上野東京ラインがいよいよ開業します。首都圏のJR路線では横浜→渋谷を繋いだ湘南新宿ライン開業以来の改変じゃないでしょうか。
これにより上野駅の混雑緩和に繋がるとは言いますが、上野駅の乗降客は目に見えて減少するんじゃないでしょうか。今まで北の玄関口は上野でしたし、「上野発の夜行列車降りた時から・・・」とやはり北に行くには上野というイメージでした。
なんだか常磐線も品川まで直通になるそうで、本当に上野で乗り換えるという事がなくなってしまってあの街は大丈夫なのかという心配があります。
個人的にも中山で大当てしたときに騒ぐ街の１位か２位に入る街ですし(笑)、どんな感じに変貌していくのか気になります。
JRA屈指の先行馬天国重賞
アーリントンカップが行われるコースは阪神芝1600m。
パッと見のイメージで差しが決まりやすいと思いがちだが、このアーリントンカップだけはもう逃げ馬、先行馬の天国のような重賞だ。
【2014年】
1着：ミッキーアイル 1-1
2着：タガノグランパ 2-2
3着：フェルメッツァ 10-10
【2013年】
1着：コパノリチャード 2-2
2着：カオスモス 3-3
3着：レッドアリオン 5-6
【2012年】
1着：ジャスタウェイ 12-12
2着：オリービン 3-4
3着：アルキメデス 8-7
【2011年】
1着：ノーザンリバー 5-7
2着：キョウエイバサラ 4-4
3着：テイエムクロタカ 1-1
【2010年】
1着：コスモセンサー 1-1
2着：ザタイキ 4-6
3着：レト 4-4
この重賞ではまず４コーナーで６番手以内にいないと話にならない。
阪神開幕週というのもあるが、阪神マイルは馬の能力がそのまま出やすい。こういった舞台で差し切れるような強い馬はクラシック路線に進みがち。よってここに出走してきた差し馬は一枚劣るという馬が多いんだろう。そういった馬よりは前々でスピードを活かせる快速馬の方が良いレースだ。
過去５年で４コーナー１０番手以下から差してきた馬は３頭のみ
そのうち１頭はジャスタウェイ。のちに世界最高の馬と評価される馬だ。
そしてもう２頭はアルキメデスとフェルメッツァ。両者に共通しているものは・・・そう
ディープインパクト産駒
ということである。
アーリントンカップを一言でまとめると、
４コーナー６番手以内で進める先行タイプの馬か、ディープ産駒の差し馬だけを買えばいいレース
こんな感じだろうか。
前が有利と言ってもディープインパクト産駒の切れ味は異常。前有利な馬場を超越してくる可能性があることは覚えておきたい。
この馬は血統的にも評価できるしある程度の位置でも競馬ができる。前走は血統的にも適性的にも向かない舞台で、その中でも今回出走して人気になりそうな馬と互角の勝負をしている点は見逃せない。人気の盲点にもなりそうで是非狙ってみたい。
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第89回 中山記念(Ｇ２) 中山芝1800m
【特大万券が狙える３連単勝負】
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マイラーも中距離馬もレースの選択肢に入るのが1800m。故に、その重賞となると、毎日王冠を筆頭に中々の好メンバーが揃うことになるが、この中山記念も同様だ。今年もイスラボニータ、ヌーヴォレコルト、ロゴタイプといったＧＩ馬が出走を予定しており、注目の一戦となる。
ただ、馬券攻略は一筋縄ではいかないのがこのレース。なぜなら、トリッキーな中山競馬場の開幕週だけに、流れや展開がレースを左右する大きな要素になる。枠順確定前に予想された新聞の印に頼って馬券を買うなど、まさに危険極まりない行為と言っていい。
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