【本命 ◎2 スタニングローズ】

デビュー戦、2戦目のレース内容、指数などは平凡だったが、いかにもノーザンファーム産の良血らしく使って行ってパフォーマンスを一気に上げてきた印象。特に3戦目が超ハイレベル戦で後方から脚を余しての強い内容でしたし、今回断然人気になるセリフォスともそこまで能力的な差はなさそう。

前走は超スローペースの展開を1枠で包まれて追い出しが遅れるレースぶり。血統的にも上位２頭に瞬発力の差では厳しいかと思っていましたが、結果的には最速上がりで完全に脚を余しての3着。もうこれは力負けというよりは展開のアヤで済ませた方がいいレースだったか。

今回のメンバーはかなり強いと思いますが、どの馬も右回りが初だったり関西輸送が初だったり急坂が初だったりなど、それなりに不安要素はありそう。この馬は阪神マイルの経験もあって関西馬なので輸送もない。能力は3戦目の内容から証明済ですし、今回は荒れ馬場のおかげで直線で馬群もバラけそうなので詰まることはないはず。ここはなんとか結果を出して暮れの大舞台に進んでいってほしい。

【対抗 ◯6 セリフォス】

新潟2歳ステークス勝ちというので世代最上位マイラーであることは今更言うまでもない。陣営コメントや川田騎手のコメントを見ても相当に難しさがある馬で、いくらダノックスとの信頼関係があると言っても2連勝で重賞を勝っているこの馬を捨ててダノンスコーピオンを選んだという点は引っかかる。川田騎手の中では何か大成しない不安を察知していたんじゃないだろうか。

今回は初の右回り、前に壁を作れない競馬、乗り替わりと不安要素が揃いますし、正直今の藤岡佑介騎手は川田と比べると相当な鞍上弱化だろう。出遅れてスローで脚を余しての3着、前に壁を作れずで折り合い欠いて失速、という可能性はそれなりにありそうな感じがします。

【単穴 ▲7 プルパレイ】

未勝利勝ちは新潟で圧巻のレコードとはいえ2着ラクスバラディーはいまだ未勝利を勝てず。馬場の恩恵が大きかったレコード勝ちか。アスター賞は超スローペースで展開がどハマりしていますし、今回はハイレベルなメンバー相手にどこまでやれるか。一方で相手なりに渋とく走りそうなタイプで、血統表を見なければセリフォスじゃなくてこちらがダイワメジャー産駒かと思うほど。ほぼ間違いなくスローの楽逃げが打てそうですし、3着ぐらいには粘り込んできそうな感じがします。

【△1 ソネットフレーズ】

ボーデンの半妹という血統背景で、初戦のレースぶりや厩舎コメントを見てもかなり行きたがる所がありそう。今回は使った事に加えて初の関西輸送でテンションが上がりそうな予感。超スローでガツンと掛かる可能性はかなりありそうで、馬場の悪いインを通らされそうなのも微妙。

【△3 ドグマ】

初戦は小倉コースで圧巻の末脚を披露。芙蓉ステークスは完全に掛かって最後に失速していますし、今回は距離短縮と武豊騎手への乗り替わりは良さそう。まだどれくらい強いのかやマイルでどれくらいやれるのかはわからないが、未知な部分の多い2歳馬なら印を回した方がいいだろう。

【△4 ウナギノボリ】

サウジアラビアロイヤルカップは大きく出遅れて超スローペースを外を回してロスだらけの競馬。血統的にもスロー瞬発戦は得意ではなさそうで、この馬は地味ながら能力がありそう。ゲートというよりは二の足が遅いので今回も後方からになりそうで、スローペース濃厚と考えるとその点は気になる。

【推奨買い目】

単勝　2 スタニングローズ

馬連　2→6,7,1,3,4 (2,6のみ重ね買い)

三連複　2,6→1,3,4

三連単BOX 2,6,7

【買い目及び予想のポイント】

ここは◎スタニングローズが堅軸。デュガがいればもっと自信ありましたが、超スローになってしまうとどうでしょうか。相手はさすがに◯セリフォスは強いと思うのですが、藤岡佑介騎手というのはただ不安でしかないです。まぁ無難に馬券圏内には来るイメージを持ちつつ、藤岡騎手がやらかして２、３、４着になった場合には跳ねるように馬券は組み立てたい。

当初は三連単2頭軸マルチで買う予定でしたが、配当妙味がなさそうなので買い目と勝負度を変更。単勝7倍つくならなんとか単勝が当たってくれないでしょうか・・・