共同通信杯2019(東京芝1800m)の考察です。
2月10日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はアドマイヤマーズ、クラージュゲリエ、ダノンキングリー、フォッサマグナなど。東京競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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18年共同通信杯は1着指数4位、3着エイムアンドエンド10人気を指数5位にもってきてたコラボ指数。惜しくも2着サトノソルタス3人気を指数上位にしてませんでしたが、やはり指数上位馬の入線率は高いですね。17年は指数2位→6位→1位に選んだ馬が全て馬券になり3連単的中。16年は指数7位→4位→1位が入線し、指数7位のディーマジェスティも指数値30以下の好走予感馬になってました。
過去3年馬券になった10頭中8頭が指数上位でしたね。
18年、16年は配当も高く、そして共同通信杯は指数上位馬が80％きてるので今年も期待できそうですね。
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共同通信杯 2019 考察
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レース傾向
昨年こそただの立ち回りレースで伏兵が上位を独占して出世レースにはならなかったが、それ以前の結果を見てもスワーヴリチャード、ディーマジェスティ、リアルスティール、ドゥラメンテ、イスラボニータなど、クラシック競争で勝ち負けを後に演じることになる馬がズラリ。現代競馬においては最重要トライアルレースになってきていると言っていい。
皐月賞→日本ダービーと消耗度の激しいレースが２つ続く上で、その２つを戦い抜くために少し間隔を開けてここをステップとする馬が増えてきていることに加えて、やはり日本ダービーを意識して東京コースを使いたいという馬が多いんだろう。
今年もアドマイヤマーズという３歳ナンバーワン級の馬こそ出走してきたが、全部で８頭立てという非常に寂しいメンバー構成。３着内に優先出走権が得られるというレースではないだけに、アドマイヤマーズには敵わないと見て弥生賞やスプリングSに回った馬が多かったか。それにしても先週のきさらぎ賞もあの頭数で共同通信杯もこの頭数となるとちょっとJRAは３歳の番組改編を間違えた感じは否めない。
せっかくアドマイヤマーズという無敗馬が出てくるが、皐月賞→日本ダービーに向けてポテンシャルを図るには微妙なレースになってしまいましたね。
POINT1 → 現代競馬のクラシック最重要ステップレース。
POINT2 → ただ今年は少頭数で明らかにメンバーレベルが低い。
クラシックを意識した馬が出走してくる共同通信杯。わざわざこの時期に東京コースを使ってくるというのを見ても、日本ダービーに向けて東京コースで折り合って差す予行演習をしたい馬が多いという印象で、ビュンビュン飛ばして競り合うというようなレースにはなりにくい。
先週の東京競馬場の芝レース、そして東京新聞杯を見ても高速馬場ではあるが惰性でイン先行馬が粘れるような馬場ではなく、ロスなく立ち回ってしっかりとした決め脚を使える馬が有利な馬場という印象。おそらく共同通信杯も例年の傾向通りにスローをロスなく立ち回って決め手を発揮できる馬が上位にくると思います。
POINT1 → クラシックを意識した馬が多く、スローペースからの瞬発力勝負になりがち。
POINT2 → 今の東京芝は高速馬場だが決め手重視の馬場。ロスなく競馬ができて速い上がりが使える馬が有利か。
先週の東京新聞杯と同じく緩い流れからの速い流れを問われることが多い共同通信杯。そうなれば父か母父にサンデーサイレンスの血を持っている馬の成績が圧倒的なのは当然のこと。例外は昨年１着のオウケンムーンだけですし、それ以外の過去５年の好走馬は全て父か母父がサンデーサイレンス系でした。
そしてこちらも東京新聞杯と同様で、サンデーサイレンス系の中でも最上級の切れ味を持つディープインパクト産駒の成績が圧倒的。毎年のように馬券に絡んでいますし、今年も少頭数ながらディープインパクト産駒が複数頭出走しているので注目したいところです。
POINT1 → 緩い流れからの瞬発力勝負になりやすく、父か母父にサンデーサイレンスを持つことは必須条件。
POINT2 → サンデー系の中でも最上級の切れ味を持つディープインパクト産駒の成績が良い。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の共同通信杯の想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）
| 人気 | 馬名 | オッズ |
| 1 | アドマイヤマーズ | 1.7 |
| 2 | クラージュゲリエ | 4.2 |
| 3 | ダノンキングリー | 6.6 |
| 4 | フォッサマグナ | 9.7 |
| 5 | シュヴァルツリーゼ | 22.0 |
| 6 | ゲバラ | 31.0 |
| 7 | ナイママ | 36.0 |
| 8 | マードレヴォイス | 95.0 |
４戦４勝で２歳王者になったアドマイヤマーズの断然人気は確実。単勝1.5倍近くまでの人気になりそう。２番人気も距離適性を買われての逆転候補としてクラージュゲリエが抜けた人気になりそう。それを追いかけるのがダノンキングリーとフォッサマグナというような構図になるか。
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血統的にこの馬はパンパンの東京の良馬場だとキレ負けする気がします。鞍上も控えてじっくり脚を溜めそうな感じがしますし、このメンバーなら３着はあると思いますが突き抜けるまではどうでしょうか。
先週は東京新聞杯の印通りの大本線的中を筆頭に平場もバンバン当たって調子の良い週でした。今週末も重賞、平場どちらもバンバン当てる気概で頑張りますので、ブログ、メルマガ共々よろしくお願い申し上げます。
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木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
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ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
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【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
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