京都金杯2021(中京芝1600m)の考察です。
1月5日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はシュリ、ピースワンパラディ、サトノアーサー、ケイアイノーテックなど。中京競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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京都金杯 2020 考察
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レース傾向
一年の最初にマイルの距離で行われる京都金杯。例年はその名前通りに京都競馬場で行われるレースだが、今年は京都競馬場の改修に伴い中京競馬場で開催される。そんなわけで一応は過去5年のレース傾向は載せたが参考程度にしてもらいたい。
京都競馬場で開催していた際の京都金杯は圧倒的に内枠有利の傾向が有名だった。今年は中京競馬場で行われるということで内枠有利のバイアスにはならなそう。昨年末からAコースの継続開催になりますし、馬場読みが非常に難しい開幕週になりそうな感じはします。
POINT1 → 京都開催時は圧倒的に内枠有利なレース傾向。今年は中京開催なので同じような傾向にはならないだろう。
今年の京都金杯は中京芝1600mでの開催になるので例年のラップ傾向は参考にできません。そんなわけで2020年の中京芝1600mの全てのレース（重・不良は除く）の平均ラップをとってみました。まとめた結果はこんな感じ。
12.6 – 11.1 – 11.6 – 11.8 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 12.0 (35.3 – 35.2)
この平均ラップをコース図を見ながら解説します。
中京芝コースの中では唯一の引き込み線からのスタート。そこから緩い登り坂が続いて３コーナー手前からは下り坂に。直線入り口に急坂があるにしても、全体的には平均的にラップで流れて淡々と進むのがこのコースの特徴。淡々と流れるペースについていける持続力と、そこから急坂を超えて長い直線を最後まで伸び続けられる末脚の質が問われる舞台です。
POINT1 → 中盤があまり緩まないので淡々としたペースになりやすい。しっかりとスピードの持続力は問われる。
POINT2 → その上で直線入り口に急坂があり直線も長い。末脚の質も問われる舞台だろう。
過去の血統傾向は参考にできないので、ひとまず前回開催の中京芝1600mの血統傾向はこのような感じ。ロードカナロア産駒の活躍が目立ちますが、そこまで極端な血統バイアスはありませんね。
過去2年の中京芝1600mでの好走傾向を産出（今回出走予定の血統に限る）するとこんな感じ。やはり直線の長いマイル戦ということでディープインパクト産駒の成績は非常に優秀。その後に続くのもダイワメジャー、ロードカナロア、ハーツクライなど、イメージ通りの血統が多いですね。マイルが得意なダイワメジャー＋主流血統が走っているという印象です。
参考までに同条件で行われていた昨年までの中京記念の血統傾向はこのような感じです。
やはりディープインパクト、ハーツクライ、ステイゴールドと言った主流血統の活躍が目立っていますね。
それ以外で注目したいのはダンジグを持つ馬がやたらに走っているということでしょうか。主流血統向きのコースと言っても、マイル向きのスピードと中京のタフな舞台をこなせる持続力は重要になりそうな感じ。その点で世界的に見てもタフな馬場でのスピード勝負に強いダンジグ系の血がよく走っているというのは納得です。
POINT1 → 直線が長くて坂がある根幹距離の舞台。過去のこの舞台の血統傾向を見ても主流血統（＋ダイワメジャー）の活躍が目立つ。
POINT2 → 同舞台で行われていた中京記念の血統傾向を見るとダンジグを持っている馬の活躍が目立っている。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の京都金杯の想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）
| 人気 | 馬名 | オッズ |
| 1 | シュリ | 3.7 |
| 2 | ピースワンパラディ | 3.8 |
| 3 | トリプルエース | 6.3 |
| 4 | サトノアーサー | 8.4 |
| 5 | ケイアイノーテック | 9.2 |
| 6 | タイセイビジョン | 10.5 |
| 7 | レッドガラン | 14.6 |
| 8 | ロードマイウェイ | 16.8 |
| 9 | ボンセルヴィーソ | 18.3 |
| 10 | ラセット | 24.5 |
| 11 | レッドアネモス | 28.2 |
| 12 | エントシャイデン | 33.0 |
| 13 | ケイデンスコール | 45.0 |
| 14 | スマートオーディン | 58.0 |
| 15 | ブラックムーン | 94.0 |
| 16 | メイケイダイハード | 105.0 |
ここはコース実績もあって連勝中のシュリが1番人気になるか。2番人気もコース実績あって前走オープン勝ちのピースワンパラディでしょう。この２頭がちょっと抜けた人気になるような感じがします。
※今のレベルの高い競馬ファンたちに勝つためには事前にどういうオッズになるのかを把握しておくのが重要。あなたが買おうとしている馬が果たして穴で買えるのか、それとも穴人気してしまうのかは最初から考えておきましょう。というわけで、今年から玄人層に買われて穴人気しそうな馬をピックアップしておきます。
玄人人気ターゲット馬＝トリプルエース
まぁどう考えてもこの馬は人気するでしょう。もし福永騎手がそのまま継続騎乗だったら1番人気になってもおかしくなかったはず。団野騎手ということでnetkeibaのオッズで買えると思っていると蓋を開けて「あーあ」となってしまいそうです。
最後に現時点で面白いと思う馬をピックアップ！
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ボンセルヴィーソ
※なんだか最強の競馬ランキングが年末年始で稼働していない模様なので、今回はブログにて公開してしまいます。
＜推奨根拠＞
どう考えても前に行く馬が少ないメンバー構成。前半1000m=59秒台ぐらいで落ち着きそうですし、なんだかんだで開幕週の馬場なら前は止まらないだろう。
もう何度も重賞で穴を開けている馬だが本当に毎度のように人気がないタイプ。1400mからの距離延長でマイル重賞で穴を開けるケースが多いですし、前走を見ても1400mでキレ負けしてからのマイルでかなり楽な先行策が取れそうなここは狙い目な感じがします。
一方でちょっと危ういと思っている馬はこちら。
↓↓↓
サトノアーサー
同じような左回りのマイル戦を勝ったことで人気になりそうですが、この馬は典型的な平坦巧者に見えます。ディープインパクト産駒の7歳馬でもう上積みもなさそうですし、何よりも前に行く馬が全くいないのでスローペースに泣きそうな感じが・・・
さて、新年にもなりましたし、、、
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＜第1章. 競馬をする上での心得＞
1-1 競馬は本当に勝てないものなのか?
1-2 公営ギャンブルの中で競馬は最も当てるのが難しい
1-3 いかにして回収率 100%の壁を越えるか
1-4 「勝ちたいならレース数を絞れ!」という定説への反論
1-5 まず何よりも先に帳簿をつける
＜第2章. 現代競馬予想概説＞
2-1 レースによる思考転換
2-2 穴馬を狙うことが競馬ではない
2-3 人気馬が走るレース、穴馬が走るレース
2-4 数学 I・A の知識が競馬には必須である
2-5 競馬力は地頭の良さに比例する
2-6 競馬予想とラプラスの悪魔
＜第3章. 現代競馬買い方概説＞
3-1 あなたは割り算ができますか?
3-2 当たる馬券しか買わない思考
3-3 予想と同時に買い方を考える
3-4 予想と同じ馬券しか買わない
3-5 座席を埋めるという買い方思考法
3-6 「本命→穴」と「穴→本命」は同じこと
＜第4章. 現代競馬買い方実践＞
4-1 2、3着固定馬券
4-2 行った行った馬券
4-3 枠順決め打ち
4-4 少頭数レース
4-5 断然人気馬からの馬連穴流し
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火曜日に先週の重賞回顧を配信します。後ほど下記に詳細を書いておりますが、金曜日に配信する重賞まとめデータに結果を書き入れた形のPDFファイルとしても配信します。
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※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
【木曜日】中央競馬の全レース回顧
木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
各競馬場ごとに前週に行われた全てのレースの詳細と勝ち馬の評価、そしてそのレースで不利を受けた馬や次走注目するべき馬、危険な人気馬などを全て網羅して配信しております。
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金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
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【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【不定期】海外競馬のレース予想の配信
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