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京王杯スプリングカップ2022の予想を公開!

京王杯スプリングカップ2022(東京芝1400m)の予想です。

5月14日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はメイケイエール、スカイグルーヴ、リフレイム、シャインガーネットなど。東京競馬場の芝1400mで行われるGIIです。

 

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京王杯スプリングカップ 2022予想

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京王杯スプリングカップはどんなレースになりやすいのか?

東京芝1400mで行われる唯一の古馬混合重賞。芝1400mの距離はどのコースも同じような特殊条件というイメージを持たれがちだが、この東京芝1400mは他の競馬場の芝1400mとは違うレース質になりがち。

スタート直後が登り坂になるためにあんまりテンのペースが速くならず、坂を超えるとすぐにコーナーになるので他の競馬場の芝1400mに比べて前半ペースが速くなりにくい。下級条件から上級条件まで基本的に前半スローペースで緩い流れになることが多く、一昔前まではダイワメジャー産駒やフジキセキ産駒の先行馬を買えば自動的に当たるようなドル箱コースだった。

2010年代の中盤になると東京競馬場の馬場傾向が変わってきて差しが決まりやすくなった感じ。その影響は東京芝1400mにもあった感じで、以前は前残りが圧倒的に有利だった舞台が徐々に差しが決まりやすい舞台に変わってきました。過去5年のこのレースの結果を見ても、逃げ馬で馬券に絡んだのはダノンスマッシュだけ。それだけ決め手が重要なレースに変わってきていると言えるでしょう。

 

2017年、2018年、2019年は平均ペースで流れてズバッと差しが決まる展開に。2020年は超スローペースになって完全な前残り、2021年はビオグラフィーが引き離して逃げましたが2番手以下はスローペースで割と前残りの展開になりました。

東京の芝が差しが決まりやすくなってきているので平均ペースになれば十分に差しが決まるようになってきていますし、あんまり以前のイメージから前残りを狙いすぎるのはどうかと思います。

 

今年はどんなレースになりそうか?

今週で東京競馬場は4週目で、NHKマイルカップの日の馬場傾向を見ても外からの差しは決まりやすくなってきた感じ。関東地方は金曜日が終日雨模様で土曜の朝に雨が上がる天気予報。

かなり雨は降ったので時計はかかると思うが、レース中には降らなそうですし昼間は20度以上の気温になればメインレースの頃は標準レベルの馬場ぐらいになっていそう。今の東京競馬場の路盤の良さを考えても道悪馬場まではいかないか。ただ、先週の東京芝のレースを見ても徐々に外からの差しが決まってきていましたし、そんなタイミングで雨が降ったとなれば更に差しが決まる馬場になる可能性は割と高いんじゃないかと見ます。

12頭立てと頭数こそ少ないが、揉まれずに逃げたいリフレイムが内枠を引いて、その外からクリスティやビオグラフィーあたりも主張していきそう。極端な超スローペースにはならないと思いますし、近年の京王杯スプリングカップの差し有利の傾向や外が伸びそうな馬場を考えても、最後は外からの差しがズバッと決まるんじゃないかと予想します。

 

考察まとめ

【レース質】馬場傾向の変化に伴い末脚有利のレースに。<■□□■>

【狙えるタイプ】東京コース向きの決め手を備えた馬

【狙えるタイプ】雨馬場に対応できそうな馬。

 


 

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京王杯スプリングカップ 2022の印

【本命 ◎8 シャインガーネット】

折り合い面に課題があってマイルでは若干距離が長いのだが、1400mでしっかり折り合いをつけられれば現役最上位級の馬。実際に3歳時にはファルコンステークスで非常に強い競馬を見せていますし、とにかく1400mで折り合って競馬ができればというタイプだろう。

3歳春以降はマイルで距離が長くて失速したり折り合いを欠いてスムーズな競馬ができなかったりの連続。昨年の京王杯スプリングカップは折り合い重視で勝負を捨てるような最後方待機策で外から猛然と追い込んできましたし、その後のレースも1200mの距離が忙しそうな感じながら重賞やGIで差のない競馬ができている。

この馬は血統的にも本質的にはスプリンターではないはずで、1400ぐらいの距離で末脚を活かせる条件こそ最も合う舞台なはず。今回はベスト条件で雨が降って外からの差しが決まりそうな馬場も最高。12頭立てなら捌くのも楽ですし、頭数の割に先行馬はそれなりにいるので極端な超スローに泣く可能性も低いか。昨年不発に終わった外からの鬼脚が今年は炸裂すると思います。

 

【対抗 ◯10 ラウダシオン】

右回りコースだとダメなサウスポーで、なおかつ距離に限界がある上に追走スピードが問われるのもダメという好走レンジが非常に狭い馬。これまでの戦績で左回りコースの芝1400m条件に限定すれば(2-1-0-0)とパーフェクトな戦績。昨年の京王杯スプリングカップも勝ちましたし、もうこの馬は左回りコースの1400mだけ走る馬なんだろう。

近走も馬柱の見栄えは最悪だが、ゆったりとしたペースで流れた富士ステークスでは直線半ばの1400m地点までは見せ場十分の競馬。ほぼ1400mと言ってよかったサウジアラビアの1351ターフスプリントカップではスタートで出遅れて後方から外を回す競馬になって、最後はグイグイ伸びて4着好走。最後の脚色を見ても出遅れなければ勝ち負けだったはずで、その時の勝ち馬がソングラインということを考えてもまだ衰えはないはず。

今回は1年で1回しかない古馬混合の左回り1400mの重賞レース。この条件しか走らないこの馬は当然ここがメイチだと思いますし、雨が降って外が伸びる馬場になれば枠順も鞍上もハマりそうな感じがします。

 

【単穴 ▲4 スカイグルーヴ】

デビュー当時は中距離を走っていたが、気性の難しさがあって徐々に短距離にシフト。現状は1400mぐらいがちょうど良さそうで、前走はオープン昇級初戦で京都牝馬ステークスでいきなり2着に好走。牝馬限定の非根幹距離戦ではあったが、1着ロータスランドが次走で宝塚記念2着、4着シゲルピンクルビーが次走でオープン勝ちなら上位勢のレベルは高かったか。

今回は東京コースになりますが、もともと東京コースの方が実績ある馬ですし木村厩舎なら関西遠征よりも地元の東京コースの方が良いはず。安定して走りそうな馬にルメール騎乗ですし、それなりに評価はしていいか。

 

【推奨買い目】

単勝 8 シャインガーネット (8倍想定) 本線

単勝 10 ラウダシオン (10倍想定) 本線

ワイドBOX 8,10,4 本線

馬単BOX 8,10,4 本線

三連複 8,10,4 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは買えるイメージが明確に湧くのが3頭だけだったので3頭BOX馬券にします。スカイグルーヴはあんまり勝ち切るイメージが湧かない上に単勝オッズも安くなりそうなので、◎シャインガーネットか◯ラウダシオンに突き抜けてもらいたい。その上で印うった3頭で上位独占してもらえれば、、、という買い方にしてみます。

 

KAZ: