求されず、単騎で行けたことが今回の好走かと思います。次、チャンピオンズカップで内枠を引いたら嫌いたいかも。
タルマエは完全に休み明けでしょうねー。少なくとも直線向くまでの手ごたえはよかったですから。パッと見ではチャンピオンズカップはクリソライト面白そうですけどね。