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新潟2歳ステークス2021の予想を公開!

新潟2歳ステークス2021(新潟芝1600m)の予想です。

8月29日に新潟競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はアライバル、クレイドル、セリフォス、オタルエバーなど。新潟競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。

 

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余計な言葉はいりません・・・

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【8月の無料予想・実績】

8/22 新潟10R 阿賀野川特別

3連複1-9-10的中/48.9倍

払戻:24,450円/回収率:489%

8/15 浦佐特別・札幌4R →計17,840円

8/14 コスモス賞・新潟2R→計19,200円

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こんな高配当もあるんです

8/8 潮騒特別 三連複90.7倍

払戻:72,560円/回収率:1512%

8/7 新潟4R ワイド49.1倍

払戻:34,370円/回収率:701%

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新潟2歳ステークス 2021予想

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新潟2歳ステークスの週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

新潟2歳ステークスは函館2歳ステークスに続いて行われる2歳重賞part2。函館2歳ステークスのところでも書きましたが、この時期の2歳重賞はとにかく経験値が重要。大体どのレースも新馬戦というのはスローペースのぬるま湯戦になることが多く、2戦目で一気にメンバーレベルが上がったりペースが上がったりした時にしっかり対応できるかというのがこの時期の2歳重賞では重要になります。

新潟2歳ステークスは新潟外回り1600mを使用して行われる重賞。とにかく直線が長い舞台で行われるということもあって速い上がりを使えるかどうかが非常に重要になりますし、夏の新潟開催の後半に行われることもあって馬場の良い外側を通れるかも非常に重要。なかなかキャリアが少ない馬ばかりなので、どの馬が速い上がりが使えるか、スムーズに外側を通れるかというのを判断するのは難しいところですが、このレースには3点ほど重要な好走データが存在する。ここで一つずつ簡単に解説したい。

 

(1)新馬戦で速い上がり=上がり2位以内を使えていない馬は厳しい

先ほども書いた通りで、新潟コースの長い直線でいかに速い上がり、鋭い決め手が使えるかというのが新潟2歳ステークスの重要ポイント。新馬戦で速い上がりが使えていない馬はなかなかこの舞台に対応することは難しく、実際に新馬戦で上がり順位3位以下の馬は、、、

新馬戦で上がり3F3位以下 (0-0-0-22)

と壊滅的な成績になっています。キャリアが少ない中でもしっかりと速い上がりを使えている馬を重視するべきレースでしょう。

 

(2)逃げ馬はほとんど無理と考えていいレース

新潟2歳ステークスは毎年のようにスローペースになるのですが、それでも逃げ馬の成績は全くもって良くありません。過去20年スパンで見ても逃げ馬の成績は、、、

新潟2歳Sで逃げた馬 (0-1-1-18)

とご覧のように最悪の成績。直線の長い新潟コースをまだ体力のつききっていない2歳馬が逃げ切るというのは並大抵のことではなく、それよりもちゃんと溜めて末脚を使う練習をしてきている馬の方が有利と言えます。

 

(3)外枠有利&内枠不利の傾向が顕著

馬場の外側部分をスムーズに通れる馬が有利というのは先ほど書きましたが、そうなるとやっぱりこのレースは外枠の方が有利で内枠は不利なレース傾向。

こうして過去5年のレース結果を見ても中枠〜外枠の馬の好走が目立ちますし、内枠の馬が2頭馬券に絡むことはほぼないと見ていい。土曜の新潟芝のレースを振り返っても、外回りコースは外目の方が伸びる馬場になってきていますし、今年も例年通りに中枠〜外枠の馬が有利で内枠不利という考えでいいと思います。

 

というわけで、新潟2歳ステークスで買うべき馬の特徴を最後にまとめると、、、

(1)初戦で上がり2位以内の優秀な末脚を使えており

(2)今回逃げる可能性がなさそうで

(3)外めの枠を引けた馬

ということになるんじゃないだろうか。

もちろん初戦レベルやレース内容はしっかり吟味するが、ざっくりこの条件に合致する馬を重視して、合致しない馬を軽視することにして予想を組み立てたい。

というわけで予想の発表。

 


 

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新潟2歳ステークス 2021の印

【本命 ◎7 クラウンドマジック】

初戦はレースレベルもよくわからずこの馬も完全に伏兵の扱いだったが、地力の問われる中京マイルで一頭だけ全く違う脚色で差し切って勝利。普通に強いパフォーマンスでしたし、2着馬ラクスバラディーは次走で新潟マイルの2歳レコード戦で差のない2着、5着馬も次走で新潟芝1400mの2歳レコードで勝利というのを見ればレベル的にもそれなりにだったんじゃないだろうか。

どちらかというと母父ヴィクトワールピサの特徴が出ているような馬で、溜めて溜めてズドンと最後に脚が使えるようなタイプか。この鞍上はそういうタイプに乗る時は決め打ちで差しの一発を狙ってきますし、とにかく決め手ある馬が走りやすい新潟2歳ステークスはこういう馬が穴を開けるイメージが強い。

外目の枠が引けて初戦(マイルの距離で)の上がり最速というのはこの馬とアライバルの2頭しかいませんし、あちらが断然人気ならば妙味を考えてもこの馬が最も期待値高いんじゃないでしょうか。

 

【対抗 ◯8 アライバル】

超スローペースではあったが新馬戦は相当なハイレベル戦だった感じ。2着馬プルパレイは次走で新潟マイルの2歳レコードで勝利、3着馬ホウオウパレードも土曜の未勝利戦で勝利、4着馬マイシンフォニーも次走でほぼ差のない競馬で2着でしたし、5着馬グランドラインも次走で未勝利を勝ちました。そんな相手に楽々と突き抜けた内容を見てもこの馬は普通に強いはず。

初戦内容を見てもセンス抜群に見えますし、ペースやレースレベルが上がってもあっさりと対応してきそう。枠順も末脚を活かしやすい絶好枠に見えますし、鞍上もルメールなら普通にこの馬は堅いんじゃないでしょうか。人気馬ではこれが信頼できると思います。

 

【△1 セリフォス】

いかにもな典型的なダイワメジャー産駒という感じで、しかも中内田厩舎となれば早い時期から動ける早熟タイプと見て良さそう。初戦レベルも高いので普通に考えれば評価できそうだが、今回は馬場を考えてもこの1枠は最悪な印象。まず間違いなく馬場の悪いところを通ることになりそうですし、馬群の中で揉まれる競馬になるとダイワメジャー産駒らしい持続力も無駄になるかも。インでもがいているうちに外からビュンと速い上がりを使える馬に交わされるイメージです。

 

【△2 クレイドル】

初戦はなかなかのハイレベル戦をしっかりと勝ち切った感じ。ただ使った上がりは3位でしたし、レースぶりを見てもいかにもなクロフネ産駒でスパッとはキレなそう。外目を伸び伸びと走らせたほうが良さそうな馬で、今回は揉まれこみそう+馬場の悪いところを通る内枠はマイナスか。福永騎手ならこの枠からでもリカバーして外に持ち出しそうですが、そのためには一度下げる必要がありそうですし、あんまりキレる脚が使えなそうなこの馬は下げたことで差し届かない可能性が高いと見ます。

 

【△3 ウインピクシス】

持ったままで後続を突き放した初戦の内容は圧巻。普通に札幌2歳Sに行けば有力な馬だったと思うが、距離短縮で新潟2歳Sを使ってきたのは驚き。普通に考えて父ゴールドシップ×母父ロージズインメイなら直線での決め手勝負が合うとはあまり思えないが・・・

 

【△5 スタニングローズ】

走法を見ても明らかな一本調子のスタミナ型で、父キングカメハメハ×母父クロフネの血統イメージ通りにスパッとはキレない持続力タイプだろう。父or母父にサンデーサイレンス系を持たない馬は苦戦しているレースですし、新潟マイルの決め手勝負では厳しそうな感じ。ここ2戦を見てもかかり癖もあるのでなかなか難しい馬でもあります。

 

【△6 オタルエバー】

初戦はコリエンテス、プルサトゥーラなどハイレベルなディープ産駒が揃った一戦を逃げて大楽勝。時計も普通に優秀に見えますし、素質自体は相当高いと考えていいだろう。

ただ、初戦は前半から中盤まで全くプレッシャーを受けずの逃げでしたし、前走は開幕週で今回は開催後半。陣営コメントを見ても逃げる競馬を示唆していますが、新潟2歳Sで逃げた馬は過去20年で(0-1-1-18)と最悪な成績。今回はなんだかんだで後続からのプレッシャーを受けての逃げになりそうですし、前走の指数や着差だけを鵜呑みにするのは危険な感じがします。

 

【△11 コムストックロード】

初戦はまずまずメンバー揃ったクレイドルの新馬戦で4着。まだ動ききれなかったのはあると思うが、それでも最後にちょっと伸びを欠いていた部分はネック。その後の2戦で1400mで結果を残しましたし、ダリア賞でも最後に伸び負けているところを見るとマイルへの距離延長はどうなのか。枠は良いと思うが鞍上柴田大知という点でトレードオフされる感じもします。

 

【消4 タガノフィナーレ】

デビューから2戦ともに超スローペースの逃げに恵まれた印象。血統を見ても母タガノミューチャンが1400m巧者だったようにマイルよりも1400mのイメージが強い馬。ダリア賞はメンバーレベルも高くなさそうでしたし、あの相手にスローであっさりと差されているようでは・・・

 

【消9 キミワクイーン】

初戦は超スローからの上がりだけの競馬で勝利。加速ラップでの勝利なので強い可能性はあると思いますが、かなりのピッチ走法でまず間違いなく短距離馬と見て良さそう。ロードカナロア産駒は結局スプリンターばかりですし、母系を見ても母チェリーペトルズがスプリンターで母母父がサクラバクシンオー。こんな血統となるとまず間違いなくスプリンターだろう。

 

【消10 サイード】

イベリスやベルカントの半弟でデビュー前の立ち写真を見ても馬体の迫力は抜群だがムキムキのスプリンターという感じ。初戦は小倉芝1200mの少頭数レースでの勝利で、今回は重賞挑戦で一気の距離延長となるとさすがに厳しいんじゃないだろうか。

 

【消12 グランドライン】

2戦目で未勝利を勝ち上がったが、ちょっと酷すぎるメンバーレベルだった感じで、そんな相手に超スローペースの逃げを打てて勝てた感じ。今回は普通に厳しいでしょう。

 

【推奨買い目】

ワイド 7→8 本線

三連複 7,8→1,2,3,5,6,11 本線

複勝 7 クラウンドマジック 抑え

単勝 7 クラウンドマジック ボーナス

馬連 7→8 本線 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは◯アライバルが堅軸と見て、そこから買えそうな馬を2列目に置いて、、、と印を打つ予定が買える馬と判断できたのが◎クラウンドマジックだけだった感じ。そういうわけでシンプルにクラウンドマジックの単複とアライバル相手のワイド馬連、三連複2頭軸流しを買ってみます。

KAZ: