今日は4/30(土)に行われる青葉賞のレース考察を行います。東京芝2400mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
明日は先週に引き続き横浜スタジアムに野球を見に行ってこようと思います。
ただ、今日は普通の座席ではないんです。スカイバーカウンター席という横浜スタジアムの内野席上段にあるボックス席で、6名テーブルになっており特典でなんと生ビール10リットルが付いてきます。
もちろんそんな席なので競争率は半端なくて、年間会員の先行予約でも発売されて一瞬で売れてしまいます。今回は友人が運良く座席を確保できたということで、中日ファン2名と横浜ファン3名と阪神ファン1名で見に行ってまいります。是非とも勝って野毛で美味しいお酒が飲めるといいなぁ。。。
今のところ天気予報が雨な感じなのが心配です。今週末のお天気同様に晴れで行ってくれると良いのですが。
【2016】青葉賞 予想考察
過去5年のレース傾向
日本ダービーと同じ舞台で行われますが、ここをステップとして日本ダービーで活躍した馬は、ウインバリアシオン、フェノーメのノ、アポロソニックの3頭のみ。最もダービー制覇に近かったフェノーメノは今見返してみると青葉賞の内容、時計が過去5年の中でも抜けていましたね。
こんな感じで同じ東京芝2400mで行われるレースながらダービーとの関連性がそこまでないのが青葉賞。そもそもトライアルレースなのでダービーのような厳しい流れにはなりにくい。その結果として東京芝を得意にしていてゆったりぬるま湯のようなレースが得意な馬が走るんですよね。イメージしやすいのは藤沢和雄厩舎の馬です。
ただ、今年に関してはちょっと様相が違うかも。というのも、皐月賞終了後に「今年はトライアル組の出番はなし」と書いたのですが、それを訂正させて欲しいほどに青葉賞のメンバーが豪華。この世代の3歳トライアル戦の中では弥生賞に次ぐくらいメンバーが揃いましたし、ここでの内容次第ではダービーの有力候補になって良さそう。
そしてその上でポイントになるのがマイネルハニーとノーブルマーズの2頭が出走してくること。今年の世代のトライアル戦はなかなかスローペースにならない純粋に実力が問われるレースが多いですが、ここもこの2頭が出てくるとなればスローペースになるとは思えず、能力通りに決まるレースになると思います。そうなればもちろん日本ダービーに直結するレースになるんじゃないでしょうか。
血統傾向
日本ダービーと同じ舞台ということで、日本ダービーを制している血統=キングカメハメハ、ディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライなどが無難に走ります。その一方で、トライアル戦なので本番では一歩足りないゼンノロブロイ産駒やシンボリクリスエス産駒も普通に走ってくるので注意が必要。
やはり東京芝2400mということでベタにグレイソヴリン=トニービンの血も良く走ります。ここ3年はロベルトを持っている馬の活躍も目立つので注目したいです。
レースラップ傾向
基本的には中盤が緩んで最後の直線勝負になるのが青葉賞のラップ構成の特徴。ただ先ほども書いたように今年はマイネルハニーとノーブルマーズが出走してきているので同じようなレースになるとは思えません。
マイネルハニーはまず飛ばしていくでしょうし、500万勝ちとスプリングSで2着の実績あれば恐らく賞金的にダービーも問題ないはず。ダービーで通用するかを試す正攻法の競馬をしてきそうな感じもします。ノーブルマーズはその2番手の競馬をすると思いますが、どの騎手もその2頭を意識したレースになるはずなのでそこまで極端なスローにはならないでしょう。
そうなれば恐らくはただ能力が問われるレベルの高いレースになる可能性が高そう。本当に強い馬はどれかわかれば当たるレースになるんじゃないでしょうか。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
プロディガルサンが1番人気ってことはないと思います。多分、ヴァンキッシュランかメートルダール、レーヴァテインあたりが上位人気になるんじゃないでしょうか。
それにしてもメンバーが揃いましたね。先週までの想定にはここにプランスシャルマンあたりの名前もありましたし、出てきたら本命も考えていましたがこの馬がいなくても十分にレベルが高そう。
現時点で青葉賞はこの馬に注目しています。
恐らく青葉賞はこの馬が勝つでしょう。前走見せたポテンシャルは重賞級というのは間違いなく、唯一トライアル組から本番で勝負になるのはこの馬だと思っています。前走で下した馬は次走でオープン戦を圧勝。ここも相手は揃いましたが、単系馬券で勝負するべき馬だと思っています。
余談ですがこの馬の母父を見るとDragon Ashをどうしても思い出してしまうんですよね。しかもアルバムは世代ど真ん中で若い頃に聞いていたので愛着が深いです。
偶然とは思えない感じでDeep Impactという曲がアルバムに入っていますし、ダービーが行われるのはちょうどユリが咲く時期。百合の咲く場所でこの馬が日本ダービーを制覇するってのもアリなんじゃないかと思ってきました。