目黒記念2020(東京芝2500m)の考察です。
5月31日に東京競馬場で開催され発走時刻は17:00です。出走馬はタイセイトレイル、オセアグレイト、ステイフーリッシュ、ボスジラなど。東京競馬場の芝2500mで行われるGIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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【1冠目皐月賞の成績】
1着コントレイル
(昨年12月ホープフルS以来の外厩仕上げ)
2着サリオス
(昨年12月朝日杯FS以来の外厩仕上げ)
今週は牡馬クラシック2冠目の日本ダービー！1冠目の皐月賞はコントレイルとサリオスのマッチレースとなり激しいレースをコントレイルが制覇！この2頭にはある共通点がありました！それは最近の競馬のキーワードである『外厩仕上げ』であったこと！その外厩情報に精通されている予想サイトがあったのでご紹介します！
5月23日(土)新潟9R/4歳上1勝C
1着タピゾー(4人気)
2着ユキノアンビシャス(5人気)
3着ウインドオブホープ(7人気)
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目黒記念 2020 考察
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レース傾向
日本ダービーよりも僅か100m距離が長いだけの条件で行われる目黒記念。ほとんど同じような条件ながら求められる適性やレース傾向は全く違ってきます。
まず色々なところで言われていますが、100m距離が長くなることで急坂を２回越えることになるためにスタミナがより要求されるのが東京芝2500mの特徴。ある程度キレも要求される東京芝2400mですが、100m距離が伸びただけで一気にスタミナ色の強いレースになってきます。
それに加えて、天皇賞(春)と宝塚記念に挟まれた時期に行われる中長距離レースで、なおかつハンデ戦という事もあって一線級の馬はほとんど出走してこない傾向。どちらかといえば切れないスタミナ色の強い馬ばかりが出走してくるので、そういった点からもスタミナ勝負になりやすいレースと言えそうです。
POINT1 → 東京芝2400mから100m距離が伸びる事で急坂を２回越えることになり、スタミナがより要求される。
POINT2 → GIに挟まれた期間に開催され、なおかつハンデ戦という事もあり一線級の馬は出走してこない。スタミナ色の強い馬ばかりが出てくるのでスタミナ勝負になりやすい。
レースラップ分析
毎年そこまで逃げ先行馬がいないメンバー構成になりやすいが、この時期の東京芝が超高速馬場だという事もあってか極端にペースが緩むことはない傾向。しっかりと道中でも追走力を問われた上で最後の直線での追い比べとなるので、東京芝2400mよりも立ち回りがあまり問われない豪快なロングスパート勝負になりがち。
今年もそこまで極端な逃げ先行タイプはいない感じだが、ある程度はペースが流れて持続力が要求される展開になると考えるのが妥当か。
POINT1 → 超高速馬場への意識もあってか毎年それなりにペースは流れる。スタミナが問われる事もあって、豪快なロングスパート勝負になりがち。
血統傾向
前述の通りで目黒記念は日本ダービーが行われる東京芝2400mから僅か100m距離が伸びただけの条件。そんなわけで基本的な好走血統は似たようなものがあり、クラシック血統と言えるディープインパクト産駒とキングマンボ系の好走が目立っている。
ただ、日本ダービーのようにこれらクラシック血統に母系もスピード系というような馬ではスタミナ切れする感じで、それよりも欧州的なスタミナ血統を掛け合わせたような馬の好走が目立っている。その中でも特に顕著に好走が見られるのがトニービン＝グレイソヴリンの血統で、もう目黒記念においてはトニービン＝グレイソヴリンを持っている馬は全て買うぐらいの意識でも良いかもしれない。
POINT1 →ディープインパクト産駒とキングマンボの２大王道血統がここでも中心。
POINT2 →ダービーのように母系もスピード系という馬はあまり走らず、欧州的なスタミナ血統を持った馬が有利。
POINT3 →欧州的なスタミナ血統の中でもトニービン＝グレイソヴリンは毎年のように激走している特注血統。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の目黒記念の想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）
| 人気 | 馬名 | オッズ |
| 1 | タイセイトレイル | 4.8 |
| 2 | オセアグレイト | 6.0 |
| 3 | キングオブコージ | 6.4 |
| 4 | ステイフーリッシュ | 7.2 |
| 5 | ボスジラ | 8.8 |
| 6 | ウラヌスチャーム | 9.3 |
| 7 | ニシノデイジー | 14.5 |
| 8 | ノーブルマーズ | 15.6 |
| 9 | アイスバブル | 17.7 |
| 10 | アフリカンゴールド | 18.4 |
| 11 | ゴールドギア | 22.0 |
| 12 | バラックパリンカ | 25.4 |
| 13 | ミスマンマミーア | 28.0 |
| 14 | ミライヘノツバサ | 46.0 |
| 15 | メートルダール | 52.0 |
| 16 | ミュゼエイリアン | 95.0 |
| 17 | サトノクロニクル | 105.0 |
| 18 | パリンジェネシス | 155.0 |
近走成績が安定しており、なおかつデムーロ騎乗でトニービンとロベルトを持っていてアルゼンチン共和国杯の好走実績もあるタイセイトレイルの１番人気は確定か。後は大混戦のオッズになりそうで、まだ騎手が発表されていない馬にレーンでも乗ろうものなら一気に２番人気ぐらいになっても驚けない。
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＜推奨根拠＞
この馬はとにかく内枠を引いて馬群の中で集中力を溜める競馬をしなければダメなタイプ。AJCCではこの騎手らしい早めに動く競馬で良さが活かせなかったが、前走は内枠で溜める競馬ができて前進。今回は距離延長は良さそうですし、これに似た条件の日本ダービーであと一歩の競馬ができている点はプラス。あんまりこの騎手があっている気はしませんが、内枠さえ引くことができれば本命候補です。
一方でちょっと危ういと思っている馬はこちら。
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戦績からも明らかに人気になると思いますが、この馬は長距離で連勝してきているとはいえどれも超スローペースで立ち回りと瞬発力だけで勝ってきたもの。今回はさすがに一線級のスタミナが問われると思いますし、父が短距離スピードタイプのこの馬にそこまでのスタミナがあるか疑問なところです。
徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」のご紹介
さて、2020年も5月になりました。
月初になったということで徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」の新規読者募集をさせていただきます。
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ただ丸乗りでいいや、という方は合わないのでご遠慮頂いた方が良いと思います。そうではなく「もっと競馬を知って当てたい！」「もっと競馬を楽しみたい！」という能動的思考の方にお読みいただきたいと思っております。
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【火曜日】先週の重賞回顧
火曜日に先週の重賞回顧を配信します。後ほど下記に詳細を書いておりますが、金曜日に配信する重賞まとめデータに結果を書き入れた形のPDFファイルとしても配信します。
【水曜日】地方競馬の重賞予想
地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、水曜日にメルマガにて予想を配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
【木曜日】中央競馬の全レース回顧
木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
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そんな、文章でのボリューム満載なレース回顧に加えて、、、
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正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。
これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。
ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
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最近では海外競馬の馬券もPATで購入できるようになりました。海外競馬のレース予想に関してもメルマガにて配信します。こちらは実施が不定期なので配信日はその時々になりますが、メルマガをご購読いただければ海外競馬まであなたの競馬ライフをカバーいたします。
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