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【2016】日経賞 / 枠順&展開考察(ゴールドアクター、サウンズオブアース等の枠順は如何に)

今日は3/26(土)に行われる日経賞の枠順&展開考察を行います。中山芝2500mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。

 

昨日あった一番大きいニュースはヨハン・クライフ死去でしょうか。ちょうど品川のホルモン屋でYahooニュースで見て驚愕しました。それぐらいサッカーファンならびっくりなニュースだったかと思います。

現代サッカーはグアルディオラやクロップあたりが革新家として騒がれていますが、現代のサッカーの礎を築いたのは、ヨハン・クライフとアリーゴ・サッキの2人で間違いないと思います。ポジションという概念を破壊したクライフと、個よりも戦術を重んじたサッキのプレッシング戦術。これがなければ現代のソリッドなサッカーはなかったと思います。

ガンを患っていたというのは聞いていましたが、まさかこんなに早い死去となるとは驚きでした。デヴィッド・ボウイといい、死ぬはずないと思っていた人が死ぬというのは衝撃的なものです。

 

【2016】日経賞 予想考察

枠順考察

少頭数レースで枠順関係ないかなぁと思っていましたが、ゴールドアクターが外枠を引いたことは展開と隊列に如実に影響しそう。

全く逃げ馬がいないレースですし、位置取りを後ろにするぐらいなら吉田隼人騎手は逃げを選択するはずです。ゴールドアクターは折り合いを欠くことが全くありませんし、福永騎手が早仕掛けするはずもなく、ルメールも差し馬に乗れば直線入り口までは折り合い重視の戦法をとるはず。そうなればまず4コーナーまでは超スローペースのレースになりそう。

スタミナある馬やスタミナ血統ばかり強調されるレースですが、果たして今年はそんなレースになるのか、という考えはしておくべきでしょう。

 

展開考察

大外枠のゴールドアクターがある程度出していけば、内の馬は逃げたい馬がいませんし、自然とハナに立つようなレースになるはず。

マリアライトに乗るときだけはやたらとポジションを取りたがるので蛯名騎手はインの2番手くらいの位置になりそう。この位置でゴールドアクターを徹底マークする騎乗になるでしょう。

サウンズオブアースは福永騎手なのでスタートはポンと出るはずで、そうなれば自然と3、4番手くらいのレースになるはず。アルバートは出たなりの位置で折り合いに専念するんじゃないでしょうか。

まず、この隊列のまま4コーナーに突入してラスト4ハロンのみのレースになると思っています。その時にどんな位置にいて、コーナーで押し上げられる器用さとギアチェンジ能力があり、かつ直線でのガチンコ勝負を凌げるだけの強さがあるかが求められます。

 

今回のまとめと想定オッズ

最後に今回のまとめと私が独自に考えた想定オッズを書いておきます。

1 ゴールドアクター  2.2倍
2 サウンズオブアース 3.1倍
3 アルバート     5.2倍
4 マリアライト     5.8倍
5 ディサイファ        8.9倍
6 フラガラッハ    28.6倍
7 ホッコーブレーヴ  34.9倍
8 アクションスター 125.1倍
9 コスモロビン   217.8倍

ゴールドアクターは地味な血統で地味な騎手ですから単勝1倍台にはならないはず。ただ有馬記念1着の前走成績は輝かしいので2倍台前半くらいのオッズにはなるんじゃないでしょうか。

その次は有馬記念2着のサウンズオブアースでまず堅いでしょう。3番人気はマリアライトの気もしますが、前走がアッゼニ騎手のトンデモ騎乗で今回ルメールに乗り替わるアルバートはかなり玄人人気するはず。ここがマリアライトと並ぶくらいの人気になりそう。

ディサイファは距離不安をみんな思っているでしょうし、武豊→武幸四郎という明確な鞍上弱化もあるので人気はしないはずです。

 

今週は日経賞が一番の勝負レースになりそう。ここは強さとオッズのバランスがズレるレースになりそうで、かつ危険な人気馬もいる。その上で馬券的にも点数を絞れるレースになるのでここは狙ってみたいです。

 

ひとまずこのレースの本命馬は十中八九この馬です。

その注目馬の名はブログランキングで公開中

 

枠順は内でも外でも良かったですが、この枠を引いて番手の位置が取れれば血統的にも他の馬にはギアチェンジ性能で劣らないはず。

切れ味だけでなくとにかく長く良い末脚が使えるので、4コーナーでゴールドアクターに一気に並びかけて、直線では突き放して結構な差をつけて勝つ可能性もあるんじゃないかと見ています。

 

KAZ: