前回の考察で、
力のある馬が勝つレース
狙うべき穴馬は「力を軽視されている」馬
という事に関してみてきたが、今日は脚質から天皇賞(秋)を見ていきたい。
圧倒的な差し脚質有利データ
【2013年】
1着:ジャスタウェイ 11-10-9 34.6 3F1位
2着:ジェンティルドンナ 2-2-2 35.8 3F3位
3着:エイシンフラッシュ 8-9-10 35.5 3F2位
【2012年】
1着:エイシンフラッシュ 11-12-12 33.1 3F1位
2着:フェノーメノ 4-4-4 33.8 3F6位
3着:ルーラーシップ 16-15-15 33.1 3F1位
【2011年】
1着:トーセンジョーダン 11-10-11 34.2 3F2位
2着:ダークシャドウ 7-8-7 34.7 3F3位
3着:ペルーサ 13-13-13 33.9 3F1位
【2010年】
1着:ブエナビスタ 9-8-8 34.1 3F2位
2着:ペルーサ 17-17-17 33.6 3F1位
3着:アーネストリー 4-4-4 34.8 3F7位
【2009年】
1着:カンパニー 9-9-9 32.9 3F1位
2着:スクリーンヒーロー 2-4-4 33.6 3F3位
3着:ウオッカ 13-14-14 32.9 3F1位
過去5年の3着内馬の通過順位と上がり3Fタイムと上がり順位を上に示した。
これを見れば天皇賞(秋)は簡単なGIだということがわかる。
上がり3F最速の脚を繰り出した馬はほぼ確実に馬券に絡んでいる
過去5年間のデータの内、上がり3F1位の馬+2位or3位の馬が確実に馬券内に絡んでおり、行った行ったの先行決着なんてことはまず起きないGIと言える。
なぜ、ここまで差し決着、上がりの早い馬の好走が目だつのか?
それは前回の考察でも述べた天皇賞(秋)特有のラップが影響している。
2F目からよどみなく11秒台を要求されるラップは、先行馬にはとても厳しく、加えて府中の長い直線が前残りを許さない。
過去10年で2番手以内の位置取りから馬券に絡んだのは、ダイワスカーレットとジェンティルドンナとダイワメジャーのみ。どの馬もGIを何勝もしている名馬たちだ。
それぐらいのレベルの先行馬でなければ、天皇賞(秋)は馬券に絡めない。この事実は馬券的中のためには、きっちりと覚えておきたい。
では、そうなればこの馬は穴人気をするかもしれないが、データ上はとても危ない馬と言えるかもしれない。
その馬の名は???
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