【本命 ◎8 アラタ】

突如としてタフ馬場の中山芝2000mで覚醒して未勝利勝ち。その勢いで臨んだ弥生賞でもタフ馬場で最後までしっかりと伸びており、走法を見ても一目瞭然で道悪巧者とわかるような馬だろう。

デビュー当初はタフ馬場専用機な感じで見ていたが、大幅馬体増を見てもここに来て一気に力をつけてきた感じ。近走は高速馬場でもスピード勝負でも関係なく好走できており、晩成血統がここに来て本格化してきたと考えるのが妥当だろう。

前走時点で「福島記念を勝ちそう」と回顧で書いていた馬なのでオープンに壁はないと思いますし、何より道悪タフ馬場は大得意に見えるので雨馬場はどう考えてもプラス。今回のメンバーでこの馬以上に道悪馬場が得意そうな馬はいませんし、ここは下手すると1番人気になると思いますが信頼していいと思います。

【対抗 ◯1 ショウナンバルディ】

これまでの戦績を見ても2000mぐらいの距離で急かさずに立ち回りセンスを活かせる時に好走。前半部分が速くならない中京コースが得意なのも納得ですし、血統的にタフ馬場も全く問題ない。今回は岩田康成騎手に戻れば七夕賞のように溜めてちょい差し競馬になると思いますし、土曜の雨馬場を考えても上位評価が妥当だろう。

【単穴 ▲9 アフリカンゴールド】

ずっと2200m以上の距離を使われていたが、4走前に2000mを使われて見せ場十分の4着。その後の2戦は攻めすぎた騎乗で脚が溜まらなかった感じで、この馬は2000mぐらいの距離で脚を溜めてこそなんだろう。前走はそれを踏まえての後方待機策を選んだが、超スローペースで後ろからの馬ではなすすべないレースに。今回は差しが決まるレースになれば大穴を開ける可能性ありそうですし、ステイゴールド産駒なので相対的に雨馬場が味方になる可能性も。

【特注 ☆2 ウインイクシード】

ハイペースで展開が向かない中で中山記念で3着に走ったのを見てもいまだオープンでは上位の存在。今年の福島民報杯は道悪馬場で惨敗しているが、これは馬場というよりハイペースが響いたもの。2年前の福島民報杯3着の内容からも極端に道悪馬場を苦手にはしていないと思いますし、他馬の末脚が削がれる分で前々で渋とい競馬ができるこの馬は有利になるか。

【△5 マリアエレーナ】

もともとローズSで本命にしようとしていた馬で、48kgで良馬場ならここもあっさり勝っておかしくない馬。ただ410kgそこそこしかない馬で道悪なタフ馬場は微妙。唯一しっかり崩れたヴィジュネルの未勝利もタフ馬場でしたし、今回も大雨の影響を受けそうな感じはします。

【△6 ラーゴム】

気性面が前面に出てしまっており今は競馬を一から教えている段階。前走もわざと最後方に下げて折り合いに専念していましたし、今回も同じような競馬になるか。そういう戦法でもオープンなら足りるかもしれないが期待値はあまり高くない。

【△7 ワイプティアーズ】

どうも揉まれ弱さがある感じの馬で、上がりがかかってなおかつ揉まれずスムーズな競馬ができた時のみ好走。近走はダイワメジャー産駒らしい先行力がでてきており、前走は超スローでキレ負けしたのが敗因という感じ。今回は雨馬場はプラスにできる可能性がありそうで、乗り方次第で大穴を開けても。

【△13 フランツ】

気難しいところがある馬でいつ走るのかはあんまりわからない。ただ揉まれ弱さがありそうなので外枠は良さそうですし、ディープ産駒の中では母系の血統背景からしても道悪馬場もそこそこ走りそうなので印は打っておいていいか。

【印まとめ】

【推奨買い目】

ワイド　8→1,9 (1相手は重ね買い)

馬連　8→1,9,2,5,6,7,13 (1相手は重ね買い)

三連複　8→1,9,2→1,9,2,5,6,7,13

【買い目及び予想のポイント】

ここは本格化しておりなおかつタフ馬場得意な◎アラタがいかにも条件合いそう。netkeibaの想定オッズでは6番人気だが、そんなものにしめしめと思わないで1番人気が当然と思って買う。

印は道悪馬場が合わなそうなアドマイヤビルゴ、レクセランス、ブラックマジックあたりの非力なディープはバッサリときった感じ。割られてもいいようにワイドは買いつつ、上手く馬連か三連複がハマって欲しい。