今日は6/4(土)に行われる鳴尾記念のレース考察を行います。阪神芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
現在、夏〜秋にかけてのリプライサミットの日程調整中。最終的に東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の5会場開催となりそうです。詳細は来週あたりに発表しようかと思うのでもう少しお待ち下さい。一番最速での開催は札幌になるかと思います。
また、リプライサミットとは別で、この間の競馬大会議は共同イベントだったので全く時間足りず話せなかった現代競馬予想におけるエッセンス的なことを詰め込んだ講義イベントみたいなのを開催したいなぁとも思っています。こちらは東京限定とかになると思いますが、割と早めにサクッとやろうと思っています。こちらも詳細検討中なのでもう少しお待ち下さい。
【2016】鳴尾記念 予想考察
鳴尾記念 有力馬考察
ヤマカツエース
完全にラブリーデイと同じ匂いのする馬で、昨年の鳴尾記念→宝塚記念のローテーションで連勝したラブリーデイと同じパターンになっても全くおかしくない気がします。
前走の京都記念は敗因は馬場が全てと言える内容。中山金杯、福島記念の内容はただただ強いというもので、コーナー4回の2000mならば既にGIでも活躍できるレベルの馬になっていると思います。
前走はかなりタフなレースになったので、しっかりと間隔をとってここに照準。まずこの馬にとってベストと言える舞台ですので、なかなかここで崩れることは考えにくい。人気でも超堅軸と考えるのが無難か。
ステファノス
天皇賞(秋)で2着に来ているように能力ではGIでも通用する力はあります。コーナー4回の小回りコースも中山記念で3着がありますし、一瞬の決め手に秀でているこの馬なら今回の条件も問題ないはず。
ただ、藤原厩舎の休み明け仕上げは気になります。ストレイトガールの1件もそうですし、この馬自身も昨年の毎日王冠では後ろから完全にトライアル仕様の競馬で、照準は完全に天皇賞というような感じでした。今回も目標は完全に宝塚記念でしょうし、全幅の信頼は禁物か。
サトノノブレス
日経新春杯は前々でなだれ込んで3着。中日新聞杯も同じような競馬で1着。とにかくだらーーっという脚を使わせれば粘れる馬で、ディープインパクト×トニービンの配合の典型例のような馬です。
今回は前走の天皇賞(春)よりは条件が良くなりますが、日経新春杯、中日新聞杯よりは上位馬が強そう。それでも金鯱賞ではレベルの高いメンバーの中で3着に走っていますし、そこそこやれても良さそう。安易に評価は落とさないほうが良さそうです。
アズマシャトル
昨年の鳴尾記念はこの馬を本命にして三連複的中。小倉記念でも本命にして単勝勝負で勝ってくれたので馬券的相性はとても良い馬。その感覚から言えば今回は買い時ではなさそう。
というのも、明らかにジリ脚の持久力タイプで、休み明けからポンと走る気が一切しません。使われて使われて良くなってきそうで、陣営としてもベストは夏の小倉記念や函館記念あたりに持っていくように考えている可能性も。印には加えると思いますが、昨年と同じように行くとは考えていません。
パッションダンス
前走は大得意の新潟コースで重賞2勝目。とにかく新潟だけ走るコース巧者で、今回は阪神コースがどうかということでしょう。平坦コースの持続力勝負でとにかくバテずに走るのが特徴で、小回りコースだと一瞬の脚で負けそうな感じは否めません。
どれくらい人気するかですが、前走1着から人気するのであればバッサリ行ってもいいかも。
今回の鳴尾記念は少点数で本線とボーナスを買えそうなので、既に馬券の買い方もイメージできておりなかなか面白いレースになりそう。
今回のメンバーで一番信頼できるのはこの馬あたりでしょうか?
まずこの条件なら勝ち負けになると思います。今回はそこまで人気は被らないはずですし、素直にここは信頼していいんじゃないでしょうか。