関東に戻ってまいりましたが、てっきり小春日和な感じかと思いきや、まだまだ寒いですね。昨日はコートなしで外出してみましたが、自殺行為だとはっきりと自覚しました。
今週末くらいからはお花見シーズンも始まるので、なんとかもう少し暖かくなってほしいんですがねぇ。
上位人気予想馬の短評
このレースもイマイチ人気が掴みづらいんですよね。感覚的に人気をしそうな馬たちの短評をあげてみます。
ソロル
昨年の勝利馬でイマイチ信頼度に欠けるムラ馬ではあるが、冬は走る馬で瞬発力勝負より消耗戦の方が得意。東海S、アルデバランSで復調の兆しを見せており、得意な中山ダート1800mに変わればある程度の信頼は可能か。本命党はここから入ってもいい馬だと思う。
マスクトヒーロー
中山ダート1800mが非常に得意な馬で、すでに７歳馬だがほとんどレースに使われてきていないため、馬体もかなり若いだろう。
もともと重賞も狙える素質がある馬で、今回はおそらくメイチの仕上げ。勝ち負け濃厚と見る。
サトノプリンシパル
３走前は京都ダート1400mで一変。2走前はカペラSで揉まれてアウトで、前走は根岸Sで大外枠に泣いた。ここ２走はエクスキューズはあるが、それでもここでの中山ダート1800mに変わるのはあまり良いとは思えない。
他に何が何でも行きたい馬がいないのでハナは奪えるとは思うが、もう少し短い距離でこその馬だとは思う。
ベルゲンクライ
前走は初のオープン戦ながら大久保洋吉厩舎の引退もあり１番人気に推された。結果は超スローのレースを最後方追走。最後追い上げるも届かずの４着。
前走の敗因はペースとはっきりしており、中山ダート1800mで鋭く最後に差せる脚は昨年のジェベルムーサを彷彿。今回は重賞で前走よりもペースは上がるはずで、まず勝ち負けになると予想する。
イッシンドウタイ
非常に気難しい馬で、能力はあるがノリさんが乗らないとまともに走らない馬。今回は田辺騎手への乗り替わりになり、騎手の腕は確かだがこの馬にとっては決してプラスにはならない。割引が必要だろう。
マイネルクロップ
前走で佐賀記念を制覇。これでそこそこ人気をしそうだが、この馬はとにかく平坦コースでないと走らない。佐賀コースは平坦だし、得意としている京都コースも平坦。
東海Sでも手応え抜群で回ってきて坂のところでぱったり止まった。今回は坂のある中山コースで全く強調はできない。
このレースは上位馬の取捨になると思うが、一頭穴馬をあげるとしたらこの馬か。
ベストはローカルの1700m戦だが外枠を引いてまくり競馬ができればこの舞台でもやれるはずだ。
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絶対的な存在だったロードカナロアが去った後のスプリント界は、春の高松宮記念をコパノリチャード、秋のスプリンターズＳをスノードラゴンが制したものの、どちらも馬場が悪い中で行われ、ハッキリ言えばスピード勝負ではなく、道悪適性が問われるだけのレースだった。ハッキリ言えば、先に繋がる１戦ではなかった。つまり、スプリント界は未だに混沌、どんな馬にもチャンスがある状況だ。
今年の顔ぶれも、昨年の覇者コパノリチャード、復調気配が見える実力馬ハクサンムーンにミッキーアイル、Ｇ１制覇まであと一歩が続くストレイトガール、勢いのあるアンバルブライベンなどなど、多士済々な満面。更には、昨年の香港スプリントを制覇したエアロヴェロシティが海外から参戦。馬券的には絶対に面白いレースではあるが、当り障りのない公式コメントや、まばらに散った新聞の印だけを頼りに馬券を買うようで、的中に近づくことなど不可能に近い。
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