京都金杯2020(京都芝1600m)の考察です。
1月5日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はダイアトニック、ソーグリッタリング、カテドラル、モズダディーなど。京都競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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京都金杯 2020 考察
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レース傾向
金杯は新年の到来を告げる非常に重要なレース。その中でも京都金杯は京都芝1600mという条件で行われる牡馬混合のハンデ戦になります。
このレースで何より重要なのはここ数年で明らかに傾向が変化しつつあるということ。今開催の京都芝は秋に使用していたCコースからAコースに変更されることで、ずっと使われていなかったインの部分にグリーンベルトができるというのが以前の常識。もう開幕してからの数週はイン先行馬しか馬券に絡まないような馬場になっていましたし、そんな馬場の開幕週に行われる京都金杯はもう内枠or先行馬以外は完全に無理というレースでした。
ただ、ここ２年ほどは京都の芝が秋開催から一気にタフ馬場化したことにより、１月の京都開催の馬場も全く違うものに変貌してきている感じ。2018年は少頭数でハイペースだったとはいえ、外枠の差し馬が上位３頭を独占。そして昨年も内枠の馬は壊滅で外目からスムーズに差し込んできた馬が上位に走りました。
そもそもの京都の馬場造りのベースが変わってしまったことにより、1月のAコース替わりでのインの優位性がほとんどなくなってしまった感じで、時計も出にくくなったために内外フラットな時計のかかるタフ差し馬場に変貌したと言っていいと思います。まだ京都金杯は内枠有利というプロセスでの予想が出回りそうな感じはしますが、もう今年に関してはその意識を捨ててタフ馬場に強くてスムーズに競馬ができそうなマイラーを狙うべきなんじゃないかと思います。
POINT1 → 以前は内枠先行馬しか来れない反則レースだったが、２年ほど前から京都の馬場造りのベースが変わったことで傾向が変化。
POINT2 → 内枠先行有利の馬場は消滅したと考えて良さそうで、それよりもタフ馬場をスムーズに競馬ができそうな馬を狙いたい。
とにかく京都金杯は内枠先行有利というのが誰もが知っている傾向なので、どの馬も先手を奪おうとして前半ペースは速くなりやすい。ただ、３年前まではそれでも前に行った馬やインをスムーズに通った馬が上位を独占していたが、馬場傾向の変化によってここ２年は淀みないペースで進んで外からの差し馬が台頭した。
今年もマルターズアポジー、ボンセルヴィーソ、メイケイダイハード、メイショウショウブ、モズダディーと前に行きたい馬がそれなりに揃った感じですし、まずスローペースということはなさそう。以前のように淀みなく流れてもイン先行馬が惰性で粘り込めるレースではなくなってきていますし、タフ馬場をスムーズに捌いて差し込める馬が有利になりそうだ。
POINT1 → 明らかに内枠先行馬が有利なレースだったので先行争いが激しくなりやすい。今年も先行タイプが揃ったが、傾向変わった今の馬場なら普通に差しが決まりそうだ。
血統傾向
以前の高速傾向のイン先行有利馬場の時は圧倒的にディープインパクト産駒が有利なレースだった。それが近年はタフ馬場化が進み、昨年も人気のディープインパクト産駒が何もできず。明らかにキレのある血統よりもタフなヨーロッパ寄りの血統の方が有利になりつつあるように感じます。
馬場傾向の変化以前からよく走っていたダンジグ＝デインヒルの血統は今でも特注血統と言って良さそうで、マイルに対応できるスピードとタフ馬場をこなせる適性のどちらを兼ね備えているので走りやすいんだと思います。
POINT1 → 馬場傾向の変化で欧州向きの血統がよくなってきている感じ。欧州の快速血統ダンジグ=デインヒルは特注血統だろう。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の京都金杯の想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）
| 人気 | 馬名 | オッズ |
| 1 | ダイアトニック | 4.7 |
| 2 | ソーグリッタリング | 5.1 |
| 3 | カテドラル | 6.0 |
| 4 | サウンドキアラ | 8.1 |
| 5 | モズダディー | 9.5 |
| 6 | ドーヴァー | 9.8 |
| 7 | ストロングタイタン | 13.5 |
| 8 | メイショウショウブ | 17.8 |
| 9 | オールフォーラヴ | 18.2 |
| 10 | エメラルファイト | 24.5 |
| 11 | ハッピーグリン | 31.0 |
| 12 | エメラルファイト | 32.5 |
| 13 | ボンセルヴィーソ | 37.0 |
| 14 | マイネルフラップ | 66.0 |
| 15 | マルターズアポジー | 93.0 |
| 16 | タイムトリップ | 155.0 |
| 17 | メイケイダイハード | 167.0 |
| 18 | プラチナムバレット | 255.0 |
スワンステークス勝ちのダイアトニックが１番人気の可能性が高そう。安定しているソーグリッタリングやマイルCSで上位に好走したカテドラルも人気になりそうです。
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血統を見てもある程度タフな馬場ならこなすタイプ。スッと動ける反応の速さが売りで、今のタフ馬場で行われる京都金杯で末脚を活かすのはいかにもハマりそう。ある程度人気にはなるだろうがこの馬が堅軸な感じがします。
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1-3 いかにして回収率 100%の壁を越えるか
1-4 「勝ちたいならレース数を絞れ!」という定説への反論
1-5 まず何よりも先に帳簿をつける
＜第2章. 現代競馬予想概説＞
2-1 レースによる思考転換
2-2 穴馬を狙うことが競馬ではない
2-3 人気馬が走るレース、穴馬が走るレース
2-4 数学 I・A の知識が競馬には必須である
2-5 競馬力は地頭の良さに比例する
2-6 競馬予想とラプラスの悪魔
＜第3章. 現代競馬買い方概説＞
3-1 あなたは割り算ができますか?
3-2 当たる馬券しか買わない思考
3-3 予想と同時に買い方を考える
3-4 予想と同じ馬券しか買わない
3-5 座席を埋めるという買い方思考法
3-6 「本命→穴」と「穴→本命」は同じこと
＜第4章. 現代競馬買い方実践＞
4-1 2、3着固定馬券
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4-3 枠順決め打ち
4-4 少頭数レース
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地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、水曜日にメルマガにて予想を配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
【木曜日】中央競馬の全レース回顧
木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
各競馬場ごとに前週に行われた全てのレースの詳細と勝ち馬の評価、そしてそのレースで不利を受けた馬や次走注目するべき馬、危険な人気馬などを全て網羅して配信しております。
そんな、文章でのボリューム満載なレース回顧に加えて、、、
エクセルファイルにて競馬場ごとに新馬戦から上級戦まで、全てのレースの結果情報、レース回顧コメント、先週の結果分析のタイムランク情報などを載せたデータファイルを毎週配信しています！
正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。
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【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【不定期】海外競馬のレース予想の配信
最近では海外競馬の馬券もPATで購入できるようになりました。海外競馬のレース予想に関してもメルマガにて配信します。こちらは実施が不定期なので配信日はその時々になりますが、メルマガをご購読いただければ海外競馬まであなたの競馬ライフをカバーいたします。
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