今日は3/26(土)に行われる毎日杯のレース考察を行います。阪神芝1800mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
そうだ、完全に忘れてましたが今週末はドバイミーティングもあるんですね。
土曜は夜遅くまで予定があるので新宿のホテル泊予定なので、ホテルで一人寂しく観戦になりそうです。それか誰かを無理矢理、新宿に呼び出して居酒屋で見るのも良さそう。
いつか一度はドバイに行ってみたいんですが、ドバイってお酒飲めない国ですよね。そこがネック。
7年前くらいにトルコに行った時も、法律に触れないかどうかドキドキしながらお酒を飲んだ記憶。イスタンブールって凄く好きな都市でまた近いうちに行きたいなぁと思っていましたが、いまはさすがにテロ続きで行きづらくなってしまいましたね。
久しく海外競馬を見ていないので、今年中にどこか大きいレースを見に行きたいところ。凱旋門賞は今年入ってもシャンティイなのでどうせ行くならロンシャンで見たいのでそれ以外。シンガポール国際招待もGIじゃなくなっちゃいましたし、意外に選択肢がないもんですね。どっかマイナーな国の競馬でも行きましょうか。
【2016】日経賞 予想考察
日経賞 有力馬考察
ゴールドアクター
スタートよし、折り合いよし、追ってからの反応よし。恐らく現役馬の中で一番弱点のない馬。距離で言えば1800m〜3200mくらいまで対応可能でしょうし、コースも平坦、坂など全く問いません。
今回の日経賞の舞台も有馬記念で制した舞台で適正は全く問題なし。先にも書いたように全く弱点のない馬なので、こういう馬に逆らい続けていると昨年のラブリーデイのようにただ負け続けるのみです。
今回は天皇賞(春)の完全な叩き台でしょうし、折り合い重視で少し溜める競馬をしてくるはず。弱点はない馬ですが、爆発的な末脚を使えるとかそういったタイプの馬ではないですし、多頭数だった有馬記念から少頭数になるのは向かないはず。まず確実に3着以内には入るでしょうし、勝ち負けに持ち込んでくると思いますが、爆発力ある末脚を使える馬に差される気はしています。
サウンズオブアース
有馬記念はデムーロの神騎乗で2着という結果。ただ昨年の日経賞も絶望的な位置から最速上がりで差してきていますし、この中山芝2500mという舞台はこの馬にとってベストだと思います。
ネオユニヴァース産駒なので純粋な瞬発力勝負では弱い印象。それは正攻法の競馬でラブリーデイにキレ負けした京都大賞典の結果を見ても明らかでしょう。だからこそ坂のある中山芝2500mくらいがちょうどいいんだと思います。
ただ菊花賞ではゴールドアクターに先着しているとはいえ、4歳時の成長力で完全に能力は逆転された印象。今回は福永騎手に変わりますし、爆発的な末脚でゴールドアクターを差し切るかと言われると正直微妙なところ。
マリアライト
いま思い返してみればエリザベス女王杯はとんでもなくレベルが高かったレース。中山牝馬ステークスの時にも書きましたが、、、
1着:マリアライト 有馬記念4着
2着:ヌーヴォレコルト 香港カップ2着
3着:タッチングスピーチ 京都記念2着
4着:ルージュバック 有馬記念10着 中山牝馬S2着
5着:スマートレイアー 東京新聞杯1着
6着:フーラブライド 未出走
7着:シュンドルボン 愛知杯8着 中山牝馬S1着
8着:クイーンズリング 京都牝馬S1着
このように未出走のフーラブライド以外は8着馬までが重賞で連対している結果に。その勝ち馬であるマリアライトは恐らく競馬ファンが思っているよりも数段強いと思っています。
ちょうどイメージ的にラキシスと被る馬で、牡馬と戦っても全く問題ないことは有馬記念で証明済み。その有馬記念も大外枠から出していかざるをえず、その上でゴールドシップに捲られて動かなければいけない状況での僅差4着。まず2、3着のサウンズオブアースやキタサンブラックよりも厳しい競馬をしており、いかにも大阪杯でキズナに勝ったラキシスの前年の有馬記念と同じ匂いがします。
中山芝2500mは条件戦の時に圧勝した舞台。父ディープインパクトですが母父エルコンドルパサーで、瞬発力を備えながらも最大の武器は末脚の持続力というこの馬にはベストの舞台に見えます。
ゴールドアクターが有馬記念の多頭数から少頭数になるのはマイナスだと思いますが、この馬は少頭数になることでディープインパクトの強みを活かせるでしょうし、何よりも前走よりスムーズに競馬ができれば数段パフォーマンスを上げてくるはず。
そもそもの能力でゴールドアクターに劣らないと見ているだけに、ここはまず勝ち負けになるんじゃないでしょうか。
アルバート
前走の有馬記念はアッゼニ騎手がゴールドシップと同じタイミングで動く、というトホホな騎乗での大敗。この馬の出世はモレイラ騎手とムーア騎手のおかげであった感じで、ルメール騎手に替わるのはプラスになりそう。
ただそれにより人気になるのも間違いなさそうで、マリアライトと同じくらいの人気になる気も。ステイヤーズSは確かに快勝でしたがメンバーレベルは微妙ですし、中距離の一線級とガチンコで戦って勝てるレベルの馬とは思っていません。
ディサイファ
前走は力の違いを見せつけて2200mのAJCCで快勝。正直、この馬は立ち回り勝負の馬だと思っていたので、7歳でこの舞台で勝たれるとは思ってもいませんでした。
陣営としても探り探り距離を使っている感じで、2200mで大丈夫だったから次は2500m行ってみようという感じの使い方。さすがにここを勝っても天皇賞に行くとは思えないが、春の大目標は恐らく宝塚記念なんだろう。
前走は勝利したとはいえ、2着馬スーパームーンと3着馬ショウナンバッハはGIIIレベルの馬。今回は有馬記念の1、2、4着が出走してくることから間違いなく厳しい戦いにはあんる。2500mも本質的には長いでしょうし、ここは苦戦必至。
日経賞はスプリングSほどではないですが結構自信があります。
能力比較しやすい上に有馬記念とは同じコースでも少し違ったレースになりそう。ゆったり流れつつ立ち回り力よりもポテンシャルを問われるようなレースになりそうで、そうなれば今回の予想オッズと能力はズレるレースになると思います。
もうこのレースはこの馬を狙えばいいんじゃないでしょうか。
先週のマウントロブソンにも美味しいお酒を飲ませていただきましたが、恐らく昨年一番美味しいお酒を飲ませていただいたのはこの馬のおかげ。個人的に好きな馬でもありますし、ここは圧勝で宝塚記念で人気するぐらいの走りを見せて欲しいです。そして結局「狙いどきは日経賞のときだったよね」という感じになる気がします。