新潟記念2017（新潟芝2000m)の考察です。

9月3日に新潟競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はアストラエンブレム、トーセンバジル、マイネルフロスト、ルミナスウォリアー、ロイカバード、タツゴウゲキなど。新潟競馬場の芝2000mで行われるGIII戦です。

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26日
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27日
「馬単」　新潟4R　4頭BOX　12点　5,300円的中

「三連単」　新潟6R　軸1頭ながしマルチ　36点　18,310円的中

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新潟記念 2017 考察

過去５年のレース傾向

長く続いた夏競馬も今週で終了。暑い時期で馬の体調管理が難しく、実績馬でもコロッとあっさり負ける時期だけに、個人的にもあまり夏競馬は好きな時期ではありませんが、これもまた競馬だなーという感じの期間でしたね。

そんな夏競馬のサマー2000シリーズの最終戦、新潟記念が今週末に行われます。

新潟競馬場といえば日本一長い直線で有名な舞台。その外回りで行われる中距離重賞は新潟記念と新潟大賞典の２つで、その中でもより距離の長いこの新潟記念は長く良い脚を使える日本一選手権みたいな様相のレース。

ペース次第では去年のアデイインザライフの32.7(逃げたメイショウナルト以外はかなりスローだった)や、2012年のトランスワープの32.3という驚異的な上がり時計が出ますが、淀みなく流れれば上がり34秒台前半の長く良い脚が求められる舞台。

展開次第で極限の上がり勝負or持続力ある末脚が求められる勝負とどちらにでも傾くので、その辺りをきっちりと見極める必要がありそうです。

レースラップ傾向＆展開予測

新潟競馬場の外回りコースは直線が長すぎるので基本的にはペースは速くならない舞台。一見すると昨年は淀みない流れに見えますが、これは逃げたメイショウナルトが刻んだラップで、その後ろはスローで推移したので一団馬群はスローで進んだレースでした。

2012年は超スローからの極限の上がり勝負に。2013〜2015年はそれなりに流れての持続力勝負に。さすがにこの舞台でガンガン飛ばす馬はいないので、ペース流れても2013〜2015年くらいで落ち着きそう。

今年は先行馬がほとんどいないメンバー構成で、逃げるのはほぼ間違いなくウインガナドル。その２番手がマイネルフロストで決まりというようなメンバー構成で、しかもその２頭がマイネル軍団となれば、まず間違いなく超スローは確定的か。

新潟２歳ステークスのように、後ろからでは絶望的なレースになる可能性が高く、ある程度の位置から速い上がりが使える馬を狙いたい。

血統傾向

過去４年の３着内馬１２頭の内、７頭がディープインパクト産駒という近年はディープインパクト産駒の独壇場となっている舞台。

そのディープインパクト産駒の中でも、ファタモルガーナ、クランモンタナ、マーティンボロ、ラストインパクト、パッションダンスなど、キレないディープインパクト産駒が良く走るのがこのレースの特徴。

スパッとキレるディープインパクト産駒は京都コースなど極限のキレが問われるコースの方が向く印象で、新潟コースで走るディープインパクト産駒はディープの中では相対的にキレないイメージがある馬の方がいいということでしょう。

イメージとしてはこのレースで走る血統は下記の２パターン。

ディープの中では相対的にキレないタイプのディープインパクト産駒

or

その血統の中では相対的にキレるタイプの重厚な血統

母父トニービンだったり母父ロベルトのようなじり脚タイプのディープインパクト産駒が走りますし、逆にシンボリクリスエス産駒やオペラハウス産駒といったあんまりキレるイメージのない重厚な血統の馬も、その血統の割にキレはあるよね、という馬は走ってきます。

考察まとめ

というわけで枠順発表前の新潟記念の想定オッズはこちら。

枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）

安定感やデムーロ騎乗ということもあって１番人気はアストラエンブレムになりそう。２番人気は近２走のレベルも考えるとトーセンバジルあたりが妥当か。

その後は大混戦になりそうで、今の玄人チックなオッズならどんな馬が３番人気に来てもおかしくなさそう。多分、タツゴウゲキは玄人層から一気に嫌われるはずで、危ない人気馬と考えている人も多いと思いますが、そもそも人気しない気がします。

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＜推奨根拠＞

もう今回はこの馬でいいかなーと思っております。

脚質、血統ともにベストですし、前半ゆったり目に流れての後半の上がり勝負で渋とく伸び続けるのはこの馬にとってもベスト。あとは騎手でどれだけ人気しちゃうかですが、上手く６〜８番人気ぐらいに収まってくれればいいなぁと思っております。

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